日本語には『~色』という色名が一般的に存在するが、アスガル語で基本色・準基本色以外の色を表す際に“~[[kov]]”という複合語にはしない。例えば“ciehkov”(空・色)とはせずに“ciehbiev”(空・青、スカイ・ブルー)とする。 これは『虹色』などの特定の色とは言いがたい色でも同様で、この場合は“ciehrackov”ではなく“ciehracfeþ”と表現する。
アスガル語の基本色は9つある。但し、その内の1つである万色は実際には色とは呼びがたいが。 これらは文化的な理由により、常にこの順番で並ぶ。
上の9つの基本色の他に、準基本色が2つある。順番はどちらがどちらでも構わない。 これらは後から必要が生じた為に付け加えられた色であり、基本的には上の9色に準じた扱いを受ける。と云っても複合語の要素になる事が滅多に無いなど、やはり微妙に不遇なのではあるが。