受難の神リリシー
- 解説
- 不幸な星のもとに生まれ、ありとあらゆる不運に見舞われ続けながらも健気に生き続けた一人の女性を憐れんだライフォスによって神格を与えられた女神。
- 『不幸』『犠牲』の女神であり、万人の幸福を守る人柱たれと教える。
- 古代神の導きによって神格を得たにも関わらず、名前や存在すら知られていないことがほとんどで、小神ほどの力しか有していない。その理由は、『信者らが自ら進んで災いに身を投じることでこの世の不幸を集めて死んだリリシーの苦痛を和らげる』という教義ゆえに、教徒が進んで信仰を広めることが少ないうえに、教徒の多くが早くに命を落とすからである。
- 一般的に認知されておらず、布教もせずという性質のため、この女神を信仰するのはその神の声を聞いた者のみに限られ、その神殿の場所は啓示を受けた者のみが知ることができるという。
- 教義の中では蛮族への対応に関しては言及されていないため、蛮族や人族に関わらず徹底的な仕返しを奨励する過激な一面も持っている。
- 背に一対の翼を持つ傷付いた女性(天使)の姿で描かれる事がほとんどだが、潜水服のようなものを身に纏って星の海を泳ぐ様子が描かれることもある。
最終更新:2013年01月02日 14:32