126 名前:ほもしょた最後 1[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:34:18 ID:XPeNAeWf
「お願いです。カズマ君の恥ずかしいところやいやらしいところをたくさん、見せて下さい。」

口にした瞬間に火を吹きそうになった。顔全体が熱くて熱くて仕方ない。また目尻から一粒零れた温い涙が火照った頬を伝う。本当に、彼の乱れた姿が見たくて仕方なくなってくる。
「冗談だったのに」
カズマ君は吹き出すのを堪えながらクスクス笑った。眉頭を少し波形に歪ませて、本当に可笑しそうに笑ってる。
…騙された悔しい。だけど、そのカズマ君の笑顔は最高で、見れて良かったと思った。
一頻り笑った後にカズマ君が僕から体を放し、少しだけ距離をとる。………と言っても手を伸ばせばすぐ頬に触れられるくらいの間だ。
「おねだりされちゃったから仕方ないな…僕にどうして欲しい?」
「え……えーと…」
いざ聞かれるとどう答えればいいのか困る。てゆーかタンクトップから見える脇だけでも今の僕には抜けれる自身がある…

脳内で思い浮かべる彼の乱れた姿の映像。
タンクトップを鎖骨の辺りまで引き上げられ、日焼けの後が残る、上下する薄い胸板にはお互いの、どちらかの白濁の精液が飛び散っている。汗ばんだ顔に細い髪をまとわりつかせ、喘いでいる可愛い顔。
彼の両腕の手首を押さえ付け、彼を組み敷いている僕。

「……………………ッッ!!」

ぎゅうぅッと陰茎の根元を押さえ付ける。危うく妄想だけで果ててしまうかと思った。


127 名前:ほもしょた最後 2[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:37:23 ID:XPeNAeWf
「…………」
何も言わずにはぁはぁと息を切らしてる僕に痺れを切らしたのか、膝立ちになったカズマ君がタンクトップの裾にクロスさせた両手をかける。そのままぐい、と上に引き上げ、タンクトップを脱ごうとしていた。予想通りの、脂肪の少ない綺麗なお腹があらわになった。

「待って!!」
「?」
「タンクトップは脱いじゃ駄目だ!!」
「……………は?」
腕を前に出し全力で阻止する。ぽかん、とした表情から意味わかんない、と疑問が読み取れる。
「い、いや脱いで欲しい事は欲しいんだけどそんな最初からクライマックスだと色々惜しいってゆーか全裸はとっておくとして先に着エロってヤツを楽しみたいってゆうか」
「えっ………キモッ」
カズマ君がポロリと本音を溢した。…そうだよね、健全な男の子なら裸だけあればいいもんね…。僕のガラスのハートを傷付けてしまった事に気付いたのか、慌ててカズマ君のフォローがはいる。
「ごめん…大丈夫僕勝手に脱がないから。ちゃんとお兄さんの言うこと聞くよ」
「ありがとう……えっと、じゃあ、僕カズマ君のおっぱいが触りたい」
「………男なんでまな板ですけど」
「それでいいんだ、是非」
「ふーん…」
「いい…?」
「いいよ」


128 名前:ほもしょた最後 3[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:39:27 ID:XPeNAeWf
カズマ君が膝立ちで僕の足に軽く跨がる。
そして僕の片手を両手で掴み、手を重ねたまま胸元に乗せる。
薄い布越しにカズマ君の体温が伝わる。小さくとくとくと動く心臓の鼓動も感じ取れた。「どう?」
カズマ君は顔少し傾けつつ、悪戯っぽく感想を求めてきた。僕はあえて答えずに、空いた手もカズマ君の胸に添える。

感想。
…………ぺったんぺったんつるぺったん。
いや、見事に男の子のものだと分かる薄い胸だ。指先を少し撫ぜれば皮膚のしたに骨が浮いてるのが分かる。
服の下の、滑らかな皮膚に直に触りたい欲求が溢れでる。膨らみが無い以上、揉みしだく事は出来ないけれど…
片方の手にもカズマ君の手が重なった。添えられた手が熱い。思い切って、服の上から撫で回してみる。
まるで女の人の乳房を揉むみたいに、両手を軽く円を描くようにして触れていく。すると若干、乳首であろう部分が主張されているのに気付いた。
「ふっ、くすぐったいよ…」
カズマ君の暖かい吐息が、僕の顔にかかる。ゆっくりと呼吸を繰り返すカズマ君には、まだまだ余裕が伺えた。
両手を下に下ろし、お腹を布越しに指先で楽んだら、いよいよ指先をタンクトップの中に忍ばせてゆく。
「……………」
カズマ君は口を一文字に結び、無言になる。

129 名前:ほもしょた最後 4[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:42:30 ID:XPeNAeWf
ちょっと汗ばんだ、しっとりとしたきめ細かな肌の感触。手の甲を浮かせ、つつ、と指先だけをなぞらせてゆく。
腰、腹、へそ、あばら…と順に撫でていき、胸のポッチを指先で潰す。
「んっ…」
普段他人が触る様な事のない部分に触れられて、くすぐったさからか、カズマ君は目を瞑り身をよじった。
「カズマ君て肌キレイだよね、すべすべしてる…」
「………さっさとちんぽ握ったら?」
カズマ君が僕の下半身に目をやり、染み出来てんじゃん、と囁く。
「ッ痛っ!」
指摘された恥ずかしさから、つい撫でている両手に力がこもってしまい、乳首周辺を強く握ってしまった。
「………痛いよ…そんなに怒んなくてもいいじゃん」
優しくしてよ優しく、とカズマ君がぶつぶつ言う。ごめんわざとじゃないんだ…。
まさぐる手の形がはっきりと布に浮かんでいて、カズマ君はそれをじっと見つめたまま、僕から与えられる弱い刺激に耐えている。
それならと、固くなった乳首を指で摘まめば、カズマ君の上半身がぴくりと揺れた。
「…ねぇそれやめてよ、なんかじんじんする…」
「えっと、気持ち良くない?」
「……気持ち、いいけど…僕じゃなくてお兄さんを気持ち良くさせなきゃ意味無いのに…」
部屋が暗くて分かりにくかったけど…なんとなくカズマ君の顔が火照っている様な気がする。感じてくれているなら嬉しい。
…でも確かに僕のが限界かもしれない。ギンギンになっている僕自身は、カズマ君にご指摘された通り先っちょから我慢汁が染み出ていた。
「カズマ君、」
「………なに?」
「カズマ君の乳首、間近で見たいんですけど…」
「………っ」


130 名前:ほもしょた最後 5[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:45:29 ID:XPeNAeWf
少し潤んだ瞳で睨まれてしまう。カズマ君はタンクトップの中に手を忍ばせると、僕の両手を掴んで下ろそうとする。
「…ちゃんとしごいててよ」
そのために触らせてるんだから、とカズマ君が汗ばんだ手のひらを僕の股関に押し付ける。
しわの伸びたタンクトップにまた手を滑り込ませ、するすると裾を持ち上げてゆく。
鎖骨の下辺りで手を止め、甲に裾を掛けたまま見せつける様に胸を張る。
「……はい」
カズマ君の上半身が僕の目の前に現れた。
散々弄っていた乳首は薄い茶色をしていて、ぷっくりと固さを持ち続けている。
はだけた部分と裾を捲っている両手の色の違いが若干見て取れた。もともと彼はちょっと浅黒い肌の持ち主らしい。
強すぎないコントラストが少年の身体のいやらしさを引き立てている。
「……ほら、やってみせて」
顎で僕に指示をする。…なんか前から思ってたけど、この子少し女王様気質があるよな…
おとなしくズボンの中に手を入れようとすれば、「駄目。…ちゃんとズボンずらしてそれ取り出して」
見せてあげてるんだから、ちゃんと僕にもいやらしいの見せて。熱を含んだ視線が、僕のと絡まる。
「うぅ…」
半泣きになりながら寝間着のズボンに手をかける。トランクスごとゆっくりずらせば張り詰めた僕自身が弓なりに立っていて脱ぐのを邪魔してる。
裾をぐい、と持ち上げて膝の上のところまで下ろす。
びん、と起ち上がった陰茎が、空気に触れた瞬間ピクピクと震えた。
先走りがぷつ、と鈴口から膨らんできて、また僕をヤラシイ気分にさせる。

132 名前:ほもしょた最後 6[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:48:33 ID:XPeNAeWf
「お兄さん、興奮しすぎ…どうしちゃったの?」
カズマ君が熱っぽい吐息を交えながらに僕に囁く。
「うっ…く…」
全神経を股関に集中させ、陰茎に手を絡める。最初はゆっくり、先走りを竿全体に塗り付ける様にゆるゆると扱っていく。
「…………」
カズマ君はこんな僕の恥態をただ無言で眺めている。
「……ふ、っん…」
カズマ君の視線を感じながら、しごいている手のスピードを徐々に早めていく。目の前の少年を、オカズにしながら。
擦る度にクチクチと音を立てた。卑猥な水音が僕とカズマ君の耳を汚していく。
「…あ、あぁ、ぁぁっいいっ」
快感に酔いしれる僕の口はだらしなく開いていて、乾いた血の上にたらたらと涎を流してしまう。
何も考えられず、何も思い浮かばない。理性等とうに吹き飛んでしまっていた。右手から与えられる刺激と目の前の少年のはだけた姿。
溜まった精を吐き出すのににそんなに時間はいらなかった。

「………っ出るッ!!」

瞬間、カズマ君が目の前にいるのを思い出す。汚しちゃならない、咄嗟に空いた手で鼻血を拭ったティッシュを先っぽにくっつける。
びくびくっびゅるるッ
「…っはーっ、はー…」
酸素を求めて荒い呼吸を繰り返す。


133 名前:ほもしょた最後 7[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:52:18 ID:XPeNAeWf
酸素を求めて荒い呼吸を繰り返す。
ぽたぽたとティッシュで受け止めきれず行き場を失った精液が竿や床に垂れてゆく。…見つめてたカズマ君が驚きの表情を貼り付けたまま、固まっている。
ヤバい…最高に気持ちいい…。こんな興奮したのは産まれて初めてかもしれない。
たら、とまた鼻から血が流れた。でもそれを拭う気も起きない…。当てていたティッシュをゆっくり離せば、にちゃ、と音を立てながら白い糸を引いていく。
出したばかりなのに、白く汚れた陰茎は固さを失う気配がない。
ティッシュについた白濁を見て、思う。僕のオカズとなった彼の胸に青臭いこれを擦り付けてやりたいと思った。
ふとカズマ君の顔をみやれば、頬を真っ赤に染め、目を大きく見開いたまま表情が変わらない。ぽかんと口を開けたまま、微動だにしない。
じ、自分から見たいって言ってたくせに、いざ事を目の前にして過大なショックを受けてるのか。
それなら僕のが大ダメージだよ、なんだよ僕真剣にやってたのに!何か言ってくんなきゃ傷付くじゃん!!

口を開こうとしたその時、彼の白いハーフパンツが目に留まる。ん?と思えば布は押し上げられていて、中が膨らんでいる様に見えた。
……………ん?勃ててる?
硬直したままの彼を見て、数十分前の自慰現場を見られた彼の姿を思い出す。



134 名前:ほもしょた最後 8[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:56:25 ID:XPeNAeWf
「………………前苦しそうだね」
「ッ!?」
僕が何とはなしに呟くと、耳に届いたのかカズマ君がはっ!となって狼狽えてる。
「ち、違う。これは違う。絶対違う。」
違わねーよ、と頭の中で突っ込む。これさっきの僕と同じ状態じゃないか。
カズマ君は慌ててタンクトップをぐいっと引き下げテントを隠そうとする。
しかし今度は伸びたタンクトップの襟元から乳首が丸見えになり、僕の鼻からまた新たな血が滴った。
てか今回どんだけ血を流せば気が済むんだよ自分。男から血も精も絞りとる池沢佳主馬…恐ろしい子…

違う違うと首を横に振る彼に、先程から感じていた女王様は見る影を失った。代わりに僕に芽生えはじめたのは、とことん彼を泣かせてみたいという過虐心だった。

「どうしよう…母さん、どうしよう…」
小声でぶつぶつ呟く彼の頭に、ぽん、と左手を乗せる。
「大丈夫だよカズマ君、決しておかしな事じゃない。君くらいの年頃の子は、性的な事に対して敏感になってるんだ。」
「………………」
「君は別に僕に欲情しているんじゃない、他人の性的衝動に釣られてちょっと反応しているだけなんだよ」
「……お兄さん…」

多分、という言葉は飲み込んだ。瞬時に適当に作り上げた仮説は、性に対して不安を抱く少年に僅かな救いとなりえたらしい。
「…………」
しばらく考え込んでいるカズマ君を尻目に、僕は頭の中で次に取るべき行動を模索していた。
当初考えていた通り、大人としてこれ以上彼を変な道に走らせないようにするべきか。
しかし僕達は倫理的にかなりヤバい事を先程までしていたじゃないか。手遅れじゃないの……?いやいやまだ間に合う。
別に最後までヤっちゃったワケじゃないし。大体僕まだ童貞だし、男の子相手に最後まで出来るはずないじゃん。

135 名前:ほもしょた 最後 9[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:59:05 ID:XPeNAeWf
そうだよここが切り時だ。これ以上先に進めないんだから、あとは引き返すのみ──────

意を決してカズマ君に説得をしようと向き直したその時、既にカズマ君は次の行動に移っていた。

自分の右手の人差し指を唇に這わせて、まるで薄い唇の感触を確かめているみたいだった。
その人差し指を唇に挟んだかと思うと、指を根元まで一気に口の中に頬張った。
「!?」
意図が掴み取れない僕の事なんかほっといて、カズマ君は瞳を閉じて指をしゃぶる事に夢中になってる。
細く長い指の爪先は白くて、短く切られてて、いかにも少年の指、といった感じだ。
じゅる、と音を立ててしゃぶりながら頭を動かすカズマ君は、佐久間の家で見たAV女優が男優にしていたアレにしか見えなかった。
ちゅぱっ。と口から指を引き抜けば、てらてらと艶かしく光る小麦色の指があった。カズマ君がまた唇を寄せたかと思えば隣の中指もしゃぶりはじめる。まるで飴でも舐める様に舌を這わせたり、指先だけをちゅうちゅうと吸ったり。一本一本丁寧にしゃぶってゆく。
俯いたカズマ君の目は見えない。僕はなんだかおいてけぼりにされたまま、目の前の光景を網膜に焼き付けていた。
ふと、カズマ君が目を開けた。どきっとする僕の反応を面白がっているのかそうでないか、何も言わず指をしゃぶりながら目線だけをこっちに寄せている。
最後に親指に充分唾液を塗りつけ引き抜き、唾液にまみれた唇を舌で拭う。
「終わったよ」
濡れた指と指を擦り合わせれば糸を引く。何のための行為だったのかわからない僕には返答のしようがなかった。

136 名前:ほもしょた 最後 10[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:00:58 ID:XPeNAeWf
すると僕の視線を感じながら、カズマは濡れた右手をそのまま、ハーフパンツの中に侵入させようとしている。
「カ!カズマ君!?」
「…………何?」
「いや何っていや君…何しようとしてんの?」
「…………おなにー」
わざとらしく舌ったらずな声で答えるカズマ君に策士の顔が見えた。
「………いやいやいや、なんでだよ」
「アンタが言った。フェアじゃないって」
「………いやいやいや、おかしいだろ?」
「するとこ見たくないの?」
「………いやいやいや、そりゃ見たいけど」
「ここで止めてもいいけど、どうせ僕お兄さんで抜くよ?」
「………まじかよ」

指だけするりとパンツの中に忍ばせたまま、カズマ君は平然と答える。何やらいろいろ吹っ切れたらしい。彼の淡くほろ苦い青春の一ページは、始めからピンク一色に染め上げているらしい。
「ねぇ、見たいの見たくないの?」
顔を真っ赤にしながら上目遣いで問いてくる。ちょっと待てカズマ君これ本気じゃん。
カズマ君これで完全に男に目覚めてんじゃん。
カズマ君がこうゆうのクセになったらどうしよう。
カズマたんハァハァとか言ってる書き込み見て「いい。慣れてる」とか言いながら見知らぬ相手のオナニー想像しながら抜くような子になったらどうしよう。
あれこれ僕責任重大じゃね?池沢家の皆さんに殴り殺されてもしょうがないんじゃね?
………………ていうかこんな夜中にこんな事してる時点で死刑じゃね?

そんな僕の背筋も凍るような妄想なんか知るはずもないカズマ君は、さっさと第2ラウンドに突入していた。

137 名前:ほもしょた 最後 11[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:03:43 ID:XPeNAeWf
膝立ちのままパンツの中に右手を突っ込みくちくちとちんちんを擦る音がする。
「っふ、…ふぅ、ふっ…」
カズマ君の瞑った目から生理的な涙がつぅっと流れる。快感に身を委ね、腰を揺らしつつ自慰を繰り返す彼はあまりにも扇情的だった。
ずれたハーフパンツから浮き出た骨盤の形が覗く。一心不乱に快楽に浸る彼に、僕も自然と手を伸ばしていた。
「あっ」
ハーフパンツを掴んで一気に引き摺り脱がす。カズマ君が驚いて足を開いたため太ももの所で止まってしまったけど、小ぶりなカズマ君の陰茎を間近で見る事が出来た。
「………」
カズマ君が左手をズボンにかける。
新たな力を加えられぽさっ、とパンツが床に落ちた。
タンクトップ一枚で必死にしごく彼を、そのままカメラに写したい。多分毎晩世話になることだろう。
「ん、んぅ」
自分の姿にさらに興奮したのか、とろりと透明な汁が先っぽから出てきた。
汗を吸い込んだタンクトップが胸にぴったり張り付いている。乳首のポッチリが小さな影を作っている。
「ん、くぅ、あぅ…」
彼の目線が僕から離れない。涙目で誘う彼にもう僕は我慢が効かなくなってきた。
がっ!と彼の肩を掴みそのまま体重をかけ押し倒す。
「うわっ!?」
どたんっ!
大きな音を立ててしまったが気にしない。彼に覆い被さり、身動きを取れないようにする。
「ばか!離れろ!!」
じたばたともがく彼を思い切り抱き締める。小さな体がびくりと跳ねた。
「僕にも手伝わせてよ」
「はぁ!?」
「触れてもいいんだよね…」
「…ひっ!!」
小ぶりなカズマ君のちんちんをきゅっと握りしめる。べたべたするそれをそのまま優しくしごいていく。



138 名前:ほもしょた 最後 12[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:06:39 ID:XPeNAeWf
「やめ!止め…!!」
彼がハーフパンツを引っ掻けたままの膝を閉じようとするけど、力の抜けた足は上手く動いてくれない。
フローリングをかかとで蹴り抗議するが、そんな事をしたら誰か起きちゃうよ、と耳元で囁けば、おとなしくなった。
「っうぐ!!」
余った皮を軽く引っ張ればカズマ君が悲鳴をあげる。
「………っつぅ…!」
先を弄れば眉を歪め切なそうに泣く。
「……っあ、はぁ、はぁっ、はぁ」
段々とスピードを早めれば、息は荒く早くなっていく。

可愛なぁ。本当に可愛い。

カズマ君は何時しか腕を僕の肩にまわしていた。腰を浮かし、頭をいやいやと振り、涙を流し、頬を染め、唇から溢れた涎が一筋の線をつくる。
ハーフパンツは完全に脱げ、両膝で僕の体を挟んでいる。
……開いた片手で優しく頭を撫でた。汗に濡れた髪から、シャンプーのいい匂いがした。
「お、お兄さん、もうっ!だからっ!!」
回していた腕を解き、僕の胸を両手で押して引き離そうとする。
「………いいよ、気にしないで出していい」
「…………ぁあっ!!」

びくんっと、彼自身から精が放たれた。
それは僕の寝間着を汚し、彼の浅黒い肌も白く汚した。
荒く息を繰り返し、果てたカズマ君は目を瞑って余韻に浸っている。

そっと彼から体を放し、部屋に転がっていた彼の携帯を手にとる。

パシャッ。

それから簡単に操作し、携帯を閉じて元の場所に戻す。
表示されていた時刻は3時20分。もう寝なきゃ、と彼の体をティッシュで拭って綺麗にしてやり、タオルケットを掛けてやると、すぅすぅと寝息を立てて眠ってしまった。

「………これどうしよう」
僕は着ているパジャマを見て呆然と呟いた。「………干してある翔太兄ぃの服を借りよう………」

この部屋に来た時と同じようにそぉっと物音を立てないように、出ていく。

パソコンの電源は落としておいた。



139 名前:ほもしょた 最後 後日談[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:08:42 ID:XPeNAeWf
これはただの後日談。
次の日の朝。明らかに寝不足な僕とカズマ君を見てみんなを起こしに来たパジャマ姿の夏希先輩が二本の指を頬に当て不思議そうに首を傾げた。
翔太兄ぃが何でお前が俺の服着てんだよ!とぎゃあぎゃあと叫びまくり、カズマ君がうるさそうに顔をしかめた。
子供達は朝からドタバタとはしゃぎまくり、お母さん達が大声で名前を呼びながら捕まえようとする。
ご飯食べたらすぐに昼寝しよう、と呟いた僕に朝から食べて寝てたら豚になっちゃうよ、と万作おじさんが笑いながら口にした。
画像が送られて来なかったぞ…と端から聞いたら意味のわからない話をしている消防三兄弟の横を、素知らぬ顔で侘助おじさんが通っていった。

今日は朝から素麺です。いただきまーす!!とみんなが元気に一緒のタイミングで発した。
カズマ君が箸を手に取ろうとしたとき、ポケットの携帯が鳴った。なんだよ、とカズマ君が携帯を開けば、うわぁっ!!と大声を張り上げた。
カズマ、うるさい!
食事の時に携帯は置いておきなさい!
思った事を口々に話す皆さんの視線の先には、携帯を背中の後ろに隠し、顔を真っ赤に染め上げたカズマ君がいた。

食事を終えた後、僕はカズマ君に何発もゲンコツを喰らう事になった………。



おしまい。

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最終更新:2009年08月16日 20:35