289 名前:カズマ誘拐凌辱2-1[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:51:53
ID:???
「ごめんね、腕、痛くないかい?」
縛り上げた張本人の優しげな言葉に、佳主馬はどう反応していいものか悩んだ。
後ろ手に拘束していたロープが解かれ、跡が残っていないか確かめるようにすりすりと撫でられる。
足首も同様に解放され、佳主馬は四肢が自由になったことにひとまずの安堵を覚えた。
「キングカズマの大切な体に、傷でもついたら大変だからね」
血流の悪くなっていた手首をさする慎重な手つきにも、その言葉に嘘がないことが窺えた。
触れたいだけ、という言葉の通り、男たちは佳主馬の腕といい足といい髪といい、
まるで宝物に触れるように丁寧に撫でている。
時折、感嘆の溜め息が体に掛かって気持ちが悪いが、どうやら命を奪うどころか、
暴力を振るうつもりも全くないようだ。
(ひとまず安心…なのかな?)
見知らぬ男たちに捕らわれているという状況に変わりはないが、危害を加えるつもりがないと分かったことは大きい。
車に押し込まれてからというもの、ずっと緊張し続けていた体の力をふっと抜いた。
「あの…さぁ、お兄さんたちが僕のファンってのはよく分かったけど…いつになったら帰してくれるの」
「はあぁ…キングカズマの指だぁ…」
「…ねぇ聞いてる?僕は…ひゃっ!?」
佳主馬の右手をうっとりと撫でていた犬のマスクの男が、人差し指をぱくりと咥えた。
ぴちゃ、と音を立てて肉厚な舌で嬲る。
290 名前:カズマ誘拐凌辱2-2[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:52:46 ID:???
「やだ、何…っ!」
思わず出てしまった高い声に触発されたかのように、
それまで遠慮がちに撫でるだけだった他の男たちも競って佳主馬の体に舌を這わせ始めた。
煙草臭い舌が首筋をねっとりと舐め上げ、佳主馬はぞくりと鳥肌を立てた。
何とか逃れようともがいても、男の丸太のような腕に容易く捕まえられ、じっとりと執拗に舐められてしまう。
突き放そうと伸ばした手から舐めしゃぶられるのでは、佳主馬の抵抗はほとんど意味を成さなかった。
ゴム製のマスクが醜く歪み、下から髭の濃い口元だけが覗いて涎でべとべとになっている。
あまりの気持ち悪さに、吐き気がする。
「き、今日暑かったもんねぇ、佳主馬くんの汗の味するよ」
「あああ…カズマたんの指を舐めてるよォ…」
自分の体をくまなく舐めしゃぶっている男たちの常軌を逸した様子に、
佳主馬の背中を暑さからではない汗が流れ落ちた。
「気持ち悪い…ッ!やめろ、このヘンタイ!っうぁ…、」
罵倒の最中に弱い脇腹にまで舌を這わされ、情けない声が漏れる。
男たちの手や舌に揉みくちゃにされる内に、
ただでさえぶかぶかのタンクトップはほとんど脱げかけていた。
291 名前:カズマ誘拐凌辱2-3[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 01:54:58 ID:???
男たちの追求は露わになった小さな乳首にまで及び、
くりくりと指先でしつこくいじられて、佳主馬はくすぐったさに身を捩った。
「う、ン、やだ、やめてってばぁ…っ!」
「佳主馬くんの乳首、ちいちゃくて摘まめないよ…困ったな、はぁ」
困っていないどころか非常に嬉しそうに、涎を拭こうともしない男が溜め息を吐く。
ぷちん。
聞き慣れた音に、佳主馬はぎくりと身を強張らせた。
乳首に吸いつく男を何とか引き離そうとしている間に、
1人の手が佳主馬のハーフパンツのボタンを外していたのだ。
ジリジリとファスナーを下ろす音が、室内に妙に響いて聞こえた。
佳主馬の蒼褪めた表情をじっくり眺めながら、
両脚を抑える男がゆっくりゆっくり引き下ろしていく。
「やめろ!やめ…っ」
気付いた佳主馬が一層激しく身を捩るも、勝負は最初から見えていた。
5人掛かりで押さえつけられた佳主馬には止める手段などなく、
ハーフパンツは無慈悲にも、下着ごと膝までずり下ろされた。
つづく