445 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/08/22(土) 21:48:50 ID:NPyMLwSC
ケンジは夏希にキスをされて、気絶。陣内家の8畳の部屋で寝かされていた。
ケンジ
「。。。っあ!あれ!?」
夏希
「あ!ケンジ君!よかったぁ~。。。」
ケンジ
「せ、先輩!顔がちかっ近いです!!」
夏希
「あ、ごめんっ!」
ケンジ
「い、いえっ。ところで、今何時ですかっ?」
夏希
「んーとね、午後4時30分よ。」
446 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/08/22(土) 21:49:15 ID:NPyMLwSC
ケンジ
「午後4時30分。。。9時まで4時間30分ですっ。」
夏希
「っすっご~い!!暗記してるの?」
ケンジ
「いえ、引き算と足し算っていうのを応用してですね。」
夏希
「へぇー!ケンジ君って頭いいんだ!」
ケンジ
「。。。プフ、夏希先輩それ2回目ですよっ!」
夏希
「ええっ!ケンジ君、暗記してるのっ!?」
ケンジ
「。。。先輩、僕のこと、からかってるんですか?」
447 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/08/22(土) 21:49:55 ID:NPyMLwSC
夏希
「ふふっ♪ごめんごめん。あのさぁ、お詫び?といったらなんだけどさ、さっきの。。。続きしない?。。。」
ケンジ
「な、夏希先輩っ!?」
夏希
「もうっ、先輩はやめてよっ!」
夏希は、そう言いながらケンジの顔を覗き込むように、目を合わせた。
ケンジ
「っせんぱっ。。。ななな、なつなつ、夏希!!顔が近い!近いですよっ!」
夏希
「目、つぶってっ。」
ケンジ
「えええっ!まってくださいよ!」
夏希には聞こえていなかった。
ゆっくりと・・・着実に・・・、ケンジと夏希の唇は近づいていく。
夏希
「ケンジ・・・くん・・・。」
ケンジの唇に暖かい感触がした。
448 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2009/08/22(土) 21:50:43 ID:NPyMLwSC
ケンジ
「なっ!!すみませんが、これもバイト内容に含まれるんですかっ!?」
夏希
「えっ?バ・・・イト・・・・?」
ケンジ
「は、はい。先輩の偽装恋人のバイトって言ってましたよ・・ね?」
夏希
「・・・・・・え?」
ケンジ
「あと、聞いておきたかったんですが、このバイトって日給いくらですかっ?」
夏希
「・・・・・・・・・」
♪こころと、こころを~つなげて♪
ケンジ
「あ、すみません。ちょっと電話きましたっ!!」
佐久間
(おい、まだバイト終らねえの?w)
ケンジ
(ごめんごめん!いま、お給料もらったら帰るからさっ!)
佐久間
(うぃーっす、明日には帰ってこいよ?明日は俺たちの1周年記念日だろ☆)
ケンジ
(わかったよ・・・////)
ピ!
ケンジ
「夏希先輩っ!すみませんが、ぼくそろそろ帰りますね!あ、あとお給料はOZ経由で振り込んでおいてくださればいいですからっ!」
おしまい