532 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/10(木) 15:08:15
ID:???
「キング、やめろって…」
押しのけようとするも、その華奢な腕では強い圧力の前ではどうにもならない。
ぎゅっと痛くない程度に、しかし身動きできないくらい強く抱きしめられてしまう。
ふわふわと短くも柔らかい毛の海に顔をうずめる形となってしまう。
「いい加減に…んぅっ!」
いい加減にしないと怒るぞ、という言葉を言い終わるよりもはやく、キングカズマの口が
カズマの口を覆ってしまう。長い鼻先が相手にぶつからないように顔を傾け、そして強引に押さえ込む。
長くねっとりと暖かい舌が、カズマの口の中をこじ開けるように少しずつ少しずつ進入し、口内を舐めまわす。
たくさんの唾液が混ざり合い、そして口から溢れ出て唇、顎、そして首から胸元へと流れていき
一方は服に、そしてもう一方は柔らかい毛にそれぞれ染み込んでいく。
そのやり取りが数十秒続いただろうか。
キングカズマはカズマを押し倒し、その薄くて表面積が少なくて小さな衣服を強引に剥がそうとする。
抵抗しようとするが、その度に鼻先を自分の首元に押し付けられ、心地よさが全身を包み込み、力が抜け落ちていく。
「そんなにしたいの?」
カズマがジィッと見て問いかけると、キングカズマは見返して、耳を動かしながら首をぶんぶんと縦にふる。
好きという気持ちを素直にぶつけられると悪い気はしない。
だが、キングカズマは自分の分身でもある。彼が自分を好きだというのなら
それと同時に自分も同じぐらい彼を求めているという事になるのではないだろうか?
自己愛というやつだろうか? 自分は愛することと愛されること、どちらが苦手だったのだろうか?
そっと目の前のうさぎの頬をやさしく撫でてやると、嬉しそうな顔をして、キュウッと小さな鳴き声をあげる。
いつの間にか上の服は脱がされていた。平らだけどほんの少し出ている胸元を大きな手で撫でられる。
「んっ…ぁ……」
キングカズマの胸とカズマの胸が擦れあう。今までに感じたことの無いような感覚が飛び込む。
好きでもない人とするくらいなら、自分を好きでいてくれる目の前の相手に捧げるのも悪くはないかな?
熱くなってくる肉体に反して、落ち着いている頭の中で思考を巡らせているうちに
キングカズマの手はついにカズマのズボンにかかり、出っ張った股間に引っかからないように気をつけて
勢いよく脱がせ(省略されました。続きは脳内で補完してください)