894 名前:佳主馬にょた 1/5[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:04:04 ID:???

露になったすべすべした肌は、むき出しの腕よりは色が薄いけど、白いとは言えない。
佳主馬くんは元々色黒なのだろうか。
さっき触った時はよくわからなかった佳主馬くんの胸は、確かにふくらみかけていた。
服を着てしまえばわからないようなわずかなふくらみだけど…

待てよ、今まで男の子だと思っていたから気にしていなかったけど
普段着ている大き目のタンクトップから、実は胸が見えていたんじゃないか?
あのサイズでは、かがんだ時など上から横から覗き放題だったんじゃないか?

あらためて考えるとものすごい誘惑が僕のそばにあったことに気がつき、興奮と共にまた鼻血が…

「…どうしたの?お兄さん」

胸をじっと見つめたまま硬直している僕に、佳主馬くんが怪訝そうに声をかけてきた。

「な、なんでもないよ」

掴まれた手をそっとほどき、その控えめな膨らみを優しく撫でてみると、佳主馬くんがぴくっと身体を震わせた。
「んっ…」
その様子が可愛くて何度も撫でていると、気がつけば佳主馬くんが目に涙を溜めていた。
「ねえ、もっとちゃんと触ってよ。くすぐったいから」
じれったく感じているみたいで、何も履いていない下半身をもじもじさせている。

それじゃあと、僕は手のひらで撫でているうちに立ち上がった乳首をそっとつまんでみた。
「ひゃっ…!」
佳主馬くんがさっきより大きく身体を震わせ、可愛い声を上げる。

痛い、わけじゃないよね。

そのまま硬く立ち上がった乳首を口に含み、舐めたり舌で押しつぶしたり優しく噛んでみた。
「やっ…!あっ…ん…おにいさ…それ、やだっ…」
目に溜まっていた涙がこぼれて頬を伝う。

「イヤだった?」
佳主馬くんの涙を舐めとり、そのままそっと小さな唇を塞いだ。
軽く合わせただけで離そうとすると、佳主馬くんの舌が伸びてきて僕の舌を追ってきた。
「んっ…ふ…んん」


895 名前:佳主馬にょた 2/5[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:05:17 ID:???


最近の中学生はどこでこんなことを覚えてくるんだろう?
そんなことを考えながら、僕はふとさっきの会話を思い出す。

『…佳主馬くんは女の子と…キスしたことあるの?』
『あるわけないでしょ』

佳主馬くんは女の子だったわけで、女の子とはキスしたことないようだけど…

「は……、あのさ、佳主馬くん」
「…んっ…なに?」
やっと離してくれた佳主馬くんは熱に浮かされたような表情で僕を見つめてくる。

「念のため聞くけど…男の子とも、キスしたことないよね?」
僕の問いに、今更真っ赤になって小さく頷く。
「無いよ。お兄さんがはじめて」

あんまり可愛かったからもう一度キスして、そのまま首筋、鎖骨、脇と舌を這わせていく。
「う…んん…ぁ…っはあっ…!」
脇を舐めた時、一際大きく佳主馬くんが声を上げた。

「や、やだ。変なところ舐めないでよ…」
佳主馬くんはすごく恥ずかしそうな顔で僕の肩を弱々しく掴んでくる。
あまり腕に力が入らないようだ。
「なんで変なの?」
「…だって、そこ、汗かいてると思うし」

「だから舐めたかったんだけど」
「…!!バカ!変態!」

佳主馬くんは目に涙をいっぱい溜めて真っ赤な顔で叫んでるけど、
そんなに嫌がられるとかえって意地悪したくなっちゃうよ…。

と言うか佳主馬くんのどこもかしこも舐めたい気分なんだよね。
それも君がどこを舐めてもこんなに気持ちよさそうに反応するからだよ。

と、佳主馬くんのせいにしながら僕はお腹、太ももと下半身の方へ舐める場所をずらしていく。


896 名前:佳主馬にょた 3/5[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:06:18 ID:???


僕が下の方へ移動していくにつれ佳主馬くんは緊張しているようで、身体が大きく反応する。
「んっ…あ…はあっ…!」

「ここもすごく汗かいてるよ?」
内ももを撫でながら、もじもじしていた佳主馬くんの細い足を左右に開かせると、
直接触れていないのにその中央が湿っているのがわかった。
「…っ!…バカ」
恥ずかしそうに悪態をついてくるけど、抵抗する様子は無い。
そっと指で中を探ってみるともうかなり濡れている。

「ああっ!…ん…!お兄さん……やぁっ、な、なんか…」
「なんか?」
佳主馬くんは太ももを震わせながら閉じようとしている。
「なんか変だよぉっ…!そ、それ…きゅってなる…」
その言葉通り、そこはヒクヒクしながら僕の指を咥え込んでいる。
指を増やしながら内側を広げるように動かしていくと、ある場所で佳主馬くんの身体がびくびくっと跳ねた。
「ああああ…ッ!」
どうやら佳主馬くんの敏感な部分を刺激したようだ。

「もう、限界かも…」
そろそろ我慢できなくなって、僕は自分のズボンに手をかけた。
熱っぽい表情で荒い呼吸を繰り返していた佳主馬くんは、僕を見てこくりと唾を飲み込んだ。
僕のものは佳主馬くんの痴態によってすっかり勃ち上がっていた。

「痛くないようにするから…多分…」
佳主馬くんのそこはとろとろにとけているから大丈夫だとは思うけど、ゆっくりと腰を進める。
「平気…早く」
そんな僕の腕を小さな手で佳主馬くんが掴んでくる。

かなり濡れているから大丈夫だと思ったのに、思うように中へ入ることができない。
「…っう…く…」
佳主馬くんが眉根を寄せて苦しそうな顔をしているのでどうしようかと思っていると、僕の腕を掴んでいた手にさらに力が篭る。
「お兄さん…だ、だいじょうぶ…だから…ね…?」
僕は頷いて一気に腰を突き入れた。


897 名前:佳主馬にょた 4/5[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:08:10 ID:???


「あ、あ、ああああっ!」
佳主馬くんの全身が強張り、結合部から赤いものが一筋流れ出た。
「は、入った…」
僕は肩で息をしながら、ゆっくりと腰を動かした。

「ん…、はあっ…や、やぁ…」
佳主馬くんは両腕で顔を覆いながらいやいやと首を振っているけど、僕の動きにあわせて腰が動いている。

汗で顔にはりついている長めの前髪を左右に分けると、普段あまり見えない佳主馬くんの右目を見ることができた。
苦しそうな、でもそれ以上に気持ちよさそうな、恍惚とした表情を浮かべている。

「イヤじゃ、ないよね?」
佳主馬くんのイヤは、気持ちいい、だよね?
「や、わ、わからな…っ…ん、あ、わかんなっ…!」
快楽でうまく舌が回らないようで、舌足らずな口調で答える佳主馬くん。

「ふぁっ…あ、あ、あ…ん」
だんだんと僕たちの動きは速くなり、動かすたびに結合した部分からいやらしい音が響く。
佳主馬くんの可愛い喘ぎ声を聞いていると頭が痺れそうで、僕はそう長くはもたないと感じていた。

「お兄さんっ…も、もう…ダメ…ぼく、もう…っ」
佳主馬くんも身をよじりながら限界をうったえてくる。
「お、おく…へ、ヘンなの…ヘンになっちゃ…」
「うんっ…僕も、もう…!」

僕は佳主馬くんの両肩を掴んで、その細い身体をぐっと布団に押し当て、深く突き上げた。
「あ、あ、や、ああああッ!!」
佳主馬くんが大きく仰け反り、僕を決して離すまいときつく締め上げてきた。
「くっ…う…」
僕は体中を何かが突き抜けていくような衝動を感じて頭の中が真っ白になり、
気がついたら佳主馬くんの中に欲望を放ってしまっていた。
「あっ…熱…」


898 名前:佳主馬にょた 5/5[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 21:09:44 ID:???


まだびくびくと震えている佳主馬くんの身体から自分のものを引き抜くと
どろりとした白いものに塗れていて、わずかに赤い血が付着している。
少し遅れてゆっくりと、僕の放ったものが佳主馬くんから流れ出てきた。

全てを吐き出してしまうと、自分がとんでもないことをしてしまったのでは今更思えてきた。
ほっぺにキスだけで鼻血を出していた自分が、佳主馬くんと…こ、こんな…

「はあ…あっ…は…」
佳主馬くんはまだ肩で荒い呼吸をしている。
初めてで夢中で突いてしまったが、佳主馬くんも初めてだったのに無理をさせてしまっただろうか。

「佳主馬くん、大丈夫…?」
心配になって聞くと、佳主馬くんは眉毛を下げてへへっと笑って見せた。
「へーき」
その笑顔があまりに可愛くて、僕は胸がぎゅっと締め付けられる感じがした。

「これでぼくが一歩リードだよね」
「へ?」
「ぼくもお兄さんのこと好きだよ」
「えっ」

「夏希姉ちゃんには渡さないから。覚悟して、お兄さん」

佳主馬くんがにっと笑って、また僕の心臓がぎゅっとなった。

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最終更新:2009年09月16日 22:48