480 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:52:32 ID:???
>>472
俺の受信した電波はこんな感じであった


●サマウォ撮影現場におけるホショタ監督による個人的な演技指導


納戸撮影時――

監督「カット! 健二くん、もう少し体を脇によける感じで。うん、そうしないと佳主馬くんの腋が
きれいにフレームに入らないからね」
健二「こうですか?」
監督「そうそう、もう少しだけこっちに。はい、オッケー」
佳主馬「監督、ぼくはどうしたらいいの」
監督「あ、佳主馬くんは大丈夫だからそのまま座ってて。暑くない? 平気?」
佳主馬「ん……へいき」
監督「ならよかった。あ、そこのジュースちょっともらうね」
佳主馬「え、それ、ぼくの飲みかけ――」
監督「ゴクゴクゴク……うまい! あ、ごめん全部飲んじゃった。
スタッフ! 代わり持ってきて!」
佳主馬「…………」


少林寺拳法のシーン――

監督「ちょっと動き硬いなあ。ここはほら、こういう感じにしなやかな感じで――」
佳主馬(あ……まただ)
監督「どう? わかったかい?」
佳主馬「え、あ、は、はい……」
監督「さすが佳主馬くん、飲み込みが早いね! それじゃ、本番行こうか!」

佳主馬(またタンクトップの間に手、入れられた……もう20回はボディタッチされてるんだけど)
佳主馬(師匠かお母さんに相談したほうがいいのかな……)


一番の見せ場(と監督が言ってた)泣くシーン――

監督「ここは佳主馬くんがもっとも輝くいいシーンだからね! 気合入れて頼むよ!」
佳主馬「う、うん……(え? な、なんで監督がぼくの隣に座るの……?)」
監督「本番は万助さんがここに座るけど、テストの時は僕が万助さんの代わりを務めるからね!」
誰よりも近くで君の可愛い泣き顔を観賞……い、いや! 演技をチェックできるからね!
頭も好きなだけわしゃわしゃできるしね! 言ってなかったけど、そこの畳は、撮影終了後は
僕が引き取って譲ってもらうことになってるから、遠慮なくたくさん泣いていいよ!
それじゃがんばってね! はっはっはっはっ!!」
佳主馬「…………(ぼく、終わったら無事にうちに帰れるのかな……)」


※※※この作品はフィクションであり実在の人物等とは一切関係ございません

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最終更新:2009年09月30日 23:24