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表示リストの使用

アニメーションを作成した後、画面に表示するための手順は次のようになります。

1. それぞれのキャラクタを定義タグにより定義する。

キャラクタは 1 つ 1 つにユニークなキャラクタ ID が与えられ、ディクショナリに追加されます。

2. PlaceObject2 タグにより、表示リストにキャラクタを追加します。

PlaceObject2 タグは表示するキャラクタを指定し、さらに次のような属性を付与します。

深度 (depth) 深度の値により、キャラクタの配置のスタック順を指定します。低い値のキャラクタは高い値のキャラクタより下に表示されます。一番下のキャラクタの深度値は 1 です。1 つのキャラクタには 1 つの深度値が与えられます。

変形行列 キャラクタを配置する時の座標、拡大縮小、回転角度を指定します。 1 つのキャラクタを同時に 2 つ以上 (違う深度値で) 、別の変形行列を使って配置することができます。

色変換 (オプション) 配置したキャラクタに色の効果を適用します。色の効果は、透明度と色の変化を含みます。

Name (オプション) キャラクタを一意に識別します。これは SetTarget アクションで使われます。SetTarget は、スプライトオブジェクトの中でアクションを適用する時に使います。

ClipDepth 値 (オプション) 配置されたキャラクタによってマスクされる最大の深度を指定します。

Ratio (オプション) 配置されたキャラクタがどのように変形して表示されるかを調整します。0 はキャラクタの変形開始時点の表示、65535 は変形終了時点の表示をします。

3. ShowFrame タグを使って、表示リストの内容をスクリーンに表示します。

4. PlaceObject2 タグを使って、表示リストのそれぞれのキャラクタを変形します。

それぞれの PlaceObject2 は、深度の与えられたキャラクタに新しい変形行列を割り当てます。 深度はキャラクタに 1 つのみなのでキャラクタ ID は指定されません。

5. ShowFrame タグを使って、新しい場所にキャラクタを表示します。

ステップ 4, 5 を繰り返してアニメーションします。

注
フレーム間でキャラクタが変化しない場合は、変化しなかったキャラクタを
フレームの後で入れ替える必要はありません。

6. RemoveObject2 タグを使って、それぞれのキャラクタを表示リストから削除します。

削除するキャラクタの判定には深度値のみが必要となります。

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最終更新:2017年02月20日 20:54