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数学

ActionAdd2

ActionAdd2 は ActionAdd と似ていますが、データ型によって実行結果が異なります。 加算オペレータアルゴリズムは、 ECMA-262 Section 11.6.1 のものが使われます。 ActionAdd2 が文字列の連結に使われた場合、 arg1 に arg2 を連結させます。

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ActionAdd2 ACTIONRECORDHEADER ActionCode = 0x47

ActionAdd2 は次のことを行います。

  1. arg1 をスタックからポップする
  2. arg2 をスタックからポップする
  3. 結果をスタックにプッシュする

ActionLess2

ActionLess2 は、arg2 が arg1 より小さいか比較し、Boolean 型の戻り値をスタックにプッシュします。 このアクションは ActionLess に似ていますが、 引数のデータ型によって比較の仕方が異なります。 ECMA-262 Section 11.8.5 の比較アルゴリズムが使われます。

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ActionLess2 ACTIONRECORDHEADER ActionCode = 0x48

ActionLess2 は次のことを行います。

  1. arg1 をスタックからポップする
  2. arg2 をスタックからポップする
  3. arg2 < arg1 で比較する
  4. 戻り値を Boolean 型でスタックにプッシュする

ActionModulo

ActionModulo は x modulo y (剰余) を計算します。 y が 0 の時は NaN 値 (0x7FC00000) をスタックにプッシュします。

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ActionModulo ACTIONRECORDHEADER ActionCode = 0x3F

ActionModulo は次のことを行います。

  1. x, y の順番でスタックからポップする
  2. x % y の値をスタックにプッシュする

移動

最終更新:2017年02月20日 21:03