私の魂は安らぎを感じているの・・・?
誰か応えてはくれないのか? これが自分の望んだ結果なのだろうか・・・?
かつて歌好きのマリーと呼ばれた少女は、・・・何度か思考を続けていたが・・・、
しまいに考える意味をも失ってしまい・・・そのまま、まるで眠りにでもつくかのように、
カラダの全ての機能を停止した・・・。
これより、数百年もの長い間・・・彼女の身体はこの湖の底で、眠り続けることとなる、
後に「邪まなる魔法使い」が、
狂喜の笑みを浮かべて・・・哀れな人形の身体を引き上げるその時まで・・・。
(Lady メリー第三章「Lady メリーの誕生」終了)
最終更新:2007年04月14日 09:09