最後のおだんごの中に何かが入ってるのを発見
紙切れとお金が入ってました
「めりーや、おまえは食いしんぼだから、おだんご食べてしまうでしょう?
おだんごは家来に上げるのですよ、このお金で新しいおだんごを買いなさい 」
ばばぁの愛に泣きました
どうにかして三匹の家来を手に入れた私は
どうしたら鬼を退治して、最恐の和製ゴシックロリータ少女になれるか考えました
最恐なのだから怯えさせてやらねばなりません
電話をすることにしましたが、この時代には電話はありません
いとこの「れでぃ」はカラスを使ってたのを思い出し
血と涙のにじむような苦労の果てに、雉を伝書鳩代わりに使うことにしました
血と涙がにじんでたのは雉の方ですが、最恐だから気にしません
「もしもし、私めりーさん、今あなたの島のそばにいるの」
鬼がめりーの手紙を受け取った時
めりーはもう島に上陸してました
雉のグズめ! グズめ! グズめ! ですがタイミング的にはこれでいいのでしょう
最恐の和製ゴシックロリータ少女はもうすぐです
次にめりーは矢文を使いました 狙いがそれて他の鬼に命中します
苦手なのよ弓は。まぁいいわ
「もしもし、私めりーさん、今あなたのお城の前にいるの」
次に陽動作戦を取るために犬と猿を鬼にけしかけます
あからさまに嫌な顔をしてましたが最恐だから気にしません
犬よ、おまえの子供は預かっている
猿よ、おまえの娘、援交してたぞ、学校にばれたら退学だよな
最恐の和製ゴシックロリータ少女は目の前です
めりーは騒ぎの中、ボス鬼の後ろに回りこみ
「私めりーさん! 刈り取ってやる刈り取ってやる!」と絶叫
振り向いた鬼の心臓に鎌をつきたてます
ところが、その鬼の正体はめりーを育てたお爺さんでした
「・・・待ってたよめりー、これでおまえは最恐の和製ゴシックロリータ少女だ・・・
おまえが間違って矢を射ったのがお婆さんだ・・・ 私たちは今まで悪事を重ねてきたが、
おまえを育ててるうちに今までの振る舞いを後悔するようになってねぇ、
悲しんじゃいけない・・・天罰だと思うことにするよ・・・強く 生きるんだ よ・・・
私は思いっきり泣きました
最終更新:2007年04月15日 00:35