1巻5号
発行日
1972年4月20日
ページ数
8
概要
1. クラブ連絡
人材募集、回路募集
2. メンバーの声
シンセサイザーが使える場所の紹介。LA と ボストンエリア。モジュラーの時間貸しなどもあったらしい。
3. 「ディジタルシンセサイザー」の製作ガイド
- 鍵盤の作り方。機構部分と回路の説明あり。機構は1接点のスイッチ列。回路は抵抗アレイ。定電流回路はなし。
- ゲート回路。鍵盤からの CV を増幅して、ダイオードブリッジを掛け算器として使い ON/OFF。
- オシレータは、3号で紹介したものもあるが、Moog から出ている既製品を買うのが一番(!)リズム音源も既製品に付加回路をつけて使う (Drummer Boy)。
4. 読者オリジナル回路の紹介
- オシレータ改
- リングカウンタに使われるバッファを単純化する方法
- PUT を使ったクロックジェネレータ
5. 音楽制作のアイデア
- 飛行機
- 爆弾あるいは雷
- カエルがいっぱい
- テープでぎこぎこ(スクラッチのはしり?)
6. 文献レビュー
7. ショップ情報
8. その他
寄稿ありがとう。近々ニューズレターに掲載します。
9. 会員情報
売ります買います。
(2007.3.3)
- ここまでのところ、厳密で精度のよい回路を組むよりも、早く結果を出すことを重視しているような印象です。VCO は「買うのが一番」という記述が象徴的。
だからといって参考にならないわけでもなく、ダイオードブリッジが簡易型ゲートに使える、なんて、ああ、言われてみれば、と思いました。考えてみるとリングモジュレータもダイオードで組めるのですよね。
-- gan (2007-03-03 18:15:42)
最終更新:2007年03月03日 18:23