2巻15号
発行日
1972年11月30日
ページ数
8
概要
1. クラブ連絡
この号では、電圧制御シンセサイザーの記事を完了させる。
2. メンバーからのニュース
Digivox ユーザガイド貸してあげる。
3. 特集「電圧制御モジュールの残り・最初の設計」
電圧制御モジュールの未掲載分を紹介。
どの回路もテスト済み。ただし音楽的なチューンはしていない。
- VCO : オペアンプ三角波発生器の積分器の手前に乗算器
- VCF : ステートバリアブルフィルタ。乗算器で制御。
- 指数関数回路 : オーソドックスなオペアンプ帰還タイプ。
- 周波数シフタ : EN#13 で紹介のものベース。
- サンプル&ホールド : EN#14 の Dave Rossum 回路が土台。
- 相互接続例。
Appendix A : 乗算器使用のヒント
Appendix B : 元ネタ情報
Appendix C : 入手可能なモジュール・別回路
7a. 製品レビュー
PAIA のシンセサイザーキット紹介。
8a. ユニバーサルアクティブフィルタ
ユニバーサル・アクティブ・フィルタの解説 by Dave Rossum
8b. 電子音楽基礎コース第6回, パート12, 読み物
(2007.3.19)
- 製品レビューで PAIA のキットが紹介されています。こんな昔からあったんですね。
8a ではじめて OTA の記述が出てきました。もう製品は出ていたのですね。
この号のあたりでは、電圧制御は乗算器を使うのが主流ですが、その後は、OTA 主流に入れ替わってゆきますね。何が要因だったのか気になります(やっぱり価格でしょうか)
次回は2巻最終号のEN#16、本体は8ページですが、付録が26ページもつくのでまとめるのに少し日数がかかるかもしれません。
-- gan (2007-03-20 01:25:28)
最終更新:2007年03月20日 12:43