3巻17号


発行日

1973年1月30日

ページ数

8

概要

1. クラブ連絡

新メンバー紹介

2. メンバーからのニュース

  • BEEP 電子音楽ワークショップを開催
  • Logic Newsletter 創刊。年8回発行。
  • イスラエルからのメンバーが道具箱片手にアメリカに来るよ。スタジオで働きたいそうだ。求人中のメンバーは電話してあげてみては。

3. 特集「Walsh合成実験システム」

ウォルシュ関数の応用例。ウォルシュ関数の原理を使った加算型シンセサイザーの実験回路を紹介。

4b 読者のアイデア

乗算器とオペアンプを組み合わせて正弦波の倍音を合成する回路。
三角関数の加法定理を利用。つまりはアナログコンピュータの一例。

シーケンサーのアイデア。出力をリレーにつないだコンパレータの列にランプ波を入力すると、リレーが順次 ON される。

帯域フィルタとリングモジュレータを組み合わせた特殊エフェクトの例。

6b. 演奏レビュー

  1. The Copper Plated Integrated Circuit (Sear Electronic Music Productions, Inc.)
  2. The Electronic lucifier (Bruce Haack)
  3. Gandharva (Paul Beaver and Bernie Krause)

7b. 部品レビュー

部品の価格が急変している。部品調達にあたってのオススメ:
  • すぐ使いたい部品は待つことない今買え
  • アイデアはあるが1年ぐらいは試す時間がないなら買わない

8a. 電子音楽基礎講座第8回 パート14 エンベロープ

エンベロープは音信号よりは遅い時間変動信号。音量、音色、音高の変調に使う。
エンベロープを使うと強い音色の特徴づけができる。

8b. Walsh 関数を用いたインパルス生成

TSP のノリで Walsh関数を使いインパルスを生成する。

9. 会員情報

ニューズレターの料金について。

(2007.3.29)


  • 8b Walsh関数でインパルス生成、TSP のようなことをマイコンで手軽にやれて良いかな、と思いましたが、良く考えると、Walsh関数と再生系の相性が不明ですね。
    -- gan (2007-03-29 21:06:04)
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最終更新:2007年03月29日 21:06