3巻21号
発行日
1973年4月30日
ページ数
8
概要
1. クラブ連絡
この号はキーボード特集。スケールの話もあるよ。
2. メンバーからのニュース
コーネル大でシンセデモのプログラムあり。
3. 特集「キーボード」 by Dave Rossum
キーボード技術の解説。
- Moogの定電流型とその欠点
- Arpのノート切り替わり時のリトリガ回路
- Arp式の欠点
- E-mu のデジタル方式の紹介。
5b 電子音楽の教育的側面
シンセは高いので予算取りが大変。で、買うときの言い訳集
6a 文献レビュー
- エレクトロノーツが各所で紹介されはじめた
- 新しい文献貸し出しシステム
7a 製品レビュー
- Synthi AKS紹介。キーボード(タッチ式)が特徴的。
- E-Mu がカタログ配布。キット形式のモジュラー。
8a. 電子音楽基礎コース
スケールの技術的側面。
12平均律がどのようにうまい妥協なのかを解説。
(2007.5.18)
- ずっとひたすら Walsh 関数の記事が続きましたが、ようやく通常モードに戻りました。
この号は、キーボード技術とスケールの解説がかなり面白く読み応えありました。
Dave Rossum さんは、ここまででも Electronotes への寄稿の常連ですが、どこかで聞いたことがある名前だなー、と思っていたら、E-Mu の設立者だったんですね。この号で初めて E-mu の名前が出てきます。
E-mu もはじめはアナログシンセを作っていたなんて知りませんでした。
-- gan (2007-05-18 12:44:46)
最終更新:2007年05月18日 12:46