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<h3>国家試験を受験するにあたって</h3> <ul> <li> 基本的に4月と10月の第3日曜日に実施される。受験料が5,000円ちょっとと高め。(但し秋のみの試験などもあるが、下記の試験は全て年2回であるため割愛)</li> <li> 大きく分けて午前午後の2部構成で、それぞれで情報の基本(主に暗記)と応用力を問われる形式になっている</li> <li> 情報資格だけに情報処理科は特に有利と思いがちだが、実際各学科の差は大きくない。是非処理科以外の人も挑戦して欲しい</li> </ul> <br> <br> <h3>商業高校生が受験する主な国家資格</h3> <h4> ■初級システムアドミニストレータ(通称:シスアド)</h4> <ul> <li> 前述の通り午前午後それぞれ2時間半で、午後で表計算が出題される。全て記号選択</li> <li> 国家資格の中では一番簡単だが、それでも相応の時間と努力が必要</li> <li> 各学科の差が一番小さい試験。恐れずにチャレンジしてみると良い</li> </ul> <br> <h4>■基本情報技術者試験(通称:基本情報、基情)</h4> <ul> <li> 試験時間はシスアドと同様、解答も全て記号選択。シスアドよりやや難しく、午後でアルゴリズムが問われる</li> <li> アルゴリズムは擬似言語1題、言語選択で2題出題される(COBOLを選択する学生が多いか?)</li> <li> かなりの時間と勉強量が必要であるが、進学就職に関わらず評価されるため努力する価値はある</li> </ul> <br> <h4>■ソフトウェア開発技術者試験(通称:ソフ開、SW)</h4> <ul> <li> 午前・午後1・午後2の3部構成でそれぞれ2時間半・2時間・1時間</li> <li> 前述の2つの試験と違い、午後は記号選択に比べ自分で記述する問題がいくつかある</li> <li> 実務経験を3年以上積んだ人間を対象としているため社会人に比べ高校生は<em>やや</em>不利</li> <li> 基本情報の上位資格でかなりの難易度。学科に関わらず多大な学習量が要求される</li> <li> 一橋大学の推薦出願条件に組み込まれていることから見ても、進学就職においてかなりのプラスになる</li> </ul>
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