36 :ふうりん :2006/11/24(金) 03:26:15.58 ID:LI43psce0
一人になったマンションの中で、俺はウジウジとさっきの失敗を責めていた。
きっとあいつが帰宅したら、根掘り葉掘り聞かれるに決まってる。
あいつはそういう性格なのだ。
中学時代、俺に彼女が出来たときも執拗な質問攻めにあったからな。
「何てごまかそう・・・。」
「好きな子に彼氏がいるから無理だって言えばいいか。」
「学校のアイドルで高嶺の花だから、可能性ゼロって事で。」
何度も何度も架空の学園アイドルをシュミレーションしつつ、
頭の中で設定を練り上げ、基本的な質問に答えられるようプロットを固める。
「だけどあいつは意外な事を聞いてくる時があるからなぁ。」
「まあそんときゃそん時だ。なんとかごまかすしかない。」
言いたい本音と、言えない気持ち。
いつまでも、せめて学生の間だけでも側にいるために、
この気持ちは絶対に口に出してはいけない。
グッと己の気持ちを飲み込み、それを再確認しつつ、今度は先ほどの動作を思い出していた。
(あの・・・。)
(かがんだ姿勢・・・。)
(・・・・・・。)
(俺のここを・・・・。)
そう考え出すと、もう止まらなかった。


37 :ふうりん :2006/11/24(金) 03:29:35.03 ID:LI43psce0
朝からマラソンとか、学校に遅刻するとかどうでもいい。
あいつが俺のものをしゃぶり、舐め上げ、舌で刺激する。
尿道に舌を差し込み、くりくりと動かし、カリの周囲をなめ回す。
想像しただけでたまらない。
無理やりでもいいからさせてみたい。
あいつはきっと泣くだろう。
あの大きなキレイな目に涙をため、こっちを恐る恐る見ながら舌を使うのだ。
「う・・・・!は・・・・っ。」
段々エスカレートする妄想に歯止めが利かず、既に右手はパンツの中で
自分のものをこすりあげていた。
自分の手をあいつに見立て、頭の中はフル回転だ。
この勢いで勉強していれば、あいつと同じ私立高校に入学出来たんじゃないか?
などとくだらない事をチラリと考えたりもした。
(あいつと同じ学校で・・・)
(誰もいない教室で・・・・)
(こうして、こうして・・・)
そんなシチュエーションも考えてみたが、やはり先ほど現実に起こった
俺的ハプニングにはかなわない。
(あいつの口元がヨダレで光って・・・・)
(イヤだ、って言ったら無言で髪を掴む・・・・)
(喉の奥にまで俺のモノを・・・・)
(突っ込んで・・・・)
(突っ込んで・・・・)


40 :ふうりん :2006/11/24(金) 03:38:45.90 ID:LI43psce0
苦しがって嫌がる目から、きっと大粒の涙が落ちるだろう。
俺のモノから口を離すことを許した瞬間、むせて咳き込む。
そうしたら、あいつの涙をすくってやるんだ。
うるんだまま、侮蔑と、畏怖を込めた目で見られるはず。
そうして俺は、また無言で俺のモノをくわえさせる・・・・。
あきらめたあいつは、しゃぶりながら泣くんだろうか。
じゅぷ、じゅぷ、と顔を上下させ、激しくしゃぶらす。
舌を動かせ、と一言だけ俺がいう。
俺のモノにあいつの舌がからみつき、ヨダレがしたたって・・・。
そのうち苦しくなったあいつは、俺のモノから口を離し、
苦し紛れにカリや裏筋に舌を這わせようとする。
俺はそんなあいつをジッと見てるんだ・・・。
涙目で、震える指で俺のモノをつかんで、舌を動かすあいつをジッと・・・。
もちろん逝く時はあいつの口の中だ。
髪の毛をわしづかみ、喉の奥から唇まで線を引くように
一気に引き抜きながら射精する。
残りは顔にかける。
あいつが顔を背けたり出来ないよう、髪をつかんだまま
口元からほっぺた、髪にも。
そしてそのまま、最後の一滴が俺の中から出切るまで
吸い取らせるんだ。


41 :ふうりん :2006/11/24(金) 03:42:26.49 ID:LI43psce0
「あ・・・あ・・・っ!」
気がついたら俺は逝ってしまっていた。
もちろん絶頂感はあったが、脳内妄想だけは止まらなかった。

逝った後もしばらくは、妄想するむなしさと
絶頂後のけだるさに浸りながら考え続けていた。
(でも・・・)
(いつかなんて日は・・・)
(・・・・決して来ない・・・・)
それが俺の、体育を大幅に遅刻してまで出した、当たり前の最終結論だった。

何とかつまらない学校を終わらせ、急ぎ足で買い物に行く。
クラブはもちろん、当然のように休んだ。
「捻挫で休むって言っといて。」
同じクラブのヤツは、「またか」とため息をついている。
言うが早いか俺は、走って学校から飛び出していた。

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最終更新:2006年11月27日 04:38