【沿革】
当社代表取締役社長である山海嘉之は平成3年からロボットスーツの開発に着手し、同年、人間・ロボット・情報技術を複合融合させた新しい学術領域、サイバニクスを創出しました。その後、サイバニクスは様々な分野と融合し、その研究成果としてロボットスーツHAL®が誕生しました。この研究成果を広く社会に還元することを目的として、平成16年6月にCYBERDYNE株式会社を設立しました。
平成16年6月 茨城県つくば市において資本金1,000万円で医療・福祉・介護分野向けロボットスーツの開発、製造、販売を目的に、CYBERDYNE株式会社を設立
平成17年11月 The 2005 World Technology Summit & Awards(2005年世界技術大賞), IT Hardware部門において大賞を受賞
平成19年6月 CYBERDYNE株式会社、代表取締役社長山海嘉之及び筑波大学知的財産統括本部の三者が、「身体機能を拡張するロボットスーツHAL®」の開発で経済産業大臣賞を受賞
平成21年1月 HAL®福祉用の初期モデルの製造販売を開始
平成21年7月 サイボーグ型ロボット技術の発明(特許4178186号)が、全国発明表彰(※5)21世紀発明賞を受賞
平成22年6月 HAL®福祉用の現行モデルの製造販売を開始
平成24年12月 ISO13485(医療機器の品質マネジメントシステムの国際標準規格)を、世界初のロボット治療機器の設計開発・製造・販売業者として、認証取得(第三者認証機関:UL。認証番号:A18103)
平成25年1月 HAL®欧州モデル、脳卒中患者に対する臨床試験の開始(臨床試験実施機関:スウェーデンのカロリンスカ研究所/ダンドリード病院)
平成25年2月 HAL®福祉用が、世界で初めて生活支援ロボットの国際安全規格ISO/DIS 13482の認証を取得(第三者認証機関:一般財団法人日本品質保証機構。認証番号: JQA-KC12624)
平成25年3月 HAL®医療用の希少性難治性の神経・筋難病疾患患者に対する医師主導治験が開始(治験実施機関:独立行政法人国立病院機構新潟病院 副院長 中島孝医師)
平成25年4月 鈴鹿ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を三重県鈴鹿市に設立
平成25年6月 HAL®医療用が、世界初のロボット治療機器として、MDD(欧州医療機器指令)の適合性評価を受け、EU域内において医療機器として認証取得(第三者認証機関:TÜV Rheinland。認証番号DD 60085735 0001)
平成25年7月
富士重工業株式会社より、クリーンロボット事業を譲り受ける。CEマーキングが表示されたHAL®医療用を医療機器としてEU域内へ出荷開始
平成25年8月 湘南ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を神奈川県藤沢市に設立。ドイツにCyberdyne Care Robotics GmbH(現連結子会社)を設立し、HAL®を利用した脳神経筋疾患の患者に対する機能改善治療の事業を開始
DGUV(Deutsche Gesetzliche Unfallversicherung:ドイツ法的損害保険)が、HAL®医療用による機能改善治療に、公的労災保険の適用を認可
平成25年9月 大分ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を大分県別府市に設立
平成26年3月 東京証券取引所マザーズに上場
平成26年9月 HAL®作業支援用(腰タイプ)の製造販売を開始
平成26年11月 HAL®作業支援用(腰タイプ)及びHAL®介護支援用(腰タイプ)が、作業者及び介護者向けの装着型ロボットとしては世界で初めて生活支援ロボットの国際安全規格ISO 13482:2014の認証を取得(第三者認証機関:一般財団法人日本品質保証機構。認証番号: JQA-KC14001及びJQA-KC14002)
HAL®医療用(下肢タイプ)について、米国食品医薬品局(FDA)に対して医療機器承認の申請書類を提出
平成27年2月 HAL®自立支援用(単関節タイプ)の製造販売を開始
HAL®作業支援用(腰タイプ)及びHAL®介護支援用(腰タイプ)が、欧州機械指令に適合し、作業者及び介護者向けの装着型ロボットとして世界初のCEマーキングを表示
平成27年3月 HAL®介護支援用(腰タイプ)の製造販売を開始。人工知能AI搭載型自動搬送ロボットの製造販売を開始。HAL®医療用(下肢タイプ)について、筋ジストロフィーやALS等の希少性難治性の神経・筋難病疾患に対する新医療機器としての薬事承認を申請