政府のガイドライン(経済産業省の『EA策定ガイドライン Ver1.1』)では、機能構成図(DMM)と機能情報関連図(DFD)の利用を推奨している。
機能構成図(DMM : Diamond Mandala Matrix)は、業務機能を階層的に3×3のマトリックスで表現したものである。
機能情報関連図 (DFD : Data Flow Diagram)は、各階層の機能間の主要データ・情報の流れを図式化したものである。
DMMは、DFDの知識を持たない業務担当者が、自分達の業務を全体的に把握、理解し、組織の他の部門やベンダーとも業務の機能の認識を共有するために作成する。
DMMは情報整理のツールであり、人間がひとめで理解できる範囲の限界が9つとされることから、9面に分割した平面に関連機能を配置して示す。
DMMで抽出された業務の機能に、業務処理に使われる情報の流れを模式的に示したものがDFDということになる。
DMMの例
DFDの例
最終更新:2013年07月29日 13:14