ROI…Return On Investment(投資収益率/投資対効果)
投資した資本に対して得られる利益の割合で、利益を投資額で割ったもの(%で表す)
ROIの基本形は単純であるため種々のバリエーションがあり、キャッシュフローをベースにして事業部門や個別のプロジェクト、個別の商品における投資対効果の評価にも利用される。
特に近年、企業のIT投資に関する投資対効果を測定することが求められるようになっていることから、IT投資に関するROI(IT-ROI)を導き出すニーズも強まっている。
IT投資における“投資”は初期投資のみではなく、「
TCO」などのコストが含まれる。また“利益”も必ずしも「営業収益」のような分かりやすいものばかりではないため、IT投資効果を評価する何らかの方法論が必要となる。
広義の意味では企業の事業や資産、設備の収益性を測る指標として一般的なもので、投資に見合った利益を生んでいるかどうかを判断するための重要な指標である。
最終更新:2013年08月06日 13:16