「7S」は、組織内分析(企業戦略や組織の検討)をする場合に用いられるフレームワークです。7Sでは、経営資源をハード資源とソフト資源に分けています。
1.戦略(Strategy):競争優位性を確保するための強化活動、事業の方向性
2.組織(Structure):組織構成
3.システム(System):人事制度、教育制度、会計制度、社内ルール、ITシステム
4.人材(Staff):個々人の能力
5.スキル(Skill):組織としての営業力、技術力、マーケティング力
6.価値観(Shared Value):従業員全員の共通した価値観
7.スタイル(Style):社風、会社固有の文化
「7S」を活用することで、会社の現状分析を漏れなく行うことができます。また、一般的にソフトの4Sはハードの3Sを変更するよりも時間がかかると言われています。ハードの3Sは社内の規定やルールなどを変更するだけで可能ですが、ソフトの4Sの価値観などの変更は、人の精神的感情的要素も含むため、浸透させるには多くの時間が必要だからです。
最終更新:2014年12月19日 15:17