【メタフレーム】MetaFrame
Citrix Systems社が開発した、Windowsサーバが備えるターミナルサービスを利用するためのクライアントプログラム。
Microsoft社が配布しているクライアントプログラムはWindows 95以降のOSとTCP/IPプロトコルにしか対応していないが、MetaFrameサーバ経由でWindows Serverのターミナルサービスを呼び出すことによって、ターミナルサービスをこれ以外の環境からも利用することができる。MetaFrameが対応しているOSはWindows 3.1以降、MS-DOS、Mac OS、Java、Solaris/SunOS、Linuxなど非常に幅広い。
また、MetaFrameサーバの負荷分散機能を利用することによって、Windowsを含めた対応OS全てからのアクセスを空いているWindows Serverに振り分けることも可能となっている。
MetaFrameはWTS(Microsoft Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition)の標準プロトコルではなく,ICA(independent computing architecture)と呼ぶプロトコルを用いる。これは,20kビット/秒程度の帯域幅で十分実用になるように,マウス・クリック,キー入力,画面情報だけを通信するように設計されたもの。
最終更新:2011年08月26日 15:01