全日本剣道連盟の試合ルール
試合は、連盟が定める試合・審判規則に基づき有効打突を競うものである。
有効打突とは、充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部(弦の反対側の物打ちを中心とした刃部)で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものを言う。
~打突部位~
- 面部(正面及び左右面)
- 小手部(右小手および左小手)
- 胴部(右胴及び左胴)
- 突部(突き垂れ)
選手
- 竹刀:竹または全日本剣道連盟が認めた竹に代わる化学製品の物
- 剣道具:面、小手、胴、垂れ
- 服装:剣道着・袴
会場・試合・審判
- 試合場:床は板張りを原則とし、境界線を含み、一辺を9mないし11mの正方形または長方形とする。また、試合場の中心は×印とし、 開始線は、中心より均等の位置(距離)に左右1本ずつ表示する。
- 試合時間:5分(基準)
- 勝敗:3本勝負を原則とし、試合時間内に有効打突を2本先取した者が勝ちであるが、一方が1本を取りそのままで試合時間が終了したときは、この者を勝ちとする。
- 延長戦:試合時間内に勝敗が決しない場合は延長戦を行い、先に1本取った者を勝ちとする。また、判定もしくは抽選により勝敗を決め、あるいは引き分けとすることもできる。
- 団体試合:「勝者数法」(勝者の数によって団体の勝敗を決し勝者が同数の場合は総本数の多い方を、総本数が同数の場合は代表者戦によって勝敗を決する方法)と「勝ち抜き法」(勝者が続けて試合を行い、団体の勝敗を決する方法)があるが、その他にも各大会で定めた方法により勝敗を決することができる。
関連項目
外部リンク
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最終更新:2011年02月21日 13:36