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たましいの魔術師
        エーデル
性別/年齢 男性/30代
人種/職業 シバ人/魔術師
外見 知りたければ、覗くといいのです。その戸棚の中を。
設定 東シバに居を構えるその道ではそこそこ知られている精神とか魂に関する魔術師。
30代と年は若いが、だからこそ期待されています
でも、最近噂を聞かないような。
GM ゆうづつ◆cPv/DNfI9c
登場回
突発121回「ドードーのアトリエ その2:たましいの魔術師」
        


+ 残された研究日誌
残された研究日誌
ひとつの卵から、二人の子供が生まれることがあるように
ひとつの魂から、二人の人間が生まれることがある

くりかえす輪廻の中で、なにがおきているのかはわからない

だが、そうした魂の双子たちは確かに存在し、
生まれる国も、種族も、時には、次期さえバラバラであるにも関わらず
奇妙な相似をみせるという
もちろん、完全な魂の双子は稀である
分化したとしても、たいていは二つの魂にわかれきれないまま、二つの体に分かたれ
身体機能に異常がないにもかかわらず、体の一部が動かないなど、
いくつかの不都合を抱えて生まれてくるようだ

わたしはこの話をある少年から聞いた
彼自身も、魂の奇形児であり、かたわれを探して旅をしているのだという
確かに彼の魂は何かにもぎ取られたかのようにいびつであった

この話を忘れる約束を彼とかわしたが、
研究テーマとしては非常に興味深い話である
彼には悪いが、こっそり取り組んでみることにしよう


        こんな書き出しで始まる研究日誌をぱらぱらとめくっていく
        簡素に書かれた実験の成功、失敗、試行錯誤の結果などの合間に、
        件の少年が訪れてきて気まずかったこと、
        この館に潜入することが近くの村の子供達の肝試しとして流行って困ること、
        などなど、日常のささやかな出来事がつづられている。
        それは、研究日誌というよりは日記である

×月×日
マウスを使用。魂の複製に失敗。
どういった作用か、肉体にも変異をきたす。
装置を頑丈で大きな箱型のものに作り変えなければ

×月×日
マウスを使用。いびつながらも魂の複製には成功。
村の子供がまたしのびこんだ。まったく書斎が惨状だ

×月×日
装置に、子供が、入り込んだ
私は、私は

×月×日
治らない。

×月×日
治らない。

×月×日
治らない。

×月×日
治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。治らない。

        日誌はここでとぎれている。


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最終更新:2011年01月13日 01:48