Oracle/障害発生時にすること - tak_ism

2011-11-18 11:58:43 (Fri);

データベースに障害が発生したら・・・

まずこれらのログを見ましょう。

データベースに関する障害

ログの種類	出力先（初期化パラメータ）	ログ内容
ALERTログ	BACKGROUND_DUMP_DEST	・システムログメッセージとエラー情報 ・Oracleアーキテクチャ全プロセスから出力 ・常に出力される
バックグラウンドトレース	BACKGROUND_DUMP_DEST	・エラー情報 ・バックグラウンドプロセスより出力 ・常に出力される
ユーザートレース	USER_DUMP_DEST	・エラー情報とSQL文の統計情報 ・サーバプロセス ・出力の制御による

初期化パラメータ確認方法

conn system/pass@db
SHOW PARAMETER background_dump_dest;
か、もしくは
SELECT * FROM V$PARAMETER WHERE NAME = 'background_dump_dest';

接続に関する障害

ログの種類	出力先	ログ内容
リスナーログ（listener.log）	{ORACLE_HOME}\network\log\	リスナーのログ
Oracle Net クライアントログ（sqlnet.log）	{ORACLE_HOME}\network\log\	ネットワーク関連のログ

※11gから場所が変わってるので注意。

Oracleのエラー番号を確認しよう

障害が発生したらエラー番号が出ているはずなので、
それをもとにエラーの切り分けを行いましょう

ORA-XXXXX： エラーメッセージ
TNS-XXXXX： エラーメッセージ

以下、OTNの「Oracleエラーメッセージ検索」

Oracleバージョン	URL
Oracle9iR2(9.2)	http://otn.oracle.co.jp/onlineservices/msg/index.html
Oracle10gR2（10.2）	http://otn.oracle.co.jp/onlineservices/msg10g/index.html
Oracle11gR1（11.1）	http://otn.oracle.co.jp/onlineservices/msg11g/index.html

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