一見渋目でも、「あっ、あの人なかなか工夫して着てるな」という印象を与えれば、心持ちの華やかさは伝わるものです。
特に、コートやジャケット、スーツなどのやや長く着るものは、あまり派手な目立つ色よりも、「白・黒」の小さな柄だとか、紺、キャメル、ベージュ、グレーといった渋目の色合いや素材を選んでおいて下さい。
中に着るものを派手にしたり、アクセサリーを派手にしたり、着方を個性的にしたりして、渋いもの、地味なものを派手に仕立てあげるのです。
タンスの中を開いてみると、黒やグレーばかりで、まるで男の人の洋服入れみたい……、となげかれる人もあるでしょう。
でも、ハンガーにかけるようなものはそれでいいのです。
ブラウス、セーター、スカーフ、ブローチ、それに靴下等にステキな色や柄を使ってゆくのですから。
ヘアーやメイクもありますし、心の華やかさも加わるんですから、そのくらいで丁度いいのです。
高橋ナツコ
最終更新:2015年10月21日 13:53