指導は、その本質においては説得の行為である。

教育の分野では、「児童・生徒を生活に適応し、その個性、可能性を最大限に発揮できるように導く教育方法」をいう。

ガイダンスという用語があてられている。

指導の対象によって個別指導と集団指導に、指導の形態によって自由活動形態と一斉活動形態に、指導の内容によって、学業・進路・余暇・健康指導などに分けられる。

幼児教育(保育)においては「幼児に望ましい経験や活動をもたせ、その心身がよりよく発達するように助ける教育の実践活動が指導である」と説明されているものの、多分に、直接的に、保育者の教育意図のもとに指示を与える教育方法のニュアンスが強い。

高橋ナツコ
最終更新:2015年11月05日 14:20