学級編制替えは、子どもにとって交友の場を広げ、人間関係の偏りを是正すると同時に、多くの友達や教師と交流することによって、全人的な発達を促すことを目的とする。

人間の基礎づくり、幅の広い豊かな人間形成に資するためのものである。

保護者にとっては、子どもの学校生活の大半を占める場づくりとして非常に強い関心事であるので、不信感や感情の動揺を招くことのないよう、理解を深められるように努め、十分に配慮をすることが大切である。

子どもは日々の学校生活の大半を学級で過ごしています。

学級を構成するメンバーが変わらないままでいると、子どもの学級集団の中での位置が固定してしまう傾向があります。

これは教育的にも望ましいことではありません。

また、それぞれの学級に、性格や素質、能力や傾向の偏りが見られる場合には、子どもの仲間づくりの面からも好ましいことではありません。

高橋ナツコ
最終更新:2016年06月13日 16:47