ある会社から、大きなポリバケツにはいった洗剤をお中元にいただきました。

この会社は、毎年鍵の形をした寒暖計とか、寝るときに時計とか小物類を入れておくお盆などのアイデア商品を、市場に出まわる前にくださったのですが、さすがに品物選びにくたびれたのか、こんどは実用品中の実用品でした。

実用品はムダにはなりませんが、感銘は薄いものです。

贈り物には楽しさもとどけたいもの。

平素、生計費のやりくりをしている主婦には、砂糖1箱よりも、同じ予算内の高級なハンカチ1枚が喜ばれるでしょうし、セーターよりも、同額の手袋のほうが気がきいています。

同じ値段なら、それで買える最上級の品を選ぶのが贈り物のだいじなコツだと思います。

高橋ナツコ
最終更新:2016年09月23日 15:36