耐寒性の弱い植物は室内に取り込み、夜はダンボール箱などで株をすっぽり覆って保温する。
それでも温度が低いようなら、上に毛布などをかぶせて5℃以上を保つようにします。
日中は充分に日の当たる窓辺などに置きますが、夜間は温度が下がるので窓から離し、簡易的にダンボール箱で覆うなどすれば2℃くらいプラスになります。
また、このごろはビニールやガラス製の小型温室が高機能の割に安く手に入るので、これらを利用してもよいでしょう。
ベランダやテラス、中でも高層マンションでの鉢花栽培は、位置や構造により気象の影響を受けます。
特に問題になるのが強い風と日射しですが、これはフェンスに沿って風除け・日除けネットなどを張ることで解決できます。
また、夏は照り返しが強いので、コンクリートの床の上に直接ではなく、低い棚の上など床から離して置くようにします。
高橋ナツコ
最終更新:2016年10月08日 14:26