意を決し、足先を掴んで引っ張って、少し出てきたのですが1本ではどうしようもありません。
運良くもう1本の足が少し見えたので思い切って掴んで回すようにして引っぱり出したのです。
母犬は苦しむし、騰の緒はピンと張った状態で本当にダメかと思いましたがなんとか引き出すことができたのです。
このように、お産には危険が付き物です。
何度体験しても同じということはありません。
もし初めての方がこんな経験をされたら、お産とはこんなにも怖いものかと、二度と経験したくなくなるかも知れません。
高橋ナツコ
最終更新:2013年04月26日 12:10