言葉は、心の持ち方一つで、よりよい人間関係をつくるための最強の武器にもなるが、逆に恐ろしいナイフにもなるというやっかいなものだ。
それは自分の人格そのものが言葉に表われてしまうからである。
「私は話下手だから」という人でも、心の底から相手を思いやる気持ちがあれば、多少表現が拙くとも十分に伝わる。
反対にいくらスラスラと言葉を並べても、その気持ちがなければすぐに見抜かれてしまう。
思いやりの心をいつも忘れずに言葉を発するように心がけることが大切なのだ。
昨日まで学生言葉で気ままに話していた人が、急に「言葉づかいをていねいに」などと言われてもうまくいかなくて当然だ。
最終更新:2013年08月12日 09:52