お茶は1組ずつセットして、ていねいに出す

たががお茶、とあなどってはいけません。

お茶の出しかたひとつで、会社の業績が大きく左右することだってあるのです。

ある会社のOLが、重要な商談の席にお茶を運びました。

彼女は乱暴にお茶をおき、来客の大切な書類にしずくをいくつも飛ばして、知らん顔で出ていきました。

客はすっかり気を悪くし、結局、商談が成立しなかったという実話もあるくらいです。

お茶を出すときは、お盆の上に茶たくと茶わんを別にのせて運びます。

サイドテーブルがあれば、いったんそこへお盆をおき、茶たくに茶わんをのせて、客へ出します。

サイドテーブルがなければ、左手で盆をささえながら右手でセットして出すようにします。

複数の来客の場合、まず茶たくだけを配り、次に茶わんをのせていくということをしてはいけません。

必ず茶たくに茶わんをのせて、1組ずつ配ります。

なお、お茶はまちがっても書類などの上におかないよう気をつけてください。

高橋ナツコ
最終更新:2014年06月16日 13:44