複数の人を複数の人に紹介するというのはむずかしいものです。

どういう順が正しいのか、頭がこんがらがってしまうかもしれません。

そんなときには基本に返りましょう。

「上位の人を優遇する」というのが接客の基本です。

自社と他社では、他社のほうを優遇するのが当然。

また、上司と部下では上司のほうが上位です。

つまり、自社グループと他社グループの紹介なら、「他社グループが上位」「上司が上位」という基本に従えばいいわけです。

具体的な例をあげると、他社のA部長、B課長、自社のC部長、D課長を紹介するときは、まず自社のC部長、D課長の順で他社に紹介し、次に他社のA部長、B課長を自社側に紹介します。

ただし、地位がよくわからなかったり、人数が多い場合はかなりめんどうです。

その場合、グループ内は、ことわりをいれたうえで、席順で紹介してもよいでしょう。

高橋ナツコ
最終更新:2014年08月11日 10:34