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イベント59決戦FVBレポート

~戦闘イベントにおけるイラスト班の仕事について

作成:モモ@たけきの藩国

目次

1. はじめに

2. イベント59の反省
  2.1. 成功点
  2.2. 反省点
  2.3. 改善案

3. まとめ

4. その他、雑感



1. はじめに

 このレポートではイベント59(決戦FVB)をサンプルにして、アイドレスの戦闘におけるイラスト運用について考える。結論から言えば、戦闘イベントで効率よく成果を上げるために、計画的にイラストを集積し管理、運用する部隊の設置が望ましい。

 わんわん帝国参謀本部内ではイラスト班の常設はすでに検討されているようなので、ここではイラスト班のするべき仕事についても少し踏み込んで考察する。

2. イベント59の反省

2.1 成功点

 イベント59における帝国参謀本部の成功点はなんと言っても大量の物量を確保できたことである。
 今回の作戦では、わんわん帝国参謀本部から広報部を通して呼びかけが行われる形で参謀部BBSにイラスト集積が行われた。また、同時にイラスト合成担当者(レイアウター)の募集が行われた。


 この呼びかけにより、各国技師から大量のイラスト素材を収集することができ、レイアウターについても十分な人員を確保することに成功している。
イベント59においてイラスト班が一定の成果を収める事ができたのは、十分な素材と人材の確保という、初動での成功によるところが大きい。
 より多くの物量、動員数を確保することが勝利につながるというのがアイドレスにおける戦略の基本だが、この法則はイラスト提出にも適用可能であると思われる。
 ただ作戦行動のイラストを一通り準備できるだけの物量は、相当技師が充実している大国でも自国のみで用意するのは容易ではない。外部の協力を要請するかどうかは当事国の藩王たちの判断にゆだねられるべきではあるが、参謀部は要請あれば協力できる体制を整えておく事が望ましい。少なくとも藩国をまたぐ大規模作戦では今回のように率先してイラスト収集、管理する部隊が必要不可欠であると考える。

 なお作戦中のリアルタイムでの合成については、イベント59では一定の成果を挙げたことは確かであるが、時間的制約による不確定性、レイアウト作品の質の低下などを考えると、あくまでも最終手段、あるいは余裕のある場合のオプションとして考えるべきである。
 リアルタイム合成作業の利点は、作戦内容と整合性の高いイラストを提出できることであるが、時間に追いかけられる綱渡りの作業であり、これを前提にして作戦に望むのは無謀である。素材の提供者の労に報いるためににも、レイアウトには十分な時間をかけて対応すべきであると考える。作戦とイラストを一致させる努力は、リアルタイム合成のための作業環境の整備より、事前作業での作戦立案班との連携に注ぐのが望ましい。

2.2 反省点

 イラスト班に取って最も避けるべきは、リクエストに対して提出すべき絵がない事態である。イベント59では、大量のイラスト素材の確保に成功したにもかかわらず、回避、防御などの行動に対してイラストを提出できない事態が発生した。これは主に以下の要因によると考える。

i、レイアウターの作業配分
 上記募集によって、一定の人員を確保する事ができたが、用意するべきレイアウトについて作戦の決定を待ったため、結果として作業時間が逼迫し十分な数のイラストをそろえることがきなかった。

ii、素材の偏り
 大量のイラストが集まったものの、素材の内容に偏りが見られ、防御、回避、撤退等の行動について素材が不足する事態となった。また、背景イラストが圧倒的に不足し、レイアウターとして出仕した技族が急遽対応を迫られる事となった。

iii、イラスト素材の管理
 イラストがBBSのスレッドにランダムに投稿されたため、投稿されたイラストの全貌を把握するのに時間がかかった。
効率的に作業を進めるために、まとめページが必要となった。
(イベント59ではレイアウターとして出仕していた土場藩国のnico氏がまとめページを作って下さいました)
 種類ごとに分類されたサムネイルつきのまとめページは非常に有用であったが、このページを毎回制作し管理するのは相当の労力が必要となる。今後の持続的活動のためには、より簡易な方法を検討する必要がある。

2.3 改善案

 iについては、時間と人員を有効活用し、レイアウト作品の質を向上させるためにも、作戦の確定を待たずに動き出す事が必要であろう。偵察、陣地設営、攻撃、防御、退避など基本的な行動は事前に準備し、基本行動にない特殊な作戦行動のみ作戦策定後に取りかかる体制が望ましい。基本となる行動として何を準備しておくべきかは、イラスト班が平時にあらかじめ検討しておくべきである。

 iiについては、イラストを募集する際、どういった行動が必要となるのか、イラストの要点を明確にする事によりある程度改善を図る事ができると考える。また、レイアウターとは別に、投稿イラストの不足を補うイラスト担当者の出仕をつのることも考えられる。

 iiiについては、イラストを募集する時点で、投稿用のBBSツリーを、あらかじめ行動ごとに分類しておくことで全体の把握をある程度容易にすることができると思われる。付随する効果として管理担当者だけでなく、イラストを供出する技師たちにとっても、どの程度イラストが集積されているかをわかり易くすることで、ある程度自発的にバランスをとって投稿をすることを促す事ができる。また募集の際には該当作戦で特に重点的に募集するイラスト(=敵勢力ともっとも戦力が拮抗すると思われる作戦行動のイラスト)が告知できることが望ましい。

 i、ii、iiiに共通して言えるのは、初動の段階で募集するイラストの要点を明確にする必要があることである。どの種類のイラストを何枚用意するべきかを迅速に決定し指示することはイラスト班の重要な仕事となるだろう。


3 まとめ イラスト班の仕事

 イベント59の成功と反省から学ぶ、イラスト班のなすべき仕事は以下と考える。

  • イラスト募集要項の決定
作戦に望むにあたって最低限用意しておくべきイラストの種類と枚数、要点を決定する。
基本方針は平時にあらかじめ準備しておき、イベント開始時には個別の作戦に必要な特殊な行動のみ追加するのが効率的と思われる。

  • イラストの募集
イベント発生時にタイムリーに募集を行う。
テンプレートを準備しておき、募集自体は広報部に委託するべきか。

  • 絵師、レイアウターの手配
募集要項にしたがって必要なイラストを合成するレイアウターと素材の不足を補う絵師を募集、作業振り分けを行う。
迅速な対応のため、各国技師に、平時より参加の意思を確認しておくとよいだろう。

  • イラスト準備優先度の決定
戦力集計班、作戦立案班と連携して、作戦上、特に重要となるイラストを予測し優先度を決める。優先度の高いイラストについては、イラストを重点的に募集して高評価を狙う。

  • 投稿場所の提供と投稿されたイラストの管理
管理は最小限のメンテナンスで済むよう、募集要項に従い、投稿の時点で分類ごとにツリーを分ける。これも事前にテンプレートを準備する。
またリザルトの分配のため投稿者の名簿の管理も必要。

  • 完成イラストのまとめ
作戦時にすばやくイラストを提出するために
完成したイラストをまとめた提出用サイトを準備する。あわせて作戦時には準備済みのイラストの全貌を把握した担当者が裏チャットに待機する。

  • リアルタイム合成
万が一のイラスト差し替えのために、作戦時リアルタイムで張り付く。担当者は各イラストのPDSファイルを手元に持っておくこと。十分な要領のアップ場所も確保しておく。消耗が激しいので理想はメインとバックアップの2人はほしい。

4 その他

◯イラスト準備の優先度について

 セントラルチャットにおいての芝村さんの発言から、イラスト提出にも1.5倍ルールが適用される事が判明した。+2修正を受ける場合で考えると3倍程度のイラスト物量。+3なら5倍量が必要とのことである。つまり必要となる作業量から考えて、すべてのイラストについて限界突破を目指すのは懸命ではない。基本はすべての行動をカバーするよう広く薄く用意し、限界突破を目指すならポイントを絞るべきだろう。
 芝村さんによると、アイドレスの戦闘は大勢は戦術レベル(=動員数)できまる。イラストは戦力が拮抗した場面でのみ有効となる。翻って言えば、戦力が拮抗する場面においてこそ、イラスト班の存在が重要になると言える。
 このため、イラスト班は部隊編成において敵と最も拮抗すると思われる能力に基づいた行動に最大の物量を投入すべきであると考える。
 例えばトモエ部隊においては筋力、体格が高く、感覚、敏捷が低くなる傾向がある。このため、I=Dが主力になる作戦では、偵察などの行動においてダイスに頼らざる得ない可能性が高くなる。イラスト班は偵察イラストに力をそそぎ、近接攻撃についてはそれほど労力を裂く必要はないだろう。(I=Dトモエ主力の戦闘でイラストが限界突破しなければ近接攻撃で相手に立ち向かえないようであれば勝利は望めない。)
 これまでの経験をふまえると、帝国軍は偵察、装甲で苦戦を強いられる場面が多いため、それらのイラストに力を注ぐのがよいように思えるが、新I=Dの投入や新アイドレスの登録にともない戦力は変化しているため、イラスト班は戦力集計班、作戦立案班とも連携しポイントとなるイラストの予測する必要がある。

◯雑感

 合作イラストの提出は、リアルタイムでイベントに参加できない人や、時間の都合で一枚絵をを仕上げる余裕のない人が戦闘で活躍するための非常に有効な手段である。戦闘を有利に進めるというだけでなく、より多くの参加者にアイドレスを楽しんでもらうためにもイラスト班の存在は有意義であると考える。
イラスト班は一人で戦況をひっくり返すような英雄的活躍は出来ないかもしれないが、大勢の人間の少しずつの努力を集めて、戦況を優位に導く事が出来ればと思う。
最終更新:2007年03月26日 00:06