レムーリア戦・シオ見て分隊 防御1


作戦

【地形】
≪山林≫
  • 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
  • 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。
  • 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。
  • 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
  • 森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。
  • 偽装用ネットを使う。
  • 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
  • 歩兵による伏撃が可能
  • 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
  • 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和
  • 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る
  • 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
  • 木に登る事で上から攻撃することが出来る
  • 下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる
  • 高低差、木々により入れる戦力に限りがあるため、敵戦力の選別を行える。(ただしこちらも歩兵、山岳騎兵に限られる)
  • 森林はそこを主戦場とするもの(GPO緑キャラ)にとっては戦いなれた地形であり、夜戦、山岳戦でも地の利はある。
  • 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。
《平原》
  • 平原なので、部隊展開が容易である
  • 岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。
  • 偽装用ネットを使う。
  • 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
  • 歩兵による伏撃が可能
  • 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
  • 木々や凹み地に伏せて衝撃を緩和
  • 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る
  • 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
  • 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能

【装備】
≪全般≫
  • 対雪装備や対砂装備を施した靴を使用。速やかに、最小限の労力で移動できるようにする。
  • 豪雪地域用に、裏が鮫肌の「歩く」用のスキー板とストックを装備
  • 北国から豪雪用装備を融通してもらい、全部隊着用。
  • 迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。
  • 飲み水や簡易食料を欠かさないこと
  • ヘルメット、戦闘用の靴などの装備用品を武器として利用する。
  • 即席の武器としてシャベルや棒、ロープ、砂や岩を利用する。
  • ナイフやソードなどの刀剣類で突きや斬撃を行う。
  • 装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する
  • 武器への迷彩:森、雪原などの地形に応じて武器にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。

【陣形】
  • 指揮官指示により、密集、離散、陣形変更を即時行えるように訓練しておく。
  • 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る

【体術】
≪全般≫
  • レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。
  • 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
  • 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
  • 担当員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。
  • 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
  • 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
  • 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
  • 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
  • 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
  • 部隊員と死角を補い合う
  • 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
  • 相手の勢いや距離、間合いを意識する
  • 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
  • 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
  • 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
  • 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
  • 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する
  • 鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う
  • 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。
  • 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
  • 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。


≪対白兵防御≫
  • 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
  • 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
  • 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
  • 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る

≪対爆発防御≫
  • 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
  • (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく

≪オペレータとの連携による防御と回避≫
  • オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
  • オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
  • オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
  • オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
  • オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
  • 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている


【その他】


SS ・イラスト


龍の使いの眼前を、敵の攻撃が流れる。つい、先程まで彼の頭が存在した空間を。
文字通り、紙一重で回避する。同時に、回避の為の重心移動が攻撃の為に体移動でもあった。繰り出した得物に、敵は自身の突っ込む勢いで切り裂かれる。

そして、自身の動きは止めない。時には直線、時には曲線、時には移動は急停止しても姿勢はしゃがんだり跳ねる事で、水が流れるように一時として一箇所に留まらない。
さながら、小川をクルクルと流れていく笹舟や風に舞う花びらの如く。
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
http://atpaint.jp/takekino/src/1184391876363.jpg
頭部は、硬度ではなく形状と靭やかな素材の強度と軽さを頼む笠を兜の代わりとし、鎧は簡易な胴丸と籠手・臑当のみで、肩や大腿部は露出させている。
これは彼等が拳法家であり、敵の攻撃は悉く見切り回避する事を基本としているからでもあった。彼等にとって、鎧は最低限の防禦であり、また体当たりや拳打・足蹴を繰り出す時に重量を加えて攻撃力を増す為のものだった。

その成果が、今のレムーリアで披露されている。
甲冑を着込んだ徒歩姿らしからぬ、すっと直立に等しい姿勢から目まぐるしく進退し、敵の攻撃を空振りさせる。

攻防一体の、ある種の美しさと、それ以上に凄惨な舞が繰り広げられていた。
(文:竹戸 初 絵:モモ)

龍の使いは敵の攻撃を受け止めるのではなくかわす。他の部隊は純粋に装甲で耐え切っているが彼らはその特異な能力から俊敏さで『受け流す』である。一緒にレムーリアに出撃した藩国のユニットである大きな盾を持つ聖騎士とは対照的な方向性である。
最小限の動きで敵の攻撃を回避する事によって、次の攻撃への連携、または再度繰り出される敵からの攻撃への回避行動への体制を整える事を可能にするのは彼等の体術特化の能力故であり、それを最大限に生かす為に彼等は藩国で厳しい修行をつけていたのだ。
『どんなに大きなパワーであっても、触れもしないスピードには通じない』
 誰が言ったのかは定かではないが龍の使いはコレを教訓に回避の為に俊敏さを特化して鍛えてきたのだ。
敵が一撃で倒せないのなら何度でも敵の攻撃を凌いで戦うしかないし、敵の数が多ければ多い程彼等はその能力を発揮するのである。体力の限界など彼等は気にする事はない。戦場ではその脚でぶっ倒れるまで敵の攻撃を凌ぎ、その拳を振りかざし戦い続ける事を叩き込まれているのだ。たけきの藩国での新戦力はそんな体術の塊のような軍団なのだ。
「凌げ!!次のターンで俺達が奴らを粉砕するんだ!」
リーダーの声が響き他のメンバーは更に集中力を高める。敵にこの激しい攻撃のお礼にその拳をぶち込むまで倒れるのは己の誇りが許さない。此処で倒れてしまったら今までの修行も水の泡なのだ。例え生き残ったとしてもその戦力に期待して態々レムーリアまで自分達を送ってくれた藩王に合わせる顔がない。…そして既に九州上陸している緑オーマを此方に少しでも引き寄せなければ藩王の待つ祖国が危ない。
背水の陣で挑む彼らに敵はないのだ。
(文:砂神時雨)

「むっ!」

竹戸 初は、眼前に立つ最後の敵を斬り伏せた瞬間に叫んだ。敵の後列が、間合いを置いて攻撃してくる陣列を敷いているのを目視したからだ。
白兵戦部隊は、間合いの外から攻撃されると脆い。だからこそ、敵の部隊に肉薄して、互いが混戦している状況に持ち込まなくてはならないのに。
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
http://atpaint.jp/takekino/src/1184353194590.gif
殊更に大声を出したのは、分隊の龍の使い手たちに報せる為だ。今、各人の名前を連呼している暇はない。優秀な彼等であれば、僅かな兆候で気づく筈だから。

竹戸の予想は裏切られなかった。分隊は全員、鮮やかに防禦姿勢に移行していた。

(あ、しまった!)

今からだと、自分自身が地隙なり障害物の陰まで飛び込むには遅いし、その他の術を施す時間も無い。

(はは、ギャグだ♪)

半ば、現実逃避の発作に見舞われながらも、彼は敵から視線を逸らさなかった。何も、眼力で敵の攻撃を阻止しようと言うのでは無い。残念ながら、彼には然様な力は無いので。

(打ち物であれ飛び道具であれ、操る人の拳と肩の動きに注意!)

諳んじる程、叩き込まれた鉄則。弓・鉄砲の放つ矢や弾は肉眼で捕捉できるものでは無い。そして、瞬時に繰り出される刀剣の煌めきも、殆どの者の動体視力では映らない。
だから、それらを駆使する拳と肩の動きに注意する。

「さぁ、来い!」

直立し、虎の爪を填めた弓手を敵に突き出す。敵との距離を目測する為の、矩尺の代わりに。

竹戸が命懸けで滑稽なダンスを踊らされたのは、その直後であった。
(文:竹戸 初 絵:コダマゆみ)

逃げる、よける、かわす、いなす、受け流す。
敵の攻撃は虚しく空を切る。
たけきの藩の誇るシオ見て部隊の防戦は、踊るように、舞うように行われる。

敵の武具が、こちらの防具と激しくぶつかる通常の戦闘音楽はそこにはない。
雪を踏む移動音と、武器が空を切る音だけがそこにはある。

その様子ははたから見ると見入ってしまうほどに美しく無駄がない。
それゆえに、味方部隊はシオ見ての防戦を見るなと言われるほどである。
無論優雅に見えるのは外から見た場合の事である。
敵の挙動、周囲の情勢、自分の状態、バランス、重心、心のおきどころ、力の入れ加減、抜き加減、疲労、
すべてに意識を張り巡らせて、次の瞬間を予測し、体を動かす。
思考というよりは勘に近い、理論より感性が体を動かす。
動いている時は自然に体が動くような感覚だが、その状態を保つための集中力は並ではできない。
波一つない澄んだ水の底をのぞくような状態だ。ささいな心の波一つで次の瞬間を感じることはできなくなる。

「みんな敵をよく見て避けろっ!」
こんこの指示。自分に言っているようにも聞こえる。
「さぁ、来い!」
竹戸が気勢を吐く
「良く見て、気の流れを感じて、ハイ、受け流すっ!!」 
寿々乃が修行を思い返すようにつぶやく
「そんなへなちょこ攻撃が当たるかってーの」
りあらりんが軽口を叩く。
霞月は無言だが、余裕のある顔をしている。

本当のところ全員楽な状態ではない。それでも、暗い顔で無言で敵と対峙するのはたけきの藩国の国是に反するのだ。
「大変な国にきちゃったなぁ」
誰かはわからないが、嬉しそうにつぶやいた。


たけきの藩国の国是。それは
「ネタ国家」
という。
(文:ていわい)

参戦RP

  • 「むっ!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 06:52:05)
  • 「さぁ、来い!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 07:48:34)
  • 「みんな敵をよく見て避けろっ!」 -- こんこ@たけきの藩国 (2007-07-14 18:37:22)
  • 「良く見て、気の流れを感じて、ハイ、受け流すっ!!」 -- 寿々乃@たけきの藩国 (2007-07-14 19:11:01)
  • 「降ると観ば、積もる前に打ち祓え。風あう竹に、雪折れは無し、だ!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 19:50:56)
  • 「・・・・・・この程度で倒せると思わないほうがいい」 -- 寿々乃@たけきの藩国 (2007-07-14 20:04:37)
  • 「見切った! あんた達の攻撃なんか止まって見えるわっ!」 -- りあらりん@たけきの藩国 (2007-07-14 21:32:37)
  • 「そんなへなちょこ攻撃が当たるかってーの」 -- りあらりん@たけきの藩国 (2007-07-14 21:34:21)
名前:
コメント:

応援

最終更新:2007年07月14日 22:18