ベイズ更新とは事後確率に証拠となる情報を加味して、より確からしい事後確率を求めることである。
ベイズ推定の例題においての1回目が赤の玉のときを事前確率として、2回目が赤の玉のときの事後確率を求め、
赤の玉の多いつぼU1から取り出された確率を求めるとする。
ベイズ推定の項目で求めたように、1回目が赤の玉のときは事前確率 = 9/19 = 0.47 である。
ベイズ推定の例題で用いたベイズ定理を再度ここで用いることとする。
(Bの条件下でAiが生起する確率。nは考えられうるAの状況の数)
1回目が赤の玉のときの事前確率(0.47)に対して、2回目が赤の玉のときの事後確率(0.61)であり、赤の多いつぼU1に対する予想の上昇が見られる。
事前確率 0.47 → 事後確率 0.61
このように
ベイズ推定で求められた事前確率を用いて、事後確率を導き出すことをベイズ更新という。
さらに、3回目、4回目ともとめたベイズ更新は以下の表の通りになる。
最終更新:2012年06月25日 22:17