- 9 :名無しの心子知らず:2008/10/21(火) 10:06:22
ID:szGWFT7l
- ご近所で共働きしている小梨家庭では、柴の混じったミックスの中型犬を飼っています。
仕事に出ているときには家を施錠し、犬は室内に放し飼いにしているようです。
家に犬がいるということで防犯にも役だってきているようです。
ある日奥さんの職場(町役場の受け付けなので近所の人も職場を知っている)
に電話がありました。
「おたくの犬にうちの娘が噛まれた。女の子なのに傷が残ったらどうする?」と
母親がすごい剣幕なのだそうです。
いつものように犬は家に入れてあるし、出られないように施錠はしっかりしてあるのに、
どうしてうちの犬が外にでたのだろう、穏やかな性格の犬なのになぜかんだのだろう?
とパニクりながら自宅に戻りました。
たしかに施錠してあった玄関が開いてあり、犬は部屋の隅で小さく震えているそうです。
「泥棒が侵入→鍵があけられる→犬が近所に逃亡→子どもを噛む」という状態
だったのかと考えたようです。
場合によっては警察に届けなければならないと考えましたが、まずは
飼い主は犬に噛まれたという娘さんの家に出向き、お見舞いにと頂き物の果物を渡して、
娘さんに犬に噛まれた詳しい状況を聞いてみました。
おかあさんは「娘にけがをさせた。あとがのこったらどうする」と言っているわりに
ケガの処置をした様子でもなく、病院にも行っていません。
「病院に行こう、お金は持ちますから」と言っても受け入れてもらえず、
「ではけがをみせてください」といってもふじこられて困ってしまい、
近所にお住まいの娘さんのおばあちゃんにも来てもらって話をすることに。
- 10 :名無しの心子知らず:2008/10/21(火) 10:06:42
ID:szGWFT7l
- 犬に噛まれたという娘さんは、家で留守番しているのに飽きてしまい、
外に行ったけれど友だちがいなかったので、犬をさわろうと思ったそうです。
でも家には施錠がしてあるので入れないから、少し開いていた風呂場の窓に
よじのぼって侵入したのだそうです。
「犬に噛まれた」というのは、娘さんが寝ている犬を起こそうとして、
顔を叩いたり、しっぽを引っ張ったり、上にのったりしているうちに、
犬が威嚇して「ぐるるるるる」と言ったのに驚いて、娘さんが逃げようとして、
ソファーにつまづいて顔から転んだというだけのことだったようです。
施錠したはずの玄関が開いていたのは、娘さんが逃走するときに
内側から開けたものだったようで、泥棒ではありませんでした。
母親は娘を留守番させてなにをしていたかといえば趣味のパチンコです。
(この家の母親は時々子どもを放置して遊びに行ってしまうので有名
その間子どもは寂しいのであちこち彷徨って悪さをしています)
負けて帰ってみれば娘が「犬にいじめられた」とおいおい泣いているので、
頭に血が上って飼い主に連絡してしまった、とのこと。
大人が侵入できるほどの窓ではなかったにせよ、風呂場の施錠をしなかったのは事実だし、
犬を処分しろとごねられても困るので、飼い主は女の子が侵入したことの非は問わず、
丁寧に頭を下げて帰り、すぐに犬を飼っているその家は警備保障会社と契約したそうです。
どう考えても悪いのは勝手に他人の家の入って寝ている犬を虐める女の子ですが、
「親は子どもを躾する気はないようだし、引っ越したくても自宅だから手放せない。
それなら自衛するしか仕方ない」と、犬の飼い主さんは苦笑いをしていました
次のお話→ワンコ奥(14)
最終更新:2009年03月12日 21:59