銀髪の男は、異なる世界に来ていてもさして驚いたわけでもなく。東京という聞きなれない場所でも変わらなかった。
 死んだ、と思った状態からの呼び出しと言えるがため、彼を化物たらしめた魔力は無い。
 かつて銀髪の男は、あるアイテムを拾ったことで200年生きた。
 ブラックボーンと呼ばれる十字の魔力。力の尽きかけたそれは、しかし男の寿命を若々しいまま伸ばし続けた。
 だが、今の彼にそれは無い。元々ブラックボーンの魔力は、この東京に来る前にちょうど尽きていたのだ。

 それゆえに死ぬところであった。
 が、今の彼は魔力無きただの人間、若者としてここに存在している。聖杯もわざわざ、元の世界で無くなりかけていた強力な魔力のアイテムまでサービスはしてくれないようだ。
 果たして今の状態を聖杯戦争によって「救われた」と言うべきか「失った」と言うべきか。
(どちらでもいいか)
 元々永き人生と戦いの果てに消える寸前の命であったためか、当人はあまり気にしてはいなかった。

 むしろ、彼に驚きの念を多少なりとも抱かせたのは、こうして廃教会の中にひとり佇んでいる中……実体化してきた己が従僕の方だ。
 そのサーヴァントに目を向け、不思議そうに銀髪の男、シルバは問いかける。
「……俺がいた場所と、同じ世界の亡霊。まさか、お前が俺のサーヴァントだとはな。オラクル・ジークフリードか」

 かつて。シルバのいた世界にはジークフリードと呼ばれた男が居た。
 その名はニトス・ジークフリード。

 それはジークフリードの異名を持つだけの一人の強者であり、あくまで「人」ではある。
 その来世とも言えるもの。亡霊と呼ばれる存在として「オラクル」という少女が、シルバと同じ時代に生誕していた。すなわち、オラクル・ジークフリード。
 マスターたるシルバの記憶において敵対していた、少年と見まごうような少女だったはずの姿は、成人の女性のものとなっている。
 シルバが知っているわけではないが、その容姿はオラクルの前世における幼少時の姉、つまりはニトス・ジークフリードの姉とやや似ていた。

 魂が性別すら変わり輪転した逸話が、あるいは全盛期が呼ばれるという概念が影響してか、彼女を亡霊としてなり得なかった成長した姿として呼んだのだろう。
「俺の闘気が見えるか。なるほど、サーヴァントとやらの状態は完全に英雄としてのお前を覚醒させている。今のお前なら……俺と勝負になるかもな」
 オラクルは顔を真っ青にして、シルバを見つめていた。シルバは敵対組織のテロリストの首領にサーヴァントとして召喚され、従うことに対する忌避感だと、そう汲み取った。

「お前からしても不服と見える。だろうな、街にとって悪党とされていた俺の従者となるのは業腹だろう……」

 違う。
 オラクルの驚愕は、そこにはなかった。

「マルコ……?」
「ッ!?」

「なぜ、お前。その名を」
 それは、かつてシルバに元々つけられていた名前。彼がブラックボーンを拾うずっと前、ただの村人の子供だった頃の名。
「生涯の情報が俯瞰して見えたんだ。英霊の座は時間軸を越えて情報をなんとかって、そんな話を……あと、お前ともつながりのラインが……俺は、そんな。人としての最後の弟子が、お前だったなんて」

 その言葉でシルバは全てを察した。
 200年前。シルバが「ただの人」であった時代。かつて名を捨てたと言っていた両目の潰れた浮浪者の男。
 トーレと言う殺人鬼の汚名を着せられ、村で処刑された男。かつてマルコと呼ばれた少年の師。
「バカな、バカな。あの時俺に武を教えた盲目のおっさんが……英雄ジークフリート。人間だった時の、生まれ変わり女の亡霊として魂がこぼれ落ちる前の、生前のお前の末路だったと言うのか!?」
「あの、一応今の俺はマジで大人のお姉さんだからおっさん呼ばわりはやめてくれない?」
 セイバーは少し涙目になっているが、体格があるせいで逆に間が抜けて見えた。

 言われてみると面影がある。ニトス・ジークフリードの。そして、切り裂きトーレだと冤罪で決めつけられた男の。
 まじまじと見つめ、シルバは、やがて笑い出した。誰にも止められない哄笑が廃教会に響く。
 この「英雄」と自分との縁は、皮肉だなんて言葉では済まされない運命を帯びていたようだ。
「なるほどな……! あんたがアイツなら話が早い。俺は俺の英詩を作る。その決意は変わらん。力による統制だ」
 その言葉にオラクルは顔をゆがめる。
「やめてくれ。俺の死がそれをもたらしたと言うのなら……俺は、俺は元々英雄になんて別になりたくなかったんだよ」

 泣き言のようにも聞こえるオラクルの言葉に、シルバは眉をひそめた。

「人だったころの家族は死んでしまった。殺されて。友も、守るべき者もいない。なあ、マルコ。今となっちゃこの世界にもう俺の身内は……弟子のお前だけだ……」
「ニトス」や「トーレ」ともまた違った「オラクル」としての幼い情緒が影響しているのか、たやすく彼女の目から涙が伝う。

「下らん感傷だ。今は女としての涙で、俺をそうやってつなぎとめるつもりか? お前はしょせん亡霊。しかもそれぞれのジークフリードの記憶を持つ総体としての影に過ぎない。継ぎはぎか」

 それは、もっともな指摘であった。
 サーヴァントになるまでもなく元々の世界ですでに、ジークフリートの魂はこじれにこじれていた。
 過去へ戻り、分かたれ、暴走し……人の心は亡霊として記憶を失い、別人格として性別も変わって生まれた。
 それらの記録をいっぺんに情報として得たセイバーは、まぎれもなく元の世界のジークフリードとしての知識や人格しか持っていないにも関わらず、それまでの誰とも違う存在とも言えるものへとなっている。

 それは、戦場を駆けぬけ続け、ジークフリードの異名を持つようになったひとりの男の物語。

 未来の世界に召喚された英雄として現代で戦った自分(ニトス)。そしてそこから1200年前の過去へと戻り1000年の戦いで名を失い、別人としてのレッテルを貼られ死んだ自分(トーレ)。
 死した後に、人としての心、その魂が生まれ変わり少女としてさまよっていた自分(オラクル)。
 魔の心の方が独立し、過去の自分(ニトス)と戦った自分(ヴァジュラ)。

 同一人物でありながら異なる自分の記憶が、全て明確に引き出せる。

 それはもう、それまでのどのジークフリードとも別物なのではないだろうか?
 マスターから暗に指摘されたセイバーとしてのオラクルは、わずかに震えて自身の現状に動揺した。
 女性としてのオラクルが主体なのは、おそらく人としての魂の最後の姿が少女の状態での死だったからに過ぎないのだろう。

 1200年の混沌。時間も性別も存在もめちゃくちゃなすべてのジークフリードの生涯の記憶をしっかりと持って召喚されてしまったこの側面。
 自分はいったい何者なのだろう?

 シルバは、その姿を冷ややかに見つめる。自身はその殆どと面識があるからこそ、詰め込まれたこの女の形をした「ジークフリード」の異常性がよく見えた。
 あるいは、己がそれほど縁深いからこそそのようなイレギュラーな呼ばれ方をしたのかもしれない。
 だが、今となっては自分の道に立ちはだかる邪魔者でしかないのも事実だ。

「俺はあんたとは違う。己を貫くことを辞めたあんたとはな。圧倒的な力を見せつけなければ英雄と言うものはただ排除されるだけの異物でしかない。それを知ったのさ。だからこそ、俺は俺のために生きると決めた」
「だと、しても。今のお前も、聖杯に呼ばれたオモチャみたいなもんだろ? ブラックボーンの力も無くして。ただの人として駆り出された。ある意味では俺に近いぞ」
「……それでも好都合だ。魔力こそ無くなったが、200年の研鑽は俺の内にある。寿命が尽きかけていたあの時よりは、よほど使えるというものだ」
「このトウキョウでまたあの時のような暴虐に身を染めるのか!? そんなことは……」

 オラクルの言葉が止まる。

「そんなことは、なんだ? 力で俺を止めるとでも? それもよし。継ぎはぎと言えど1000年を駆けた経験を宿したあんたと戦えるのなら……ジークフリードと戦えるのならば、文句は無い」

 男の周囲から闘志が噴出する。威圧感が増大していく。

(そうだ、忘れていたのか……もうあの時の少年とは違う。相手はあの、十字八剣を統べる男。銀色の二丁拳銃、ダブルガンズ・オブ・シルバ!)
 その名の由来である腰に下げた拳銃こそが脅威……ではない。そんなチャチな攻撃ならジークフリードならば神秘を抜きにしても叩き落とせる。
 真の恐ろしさはシルバ自身の持つ闘気。その不可視の広範囲連撃は、二丁拳銃で一方的に撃ち殺されるかのような殺戮をもたらす。強者以外には知覚すらできない。

 シルバの筋肉が隆起する。

「光の剣閃を使わずして……俺に勝てると思っているのか? 英雄……!!!」
(なんだ、この、闘争心……こんなのはサラドにも、冥王会にも……魔の「俺」すら……かつての黒き風のヴァジュラにすら感じたことのない、純粋な闘志……!)

 魔力や苦痛、人ならざる力が勝手に暴走させる憎悪や闘争心ではない。もっと純粋なエゴイズム。
 200年。半端に寿命だけが伸びた状態で、研磨を続け。
 男は気付けば生のままに。戦に全てをかける魔人となっていた。

 そう短くない距離を一瞬で詰め、突きがオラクルの腹をとらえた。咄嗟に掌で受けるが、指がきしみ折れそうな感触に、オラクルはぞくりとした。

 もはやその拳は単純な己が業、研鑽のみで神秘を帯びている。
 英霊となったオラクル・ジークフリードと言えど、戦闘集団十字八剣の長、シルバの闘気を防ぐアドバンテージは、無い。

(人としての側面しか持たず、宝具にブラックボーンが存在しない俺。聖杯戦争に無理やり呼ばれブラックボーンを持たないマルコ。条件は互角だが……どういうことかただの人間として居ることで、逆にあいつは寿命寸前という限界が無くなっている……!)

 本来それは、弱体化の証のはずだ。
 残骸とは言えブラックボーンの魔力による強化を持たず、ただの人間として存在をリセットされて呼ばれた今のシルバは弱体化しているはずである。
 ブラックボーンと言う、人ならざる魔力の凶器を与えるアイテムの欠落。
 その真なる魔王の力による魔王の心、黒き風のヴァジュラとなれない「人の側」の集積である今の自身のように。

 しかし今のオラクル・ジークフリードは英霊。
 戦場を単騎で駆け、マインゴーシュだけで切り刻んでいった英雄。その逸話と生きざまからか、今のセイバーの敏捷はA++を体現している。

 オラクル自身がかつて言ったように英雄ジークフリード、その強みは脚力。それはつまりサーヴァントとして象徴と化した速力だ。
 これは単純にスペックやステータスとして速度に優れているというだけでは終わらない「強さ」が概念のレベルとして発現している、と言えるだろう。

 なのに……この男は、完全な生身でありながら体技のみで互角以上にまで戦い抜いている。

 確かにはるか昔、ニトスとして死力を賭して彼と戦った「記憶」はある。
(だが、ここまで化物だったか!?)
 ぶつけられる闘気を、引き抜いたマインゴーシュでなんとか弾きとばしつつも接近戦で振るうが、紙一重で避けられる。

 オラクルは知らない。
 それこそ、シルバがニトス(かつての自分)に負けたのは彼自身の末路、トーレと呼ばれた死の過去によってシルバが揺らいだからだということを。
 精神的な隙が無ければ、彼は寿命が尽き死にかけた状態ですら英雄をもその手で討っていたであろう真正の魔人であることを。

 だが。
 ジークフリードもまた「鬼人」と呼ばれた人の異端である。
 1000年を駆けた記憶が……人ならざる怪物たちを殺し続けた業が、今の総体としての彼女を、さらなる鬼人へと変貌させていた。

 殺気が。
 シルバの闘気にも劣らぬ殺気が、鬼人の眼光に宿る。
 拳が、闘気を突き抜けて突き刺さる。

 上半身を抉るようなその一撃に対し、咄嗟にスウェーで威力を殺すが、それでも無傷にはできず軽い苦痛にシルバの顔色が歪む。だがそれは苛立ちではなく、むしろ愉しいとでも言いたげな歪み方だった。
「誰が、お前に戦いを教えたと思っている?」
 そう言い放ったオラクルの言葉に、シルバは笑みを深める。
「良い拳だ。万の言葉よりよほど効く……やはり、俺が死力を尽くすに足る宿敵は、あんたしか居ないのかもな……!」
 鬼人と魔人が、戦う。並大抵の戦士では間に立つどころか知覚も思考も困難な瞬間に、攻防が繰り広げられる。

 互いの跳躍と疾走は廃教会の壁や天井を床同然の足場へと変える。
 何度かの縦横無尽と交錯の後、ある瞬間。オラクルが手を掲げると、無明無音の衝撃がシルバに突き抜けた。

「真空波……か。だが」

 鏡面絶殺。あるいは反面絶殺。
 受けた攻撃を叩き返しノックダウン寸前にまで追い込むシルバの技。
 軽くはないダメージに、オラクルは思わずよろめく。

 オラクル・ジークフリードの目は、それでもダブルガンズ・オブ・シルバを見据えていた。シルバとて、一切の攻防で無傷というわけではない。

 オラクルの澄んだ緑色のまなざしと、目が合う。
(そんな目を……していたんだな)

 見返すシルバは思わず、
「なあ。あの時」
 なぜあんたは諦めて死んじまったんだ。そう言いそうになって、シルバは口をつぐんだ。
 感傷に流されたようで。
 まだ、目の前のジークフリードの前世の終わり、死の瞬間を、心のどこかで引きずっていると認めるようで。

 しばらくして、マスターは拳をひっこめた。
 サーヴァントは、困惑する。
「やめだ。良い戦いだが……まだ記憶やその存在に慣れてないんだろう。見ればわかる。冷静なつもりなんだろうが思考がグチャグチャだぞ、あんた」

 女性的な側面を見せたかと思えばシルバの師としての部分を見せる。
 かと思えば鬼人と呼称されたほどの膂力と殺気を放ってみせる。

 ジークフリードとしての1200年の時空を超えた変遷をいっぺんに詰め込まれた人格的混乱。その経緯に縁浅からぬシルバからするとまだ彼女は本調子ではない、ということが理解できたのである。

「決着をつけるのならこの聖杯戦争の終わりにでも戦える。今は俺が俺自身の力を証明できればいい。あんたも戦ってもらうぞ」

「……人をむやみに傷つけることはしねえからな」
「そこは期待してない。無理強いしたところでというのもあるしな。だが、戦わざるを得ない危険人物くらい腐るほど居るだろうよ、俺のようにな。それに、いざとなればこいつもある」
 腕についた赤い紋章をかざす。ブラックボーン発動時のそれに形状が似ているが、違う。それは絶対命令権としての令呪だ。
「くそっ、師匠を無理やり命令してこき使うやつがあるか。でもまあ平和のためなら頑張る。だって女の子だもん!」
「しかし動いて腹が減ったな……」

「おいスルーはよせスルーは。せめて台詞につっこんでくれ。悲しくなってくる」
「とっとと行くぞセイバー。サーヴァントでも見つかれば喧嘩のひとつも売れるかもしれんからな」
「……おい、待てよマルコ!」

「お前本当にさ、昔から人の話聞かないんだからよ!」
 他のサーヴァントと会う前にそれなりに疲弊しているような困った事態だが、オラクルはそれでも笑った。
 誰だかわからない存在へとなってしまった自分でも、ほんの少しだけ昔に戻れた気がしたから。


【クラス】
セイバー
【真名】
 オラクル・ジークフリード@B.B.ライダー
【パラメータ】
筋力B+ 耐久C 敏捷A++ 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:D
 近代的なバイクなどを初見で乗りこなす運転能力。
【保有スキル】
 真空波:B
 相手を間接的に吹き飛ばす衝撃。単純物理攻撃に対する反射などを無視することができる。

【宝具】
『光の剣閃(シュマーリ・ゴールド)』
 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:3 最大補足:1
 輝けぬ金色。刃物を使って次元の隙間を切り開くことにより、人から巨大な構造物、魔に至るまで森羅万象を殺す光の剣閃を生み出す。
 これに対処するには単純に回避するか同質同量のものをぶつけて相殺するしかない。

【人物背景】
 1200年前の世界で戦っていた英雄ニトス・ジークフリード。現代に召喚された彼は、自身の数々の因縁と決着を付けて1200年前の世界へと帰っていった。
 その後、1000年間戦い抜いた彼は処刑され、やがてその身に宿した強大な魔王の力は暴走し「ヴァジュラ」と呼ばれる存在となった。
 その力のうち人の魂は「亡霊」として現代で身寄りのない少女、オラクル・ジークフリードとして現代に生まれ変わる。
 なお、現代に来たニトス、つまりかつての自分自身ともお互い知らずに出会っていた。
【サーヴァントとしての願い】
 もう誰も失いたくない。


【マスター】
 ダブルガンズ・オブ・シルバ@B.B.ライダー
【マスターとしての願い】
 力で英雄として名を刻む
【能力・技能】
 200年の研鑽による格闘・戦闘技術。
 短刀一本で瞬時に数百の敵を切り刻む相手と同等の反応、空中戦を行う身体能力。
 あふれだす闘争心が具現化した闘気により、周囲の人間を同時に昏倒させうる遠隔攻撃を使う。自分より劣った物理攻撃をシャットアウトし、近しい領域の相手でさえなければその闘気は知覚すらできない。
 また自身より実力が上の相手でさえその意志力だけで圧倒、戦慄させる異常な闘志を持つ。
【人物背景】
 テロ組織「十字八剣」のリーダー。常に飄々とした男。
 幼少時はマルコという名前でごく普通の少年だった。彼は村はずれの教会に住み着いた浮浪者の男性に師事し武術を習い始める。
 だが、その浮浪者は殺人鬼の汚名を着せられ処刑されてしまう。村と人間に見切りをつけたマルコは姿をくらまし、10数年後に自身の価値観からけじめとして村の人間を皆殺しにする。
 村の跡地で彼はBB(ブラックボーン)と呼ばれる魔力の無くなりかけたあるアイテムを拾い、わずかな魔力によって人間のまま半端な不老状態となり、200年の間、成長途上の肉体で戦闘力が増し続ける体質となった。
 やがて彼は力による統制と、それによる英詩を掲げることを望み、銀色の2丁拳銃(ダブルガンズ・オブ・シルバ)の名で破壊と戦いに身を置くこととなる。
【方針】
 俺自身の力で全てを叩き潰す。セイバーは……

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最終更新:2022年08月15日 16:00