◆◇◆◇


きっと手を繋ぐだけで、ゾッとされる。
馬鹿げた競争に一抜けしたら、通報される。
“突然変異”なんかじゃない。
ボクは、ボクでいたいだけ。

朝。鏡の前に立って。
きれいに顔を洗い流して。
ボクは、望むままに自分を彩る。

スキンケア。お肌を整えて、下地のメイク。
ファンデーションに、コンシーラー。
仕上げでしっかりと整えて。
そうしてボクは、変身していく。
なりたい自分を、形作っていく。
ボクの好きなものを、突き詰めて。
お化粧の下に、ありのままの真実を隠す。

ボクにとっての好きなもの。
ボクの世界に色を与えてくれるもの。
好きなファッション、好きなコスメ。
ボクは、何にだってなれる気がしてくる。

自由になって。望む姿になって。
ボクは、ボクらしく在り続けて。
そうすることで、閉ざされた心が解放されていく。
この瞬間、確かにボクは満たされている。

けれど。
そんな自分の奥底を、大切な人達に打ち明けられない。
秘密のクローゼットに、真実を押し隠している。


―――よく見ないとどっちかわからない。
―――気付かなくて、びっくりしちゃった。
取り巻くのは、好奇の眼差し。


悩みも、苦しみも。
本当は誰かに、打ち明けたい。
でも。裸の心なんて、見せられない。
剥き出しの想いなんて、言えない。
そうすることで何かが変わってしまうのが。
他の何よりも、怖かったから。


―――みんなに合わせられないの?
―――普通の格好すればいいのに。
そんな言葉にも、慣れちゃってる。
けれど、いつだって胸の奥へと突き刺さる。


今のままがいい。
みんなと一緒にいたい。
けれど、話せないボクがいる。
何も伝えられない、ボクがいる。
そうすれば、ボク達は永遠になるかもしれないって。
そんな臆病な想いを、抱いてしまった。

何も知られなければ、押し込められない。
常識なんて型に、嵌め込まれない。
“当たり前”や“普通”という色眼鏡で見られることもない。
そうしてボクは、口を噤んで。
掛け替えのない友達、何も伝えない。
みんなを信じたくても、不安と恐怖に足止めされる。
やっと見つけた居場所を喪うかもしれないのが、怖かった。
“話すことで、良くない結末になる”かもしれないから。


だから。
暁山瑞希”の真実は、未だに秘密のまま。
ボクという人間は、“嘘つき”で出来ている。


睫毛を整えて、目元をなぞって。
淡く薄いリップを塗って。
チークで彩った顔で、ほんの少し微笑む。
よし。大丈夫―――今日もカワイイ。
暗示のように、ボクは唱える。
“変身”したボクの姿を、見つめながら。



◆◇◆◇


がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
規則正しいリズムで響く音。
窓越しに過ぎていく、真っ暗な景色。
電車の中。端っこの座席。
ボクは、夢うつつにいるように。
ぼんやりとした顔で、寄り掛かるように座っていた。

ふぅ、と息をつく。
バイトが長引いて、諸々の用事も済ませて。
気が付けば、随分と遅い時間になっていた。
冬の只中ということもあって、外はすっかり暗くて。
車内にいる乗客も、いつの間にかボク一人になっていた。

がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
ひとりぼっちの帰り道。
誰もいない日常の景色。
まるでボクだけが取り残されたような。
そんなふうに、錯覚してしまう。

気が付けば、こんな日々に放り込まれていた。
今までの現実と、少しも違わなくて。
だけど、何かがおかしくて。
そうしてボクは、あるとき“違和感”に気付いた。
まるで大切な何かを、思い出したかのように。

“セカイ”には、行けなかった。
痛みを背負い続ける、あの娘が作った心の風景。
そこへ赴く術は、失われていた。
いつもと変わらない日常なのに、決定的に欠けたものがある。
だからこそボクは、この夢から醒めた。

偽りの日々に気付いてから、数日。
それでもボクは、ただいつものように過ごすことしか出来ない。
家で過ごして、気ままに外へと出かけて。
バイトにも行ったりして、たまに学校へ行って。
何も変わらぬまま、時だけが過ぎていく。
真実に霧が掛かったまま、ボクは彷徨い続けている。

がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
電車は、走り続ける。
闇夜の景色が、過ぎていく。
ぽつぽつと見える外の灯りをよそに。
時間だけが、無為に進んでいく。
ボクを置いていくように。

――――帰りたい。
そんなことを、ふいに思った。

その想いを抱いた瞬間。
不安と孤独が、胸の内を苛んだ。
一人でいることには、ずっと慣れていたんだけどな。
自嘲するように、ボクは思う。
だけど。今はもう、違う。


がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
車輪が回る音。車両の揺れる音。
それに紛れ込むように。

かつ、かつ、かつ―――小気味良い音が、耳に入った。
無骨な鉄の音の狭間で。
気品に溢れる、歩の音が聞こえた。
ボクはふと、視線を動かした。

―――長い金色の髪の、女の子だった。
白いファーの帽子に、コートを纏っていて。
まるでお姫様のように、風格を感じさせる佇まいで通路を歩き。
やがてボクの眼の前の座席へと、向かい合う形で腰掛けた。

周りに、他の乗客はいない。
ボクと彼女。二人だけで、この空間に居る。
真正面から向き合って、彼女はボクを見つめてくる。
白い肌と、蒼い眼を持つ、綺麗な娘だった。
外国の人かな―――なんて、能天気に考えてしまうボクがいた。

がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
鉄と車輪の音が、変わらず響く。
ボクとその娘は、ただ黙って対面し続ける。

沈黙。静寂。
電車の音色だけを背景に。
ボク達は、無言で僅かな時を過ごす。

彼女は、ボクを見つめていた。
小さな顔と、宝石のような瞳で。
ボクの姿を、静かに捉えていた。
思わず、覗き込まれるような感覚を覚えて。
照れ臭さのような、気まずさのような。
そんな複雑な気持ちを抱いてしまうけれど。

やがて、彼女は。
その端正な顔を緩ませて。
向き合うボクへと、静かに微笑んできた。


「ごきげんよう」


その娘と向き合って。
その娘に呼びかけられて。


「そして、“初めまして”」


その一言を、掛けられて。
ボクは、何かを悟ったように。
何とも言えぬ微笑と共に、応える。


「……うん。はじめまして」




いつか見た夢。
遠い西洋の国。
時計塔を中心に広がる市街地。
あちこちから立ち込める蒸気。
そんな舞台を背景に。
月夜を飛翔する、一つの影が在った。

黒い帽子。黒いマント。
まるで怪盗のような姿で、“彼女”は往く。
重力というものに、囚われることなく。
街の上を、縦横無尽に跳躍する。
飛ぶ。跳ぶ。翔ぶ――――。

ああ、この娘は。
果てしない壁さえも飛び越えて。
月の彼方まで行けちゃいそうだ。
霧と煙の夜を舞う、その姿を見つめて。
ボクは、そんなことを思っていた。




目の前の“その娘”と対面して。
脳裏に、情報が流れ込む。
知りもしなかった、この世界のシステム。
まるで漫画かアニメのような。
とても現実とは思えない、ファンタジーな物語が。
ボクの記憶の中に、確かな実感を伴って刻み込まれていく。

――――聖杯戦争。
――――古今東西の英雄、サーヴァント。
――――彼らを従えるマスター。
――――たった一組の勝者を選定する戦い。
――――その果てに得られる、奇跡の願望器。

ひどく現実味に乏しい話なのに。
夢でも見ているんじゃないかと錯覚しそうなのに。
けれど、ボクはただ、それを信じるしかなかった。
大切な人達と分かたれた世界で、ボクは目の前の現実を受け入れる他なかった。

ああ、そうだ。
ボクは既に“未知”を見ている。
“誰かの想いによって形作られたセカイ”。
そんなものに触れていたからこそ。
空想のような真実を、捉えられた。


「アサシン……で、いいのかな」
「ええ。宜しく、マスター」


だから、ボクは目の前の女の子―――アサシンに問いかける。
アサシンはすぐに頷いて、淑やかに微笑みを見せた。
ステータスとか、そういうものは一切見えないけど。
ボクと彼女の間に魔力ってものの繋がりがあるらしくて、そのおかげで“クラス”を直感で知ることが出来た。


「なんか……凄いね、こういうのって」
「そうね。私も、最初は驚かされたわ」
「奇跡なんだね、ホントに」
「ええ、正真正銘の願望器。手に入れれば、どんな祈りも叶う」


ふたりきりの車内。
取留めもなく、言葉を交わし合う。
お互いに現実味がないような様子で。
ボク達は二人で、緩やかな時間を過ごす。


「すごいなぁ、何だか……」


そうしてボクは、ぼんやりと呟く。
思いもよらない現実を前にして、呆然とする。
誰かの“想い”を具現化する―――そんな力は、確かに知っている。
バーチャル・シンガーの力によって齎されるセカイ。
それぞれの歌に触れた人間が形作る、心の風景。

ボクはそれを知っている。
だからこそ、どんな祈りでも叶う奇跡を。
ぼんやりとだけど、受け入れられたのかもしれない。


「ねえ、マスター」


がたん、ごとん―――。
がたん、ごとん―――。
物思いに耽るボクに向かって。
彼女は、静かに呼びかけてくる。


「あなたは、“奇跡”に――――」


がたん、ごとん―――。
がたん、ごとん―――。
向かい合うボクと彼女。
電車が、揺れる。
景色が、夜が、動く。
そして。


「――――何を望むの?」


ほんの一瞬。
視線を逸して。
また目の前を視た直後。
ボクは、目を丸くした。

先程までの“少女”の姿は、何処にもなく。
まるで入れ替わるように、“彼女”は眼前に座っていた。
銀色の髪。真っ黒な外套。
何処かスパイを思わせる衣服だったけれど。
フリルのついたスカートが、ドレスみたいに対照的で。

そして、“彼女”の顔は。
先程までの“少女”と、瓜二つだった。





私達が、離れるなら。
私達が、迷うなら。
その度に、何回でも繋がれるように。

それが、“彼女”と“王女”の絆。
そして、“白い鳩達”の契り。

壁によって遮られ。
それでもなお貫かれた、二人の友情。
全てを欺く、鏡合わせの愛。

少女の“嘘”は、世界を変える。
想いを隔てる、壁さえも乗り越えて。






「凄いね……一瞬で“変身”しちゃった」
「ええ、“黒蜥蜴星人”の特殊技能よ」


クロトカゲ―――何だって?
妙な単語に、思わず聞き返しそうになったけれど。
真顔でそんなことを言ってきた“彼女”に対し、問い詰めるのも気が引けてしまった。

出で立ちは違くても、顔はそっくりなのに。
けれど、身にまとう雰囲気は全く異なっている。
まるで、何ていうか―――もっと“只者じゃない”みたいな。
そんな張り詰めた空気が、漂っていた。

それだけじゃなくて。
すぐ目の前に姿があるのに。
実態が無いかのように、気配が朧気で。
まるで幻影でも目の当たりにしているかのような感覚に、内心面食らってしまう。

彼女は、ボクをじっと見つめている。
ボクの答えを、待つように。
――――あなたは聖杯に、何を望むの?
その問いは、未だ続いている。

それを察したボクは、少しだけ考え込んで。
やがて、“彼女”の目を見据えて答えた。


「……何も望まないよ。ただ、帰りたい」


ボクは、きっぱりと答えた。
きっと、奇跡の力があれば。
どんな悩みだって、振り払えるんだと思う。
ありのままの姿を打ち明けられない、臆病な自分。
社会と自分のギャップに、延々と苛まれる自分。
願望器があれば、そんなものも容易く乗り越えられるのかもしれない。


「ボクのこと、いつまでも待ってくれるって。
 そう約束してくれた“友達”がいるから」


だけど、それでも。
ボクには大切な“居場所”があるから。
待ってくれる“友達”がいるから。
それ以上のことは、望まない。

―――いつか話してもいいって思ったら、話して。
―――それまで私、待ってるから。
―――話せる時が来るまで、ずっと一緒にいる。

嘘つきで、臆病なボクに。
“あの娘”は、そう言ってくれた。
無理に言わなくてもいい。
それでも、友達だから力になりたい。
いつか話してくれる時まで。
ずっと傍に居たい。
そう伝えてくれたことが、嬉しくて。
少しでも前に進んでいきたいと、思えるようになって。

だからこそ、ボクの望みがあるとすれば。
それはただ、“元の世界に帰りたい”という一点だけだった。
だって―――大切な友達が、ずっと待っててくれているのだから。
皆が作ってくれた居場所に、ボクは戻りたかった。


そんなボクの想いを聞き届けて。
アサシンは、静かに目を閉じていた。
何かの思いに耽っているかのように。
過去を振り返って、懐かしむかのように。


「いい友達ね」


そして彼女は、瞼を開いて。
微かに笑みを浮かべた。
そんなアサシンの姿に、ボクは仄かな安心を覚えた。
その優しげな微笑みを見て。
彼女の心に、少し触れられた気がしたから。


「今は、まだ……難しいけれど」


だからこそ、ボクはぽつぽつと語る。
胸の内の想いを、静かに紡ぐ。


「いつか、越えなきゃって思ってるんだ。
 友達にもまだ打ち明けられてない、本当の自分のことを」


ボクは、まだ決心が付いていない。
不安と拒絶。喪失への恐怖。
真実を伝えることで、ささやかな幸せが壊れてしまうかもしれない。
そうして足踏みを続けて、前へと進むことができなくて。
だけど、ボクの“友達”は。
いつまでも待ってくれると、そう言ってくれた。

だからこそ、思う。
もしも、ほんの少し。
ほんのささやかにでも。
踏み出す勇気を掴めたのなら。
その時は、越えたい。


「――――“嘘つき”な、ボクの壁を」


ボクを堰き止める。
とても大きな、心の壁を。




「空」
「え?」
「翔びたいと思ったこと、ある?」


がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
音が、流れていく。
景色が、流れていく。
深い夜に、揺られて。


「……うん。自由に、ありのままに」
「そう。なら、連れて行ってあげる」


がたん、ごとん。
がたん、ごとん。
過ぎゆく世界の中で。
彼女は、そんな約束をしてくれた。
ボクの瞳を、まっすぐに見つめて。





がたん、ごとん。
がたん、ごとん―――。


「駅、着いたみたい」


それからボクは、再び瞬きをした。
瞼を閉じた、ほんの刹那の合間に。
眼の前にいた黒衣の少女は、再び金髪の“お姫様”へと戻っていた。

彼女は何事もなかったかのように、優しく微笑んで。
座席から立ち上がってから、ボクに手を差し出した。


「行きましょう。マスター」


その言葉に誘われるがままに。
ボクは頷いて、彼女の手を取った。
そうして、ゆっくりと身を起こしてから。
仄かな明かりの灯る駅のホームへと、二人で降り立つ。
そうしてボク達はゆっくりと、静寂の中へと溶け込んでいった。


◆◇◆◇


少女“アンジェ”は、スパイだった。
東西に二分された英国を変えるべく。
自らの願いの全てを背負わせてしまった“親友”を救うべく。
彼女は、影の戦いへと身を投じていた。

その狭間で、思い出す。
白鳩の名を冠した、仲間達のことを。
たった一人で戦っているつもりだった。
それでも、“親友”は“王女”としての決意を固めて。
そして皆もまた、各々の“想い”を背負って奔り続けていた。

生前の記憶は、途切れている。
女王暗殺計画を妨げ、“王女”と共に飛び去った瞬間を境にして、霧が掛かっている。
サーヴァントとして召喚された際に、何かしらの影響が出たのかもしれない。
それでも“生前にきっと後悔はなかった”と、アンジェは直感する。
何かの納得を得て。何かの答えを掴んで。
そんな結末を迎えたことを、彼女は理解していた。

だからこそ―――彼女は内心で謝罪した。
ごめんなさい、また一人で無茶をすることになる。
親友や仲間達に、そう告げる。

聖杯。あらゆる奇跡を齎す願望器。
この世の理さえも塗り替える、絶対的な力。
それがあれば。そんなものが、あるならば。
きっと、私達のような人間は生まれなくなるのだろうと。
アンジェは、そう思ってしまった。
差別。貧困。分断。戦争―――人々は“壁”によって遮られ、苦しめられる。
“王女”は、そんな英国を変えたいと誓った。
善き世界が訪れることを、望んでいた。

ああ。
ならば、私もまた。
奇跡を、求めたい。
願望器が紛れもない真実だというのなら。
私は、それを掴み取りたい。

英国だけじゃない。
この世界のあらゆる“壁”を壊して。
片隅で喘ぐ人達に、少しでも善い世界を齎したい。
貧しき人々にも、虐げられる人々にも、安寧があってほしい。
そして、二度と想いが遮られることのない未来を作りたい。
そんな無垢で、子供のような願いを抱いてしまった。

だからこそ、アンジェは聖杯戦争へと召喚され。
そして、暁山瑞希と出会った。


――――いつか、越えなきゃって思ってるんだ。
――――“嘘つき”な、ボクの壁を。


瑞希の言葉を思い出して。
アンジェは、微かに微笑んだ。
何かを背負っているのは、お互い様らしかった。
“嘘”への負い目を抱えながら生きて。
それでも待ってくれる“友達”を想っている。
そんな瑞希の姿を、どこか懐かしく感じて。
だからこそ、少し肩入れしたくなってしまった。
瑞希が翔びたいと願うのなら。
その壁を超えられるために、支えたかった。


アンジェ・ル・カレ
かつてのプリンセス・シャーロット。
彼女は、誓う。壁を越えることを。
己の願いと、マスターの想いを果たすべく。
さあ――――翔ぼう、白い鳩のように。


◆◇◆◇


【クラス】
アサシン

【真名】
アンジェ・ル・カレ@プリンセス・プリンシパル

【属性】
中立・中庸

【パラメーター】
筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:C+

【クラススキル】
気配遮断:A
自身の気配を消す能力。隠密行動の技能。
完全に気配を断てば発見はほぼ不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【保有スキル】
専科百般:A
スパイとして体得した多数の専門技能。
戦術・学術・隠密術・暗殺術・詐術・変装術など、工作活動におけるスキルをBランク以上の習熟度を発揮できる。

心眼(真):B
訓練と実戦によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。

跳躍:B
宝具『Cavorite Moon』発動時にのみ効果を発揮するスキル。
三次元機動を行う際、敏捷値にプラス補正が掛かる。
また敵への接近、攻撃の回避、戦線離脱と言った敏捷値が関わる行動においても優位な判定が得られる。

鹵獲:B
自身が調達した物資・装備に低ランクの神秘を付与させることが出来る。
対サーヴァント戦において通用する武装の現地調達が可能となる。
神秘を帯びた装備は他者への譲渡も可能だが、アサシンが魔力パスを切断することでいつでも効果は解除される。
なお一度神秘を付与した物資は、宝具『Princess Principal』で“変身”してる最中にも効果が維持される。

【宝具】
『Cavorite Moon』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1\~2 最大捕捉:5
空間・物質の重力を遮断する動力源「ケイバーライト」。
それを個人携行型の球状移動装置へと落とし込んだ「Cボール」が宝具化したもの。
レンジ内の重力へと干渉し、アサシンの肉体を無重力化させることで変幻自在の三次元機動を行う。
アサシンの操作によって自在に無重力状態が制御される他、他の物質を無重力化させることで攻撃や妨害を行うことも出来る。

『Princess Principal』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
瓜二つの顔を持つ“王女”への変装。そして“真実の姿”への回帰。
アルビオン王国の王女と入れ替わる極秘任務「チェンジリング作戦」が宝具化したもの。
サーヴァント『プリンセス・シャーロット』へと変身する。
宝具の領域へと到達したことで、“変装”ではなく“変身”と化している。
発動と解除はアサシンの意思で自在に可能。なお肉体や霊基は完全にプリンセスと同一のものになるが、人格や記憶はあくまでアンジェのままである。
宝具発動中は以下のステータスに切り替わる。

《パラメーター》
筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:-

《クラススキル》
気配遮断:D
自身の気配を悟られにくくする。
最低限の隠密行動は出来る。

《保有スキル》
カリスマ:C+
大衆の上に立つ天性の才能。
集団の士気を向上させる他、他者との駆け引きや交渉で優位な立場を引き出しやすくなる。
政治的バックを持たず、王位継承権からは遠い立場にある王女だったが、それでも人々を惹き付ける十分な才覚を備えていた。

鋼鉄の王冠:B+
王族としての器量と覚悟。
自身に対する精神干渉の効果を大きく軽減する。
また窮地においても冷静に状況を見極め、確固たる意志を持って判断を下すことが出来る。

掩蔽の姫君:A
始まりは貧民。やがて王女と化し、そして内通者となった。
自らの真実の姿を隠しながら大衆の前に立ち続けた逸話の具現。
サーヴァントとしてのステータスを視認されず、魔力の気配も一切感知されない。

専科百般:E
スパイとして体得した多数の専門技能。
学術・詐術・話術・変装術など、工作活動におけるスキルをある程度発揮できる。
アンジェと霊基を共有していることに伴い、劣化した状態でスキルが引き継がれている。

【Weapon】
オートマチック式リボルバーを携行。
遠距離にワイヤーを射出するワイヤーガンなども装備。

【人物背景】
壁によって東西に二分された19世紀英国。
その西側、アルビオン共和国に所属するスパイの少女。
東側の王女であるプリンセス・シャーロットと瓜二つの風貌を持っている。
その容姿を活かした「チェンジリング作戦」を立案し、名門校クイーンズ・メイフェア校の生徒として東側のアルビオン王国へと潜り込む。
アンジェとプリンセス。二人には、ある秘密があった。

サーヴァントとして召喚されたアンジェは英霊として限定的な再現に留まっており、TV版最終話以降の記憶を持たない。

【サーヴァントとしての願い】
差別。貧困。分断。戦争。
人々を隔てる“壁”を壊して、少しでも善い世界を齎したい。


【マスター】
暁山 瑞希@プロジェクトセカイ

【マスターとしての願い】
みんなとの時間が、1秒でも長く続いてほしい。
そして、いつか壁を乗り越えたい。
そのためにも、生きて帰る。

【能力・技能】
音楽サークル内では動画制作を担当。
コラージュや洋服のアレンジなども得意。

【人物背景】
ネットで活動する音楽サークル「25時、ナイトコードで。」のMV担当。
可愛いものが大好きな気分屋。
たまたま聴いた宵崎奏の曲に惹かれるものを感じ、MVを作って投稿する。
それが奏自身の目に留まり、動画担当として誘われた。
サークルメンバーの誰も知らない秘密がある。

参戦時期はイベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」以降。

【方針】
生きて帰る。

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最終更新:2022年08月19日 01:16