【クラス】
キャスター
【真名】
埴安神 袿姫 (はにやすしん けいき) @東方鬼形獣
【ステータス】
筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具A
【属性】
秩序・善
【クラススキル】
陣地作成:A+
自らに有利な陣地を作成するスキル。
土の神に連なるキャスターの場合、巨大な墳丘墓を作成可能。
しかしてその内部はサイバーチックな意匠の巨大工廠である。
東京23区内にも点在する前方後円墳や埴安神を祀る神社など、
特に相性の良い場所を陣地のベースとした場合、その地の霊格が上昇。
龍脈を引き寄せることさえ可能となる。
道具作成:-
下記保有スキルが代替する。
【保有スキル】
神性:A+
日本神話における国産みの神、イザナミから生み出されたキャスターは最高クラスの神性を持つ。
神性特攻が巷にあふれる近年の環境ではデメリットの方が大きいかもしれない。
造形神(イドラデウス):A
土を焼き、あらゆる偶像を造形する土の神の権能。
象った偶像は、象った対象の機能を果たす。
兵士を象れば兵士の、騎馬を象れば騎馬の機能を。
貨幣を象れば貨幣の機能を果たす。そして人体を象れば人体の機能を果たす。
おまけに多少の破損なら自己修復する。
剣や鏡など、何かを象らずに本物として造ることを試みれば、それは信仰の対象とさえなりうる。
つまりは神社の御神体として祀られるようなマジックアイテムを生み出すことであり、神を新たに生むことに等しい。
材料は土を元とするもの(コンクリート・鉄・ガラスなど)なら何でも良いが、
土そのものから生み出すのが最も効率が良いようだ。
高速造形・焼成:A
神代の昔から造形を重ねてきたキャスターの手捌きは、ありふれた埴輪なら一瞬で造形することが可能である。
造形された土はオーラのように纏う赤い炎でやはり一瞬にして焼成され、偶像として完成する。
このスキルも土そのものに対して行うのが最も効率が良く、土からの加工度が大きい材料ほど効率は悪化する。
【宝具】
『最高傑作偶像・杖刀偶 磨弓(アイドルオブマスターピース・じょうとうぐう まゆみ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:指揮する埴輪軍団と同数
造形神たるキャスターの最高傑作。五感と人格、造形主への絶対の忠誠心を有する、埴輪軍団の指揮官である。
その姿は 埴輪武装男子立像 に似た鎧を纏った、美しい少女である。
剣術・弓術・騎馬術に通じ、セイバー・アーチャー・ライダーとしての適性を有する。
つまりは彼女単独で敵サーヴァントと戦うことができる、ということである。
サーヴァントとしてのステータスは以下に相当する。
筋力C 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運D
保有スキル
対魔力:A 騎乗:C 軍略:C 直感(真):B 自己修復:A 戦闘続行:A
キャスターはこの宝具を1度に1つしか保有することができず、
完全に破壊された場合は作業に集中できる環境で、3時間程度の時間を掛けて造り直さなければならない。
登場話で一瞬にして登場したのは既に持ち込んでいた宝具を呼び出したからである。
【weapon】
造形術によって作成した埴輪の軍団たち。
魔力さえあれば東京23区全土の地殻と建造物を1ヶ月ほどで全て埴輪に変えてしまうことさえ可能。
大軍に兵法なし。数の暴力こそ最強。戦いは数だよ姉御。
だが、そんな常識を破ったからこそ英霊はいる。油断は禁物である。
【背景】
国産みの神・イザナミは火の神・カグヅチを産み、女陰を焼かれて苦しんだ末に死んだ。
死に瀕したイザナミが苦しむ間の吐瀉物・尿・大便もまた神となった。
大便から生まれたうちの一柱が、埴安神(はにやすのかみ)である。
埴安神の権能は土。すなわち豊穣・土木、そして製陶などである。
そして、とある異界においての話。
畜生界に堕ちた人の霊を救うべく、埴安神は"袿姫"という名で自らの権能を切り分け、
人の姿をとって造形神として降り立った。
それが埴安神・袿姫である。
幸運値は本来はBランクだが、マスターの補正でDランクに低下している。
最終更新:2022年09月09日 19:19