【クラス】

バーサーカー

【真名】

"グリム"或いは"ルイス・キャロル"或いは"アンデルセン"、或いは"名も無き不死者"@BLACK SOULSⅡ-愛しき貴方へ贈る不思議の国-

【ステータス】

筋力B+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力B+ 幸運EX 宝具E~A++

【属性】

混沌・狂

【クラススキル】

狂気:A
憧憬と渇望、無垢と愛憎。調和と摂理からの逸脱。
周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。

領域外の生命:A
外なる宇宙、虚空からの来訪者に見初められた者。
邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮う器。

【保有スキル】

宇宙〈そら〉の恩寵:EX
虚空より見遣る無貌から贈られる、寵愛にして最悪の呪詛。
創造されたる箱庭宇宙の中枢を担うに相応しい高次生命として強い神性を帯びるが、代償に自身のあらゆる運命・未来・可能性を簒奪され、死後の輪廻までをも縛られる。
このスキルは自身の死亡、ないし令呪の使用、聖杯による奇跡を行使しようと、決して取り外すことができない。
余談だが、彼の幸運ランクEXはこのスキルに由来する(本来のランクはE-)。
これを規格外の幸運と解釈するか、逆に規格外の不運と解釈するかは、人によって別れるだろう。

不死の呪詛:A
その身に掛けられたる呪い。バーサーカーは決して死ぬことが許されない。霊核を破壊された場合、彼の肉体は一時的に消失し、次瞬に相応の魔力消費と共に復活する。
事実上戦闘続行の上位互換スキルとも取れるが、無論これにはいくつかの条件とデメリットが存在する。
第一に、復活にかかる魔力消費はサーヴァント召喚に匹敵するものであり、マスターがこれを賄えない場合にはバーサーカーの霊基は消滅する。
第二に、復活の度にスキル:精神汚染のランクが上昇し、更に汚染をマスターと共有する。
歪な比翼連理は溶けあうように墜ちていく、それは精神的な心中と言い換えてもいい。

精神汚染:A+++
愛しき少女の情念によって精神が汚染されている。
精神干渉をシャットアウトできるが、同ランクの精神汚染を持つ者でなければ意思疎通が成立しない。

【宝具】

『開演の刻来たれり、其は総てを弄ぶもの(ディアラヴァーズ・グランギニョール)』

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1000
あらゆる他者を演者とし、その運命を弄ぶ悪辣劇場。
かつて数多の物語を玩弄し結末を書き換えたご都合主義の支配者「メアリィ・スー」が保有する世界改変の権能にして、それ自体が意思を宿した最新の邪神とも言うべきもの。
その権能が最大まで発揮された場合、過去の改竄や死者の蘇生さえ実現できてしまう文字通りのデウス・エクス・マキナであり、限りなく全能に近い万能の力ではあるが、
その本質はあくまで既存の物語の改変であり、0からの創造だけは決してできないという性質を持つ。
かつて暗黒舞台装置・機械仕掛けの失楽園との戦闘で簒奪した力だが、バーサーカーは現在この宝具を失っている。

『終幕の刻来たれり、其は総てを尊ぶもの(アリス・イン・マリアージュ)』

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
己一人を苦行者とし、物語を紡ぎ上げる創造能力。
神ならぬ人間であれば誰もが持つものであり、別の事象世界においては「観測の力」とも呼称されるもの。
バーサーカーが、そして彼の魂の大本となった童話作家たちが繰り返してきた、空想の創作にして世界の創造。
バーサーカーの場合、書き上げられた物語に準じた登場人物を夢霊として召喚することができたはずなのだが、現在彼はこの力を失っている。

『恐怖劇を終える剣よ、此処に(アンサンブル・カーテンコール)』

ランク:E~A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100
かつてバーサーカーが揮った数多の武器群を、相応の魔力消費と引き換えに具現化する。
由来なく拾い上げた名も無きもの、想いと共に誰かに託されたもの、血と闘争の果てに奪い取ったもの。彼が歩んだ死山血河の旅路の象徴にして、力の具現。
それはまるで、彼らが紡いだ物語のように。
幾重にも折り重なる因果と縁にして、想いと願いの果てである。

【weapon】

アンサンブル・カーテンコールによって召喚した武器群。

【人物背景】

「君は確かに、過去に、覚えがあるだろう。
 偽りでありながら感じた肌の温かさを、抱擁する躰から滴る血の温かさを。
 記憶の底に在る少女を再現すれば、人の形に見えるものなのか」

邪神に玩弄された魂。神々の箱庭遊びのお人形。
総ての真実を忘却したまま、彼は今も愛しき少女を探し求めている。

【サーヴァントとしての願い】

「アリスは何処だ?」

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最終更新:2022年09月09日 18:24