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 魔力を鳴動を感じる。
 無色の空間から、夢心地に似た何処かから、浮上していく感覚。
 本来は沈んでいたもの、それが浮上するにつれ、自我を取り戻していく。
 かつて滅びに瀕した世界にてその役目を終えた英雄は、まどろみの中その瞳をゆっくりと開いた。

『聖杯』『異界東京都』『聖杯戦争』『異なる世界の英霊たち』『数十数百騎による願いを賭けた戦い』

『そして、私の戦うべきもの』

 魔力が、失った体を編み込んでいく。
 その過程で、数多の見知らぬ知識が練り込まれていく。
 それは、何処かの世界からの干渉か。
 聖杯か、編纂事象の抑止力とやらか、それとも『守護神デュデュマ』の意思であるのか。
 少女には、ささやかでこまやかな願いこそあれど、聖杯などにかける大それた願いはない。
 しかし、少女はここに召喚される。
 ある一つの使命を持って、少女は召喚者のもとへと現れた。

「サーヴァント・ライダー。使命を受け召喚された。お前が私のマスターか――」

 懐かしい装束を纏い、仮初めの体を得る。
 サーヴァントとは、死した後も皮肉なものだと思いながら、ライダーは目前のマスターを見て。

「え、何? サーヴァント……マスター?」

「……は?」

 寂れたアパートで一人酒盛りしていた男は、見た通りの呆け声で応じた。
 スーツ姿を楽に着崩した、20代半ばほどの男だった。
 か細いライン、頼りない魔力、状況を明らかに理解していない酔っ払い顔。
 どう見たって、素人だった。
 おい、これはどういうことだ。
 少女……ミト・ジュエリアは、未だ預かり知らぬ『使命』とやらに内申毒づいた。


「で、そろそろ落ち着いたか」

「ああ落ち着いたよ……魔力放出とやらであれだけ部屋の中を転がされればな!
チクショーお陰で体の節々が……どうしてくれるんだ明日も仕事あるんだぞ!」

「それは悪かった。どうにも定職についた男には見えなくてな」

「俺は、フリーターじゃ、ねえって!」

 似たようなことを言われたことがあるのか、男は悲しげにビール缶を冷蔵庫にしまうとミトと対面する。
 胡座をかき、あー、とか、うー、とか、しばし困ったように頭を掻いていたが、それが終わると姿勢を正し、正座で向き直った。

「……おかしな催眠術にかけられた、とかじゃないんだよな? お前は、サーヴァントってやつか?」

「その通り。お前の手に宿った令呪が、私のマスターである証ということになるな」

「マジか……マジか」

 男は険しい顔でうつむき、眉間を揉む。
 自分の頭に刻みつけられた、不自然さをまるで感じない知らないはずの知識を咀嚼していく。
 ミトはそれを待った、こちらから声をかけることなく。
 初対面こそダメな大人の姿だったが、よくよく見れば武道の基礎、初歩の精神修養を修めたものの振る舞いだと気づいたからだ。
 マスターの男は現実逃避をしているのではなく、現状を理解し答えを探していた。
 ならば発破をかけることはせず、試してみることにした。

「……悪い、とりあえず名前からだよな。俺は石田虎侍。高校の教師で、担当は政治経済。後剣道部の顧問をしてる。
この異界東京都、ってとこで与えられたらしいロールも、それに準拠してるみたいだな」

「改めて、私はライダーのサーヴァント。サーヴァントの基礎クラス七騎のうち、強力な乗騎を持つものが選ばれる。
此度の聖杯戦争には、ある使命を抱いて参戦した」

「使命? 願いってやつか? 聖杯で、なんでも願いが叶うっていう」

「違う。私は聖杯にかける願いを持たない。私が召喚されたのは、ここに私の戦うべき『何か』が存在するからだ。
私は『世界』、或いはそれに近しい存在の要請を受けて召喚されたものである」

「……かいつまんでいうと、仕事ってこと?」 

「そういうことになる。そして、私が使命を果たすには必然戦う必要があり、マスターであるお前の協力は不可欠だ」

 その言葉に、空気が引き締まる。
 武道の基礎を修めているとはいえ、紛れもない一般人に対する協力要請。
 ミトとしても不本意ではある、だがその程度の不本意は飲み下さねば、戦うことなど到底できない。

「石田虎侍。戦う覚悟はあるか? まもなくこの異界東京都は戦場となる。サーヴァントの戦いは秘匿されるものではあるが。
しかし、この創造された異世界は『最悪この世界が壊滅しようと構わない』ことが前提にあると想定される。それに値する強力な宝具の持ち主がいれば。
逃げ場の保証はできない、戦わねば死ぬ。特にマスターとして招かれたお前は。果たしてお前が現実のお前であるのか、我らと同じような写身であるのか。
しかしどうあれ、ここにいるお前はお前としての意思を持っていることに変わりはあるまい」

「……戦う、か。現実味が全然ないな……けど、この知識ってやつがこれが現実だって嫌ってほど訴えてきやがる」

 教師、それも社会学の担当であるからには、戦争というものがどういうものかは知っているのだろう。
 平和な日本においては体験することなど無いが、中東や西欧においては今も残酷で陰惨な国境争いを続けている国は多数存在する。
 まして、英霊。人の形をした戦闘機とでも形容すべきものがこれから数十数百の規模で争いを始めるというのだ。
 しかし、迷う時間は与えられない。
 残酷なことではあるが、迷うくらいなら、戦わないほうがいい。

「今、ここで、答えを聞く。お前は戦えるか。戦えぬいうのなら、今日のことを忘れ、脳裏の聖杯の知識から目を逸らせ。覚悟無きものに――」

 英霊は、マスターという要石さえあれば存在できる。
 最悪、自分一人でも。そう思ってかけた言葉は、焦りの声に遮られた。

「待った! ちょっと待って! 3分くれ!」

「は?」

「だから、3分! それだけ待ってくれないか」

「……戦場では、1秒の迷いも命取り――」

「まだ戦場じゃないだろ! というか、『そういうの』じゃないんだ! とにかく待ってくれ!」

「……いいでしょう。3分だけ」

 3分を許すと、虎侍は棚の上の写真立てを手に取った。
 中には、竹刀を持った剣道少女たちの姿が写っている。
 ある青春の一幕、その中には虎侍の姿もあった。
 その写真を、写真の中のひとりの少女を、彼は見つめていた。
 そこに何かを問いかけるように、そしてそこから答えを受け取ったように。

「なあ、ライダー。この聖杯ってのは、俺みたいなただの教師もマスターに選んじまう。
ならさ……こいつらくらいの子供が選ばれちまうってこともあるのか?」

「……あるだろうな。多くの願いを内包するには、多種多様な人間を招き入れマスターに選ぶだろう。その子達は、教え子か?」

「ああ。けどまあ、何かを教えられたかって言われると甚だ疑問なんだけどな。
俺は……あの頃、生徒よりも明日の食い物のことを考えてるような、典型的なダメ教師だったよ」

 生徒から菓子パンを恵んでもらい喜ぶその姿は残パンマン、などと呼ばれていた事実は本人としては知らないほうがいいだろうが。
 だがそんなことは認知するまでもなかった。
 ある少女を剣道部に引き入れたことをきっかけに、大いに自分を見つめ直すことになったからだ。

「一年分の食事券をかけて先輩と剣道部同士の試合だーなんて馬鹿なことしてたのがきっかけだったかな。
なんとしても勝とうって躍起になって。実家が剣道場をやってる新入生の子を引き入れたんだ。
これがべらぼうに強くてな。俺なんかよりよっぽど強い。それにどこまでも真っ直ぐな剣道で……あの頃、剣道部の先生は俺じゃなくてあいつだった」

 そう、そんな真っ直ぐな剣道に触発されて、ダメ教師は昔を思い出した。
 嘗て剣道に打ち込んでいた自分、先輩に勝てるほど強くなれた自分は確かにいた。
 昔とった杵柄で、惰性で剣道部顧問をしていた自分に火が灯った。

「火がついたことで、自分が見えるようになった。昔の自分は思い出せた。けど、昔じゃダメだ。俺があいつらの先生をしてやるには、何が必要なんだろうって。
結局、その答えは出なかったよ。俺にできたのは、剣道部顧問でいたことだけだ。ただ場所と機会を用意してやっただけ」

 それは他の誰だってできたことだ。
 たまたま、その時にいたのが自分だったというだけの話。
 けど、それでも。

「『先生みたいになりたいです』って、そう言ってくれたんだ。あいつは剣道は実家の手伝いってだけで、あんまり好きでもなくて。
けどあの剣道部で皆と一緒に剣道して、皆あいつを目標に頑張ってて、それが嬉しいって言ってくれたんだ。俺たちを通して目標を見つけてくれたんだ。
あの日ほど教師になって嬉しかった日はなかった」

 大人になるっていうのは……大人になったら、ビールを飲めるようになる。
 それだけだ、ただそれだけ。
 つまり、ほっといても勝手になっちまうってことだ。
 じゃあ、大人と子供の違いって何だ?
 俺たち大人は、子供たちに何を伝えてやればいいんだろう。
 答えは、まだ出ていない。
 子供の代わりに戦ってやることか? それは、何か違う気がする。
 けど、それでも。

「ライダー。俺も戦うぞ。……滅茶苦茶怖いけど。正直勘弁だけど。けどさ、もし助けられる子供を見過ごしちまったら、俺はタマに、あいつらに顔向けできねえよ。
いざその時になったらビビって逃げ出しちまうかもだけど。けど、そこにいなけりゃ、逃げ出すこともできないよな」

「……子供たちの代わりに、命をかけるのか? お前が?」

「分かんね。命なんてかけられるのか。多分ちゃんと理解できてねえ。けど……もし仮に、俺に命より大事なものがあるとすれば。
それはきっと、これ以外にないと思ったんだ。人によっちゃ馬鹿馬鹿しいかも知れないし、なんならただの見栄だけど」

 答えは出た。
 それは平和な世界に住む男なりの、何も分かっていないなりの一般論でしかなかったが。
 その瞳の中に偽りのないことを、ミトは十分に感じ取った。

「だ、だからさ……ライダーの使命ってのが何なのかは知らないけど、できればそのー、手伝って欲しいかなって……」

「……クッ、クックック」

「え、何。どしたの、今の良かったの悪かったの。ちょっと怖いんだけど」

「あはははははは! いいよ、及第点にしといてあげる」

 そうして、荘厳な雰囲気の少女の顔は崩れた。
 大人のような口調は少女然とした年相応のものに変わり、華のような笑顔が溢れる。

「ま、どうせ現状じゃできることなんて限られてるしねー。マスターからの魔力共有は頼りないし、宝具はまだ使えたもんじゃないし。
仙里算総眼図であたりの情報を集めるくらいしかね。そこに方針を加えるくらいなら、何も困らないし」

「? ??? お、お前猫被ってたのか!? 普通に喋れるなら最初からそうしてくれよ心臓に悪い!」

「私のこと少女の形した得体の知れない怪物だとか思ってた? まあ実際そうなんだけど。
ま、対外的な口調も私的な口調も私ではあるから慣れてよ。で、あんたの言い分だけど。子供たちを助けるっていうのね。いいよ、手伝ってあげる」

「それは助かるけど……いいのか? お前の使命ってやつは」

「使命はあるけど、それが具体的に何なのかは知らされてないの。
多分この聖杯戦争に召喚されるサーヴァントの中で『私が戦うべき相手』がいるんだと思うけど……そもそも見つけなきゃ話にならないし。
因縁でもあるのか、相性の問題か。まあ何にせよ、急ぎではないってこと。
本当は、使命に向けて力を蓄えるべきなんだろうけど……けど、ここに鬱陶しい上役はいないし。マスターが『助けたい』って言うなら、私も乗るよ」

 女神ミト・ジュエリア……否、メルパトラ・アーロという少女は、この頼りない大人の言葉に多少なりとも心を打たれた。
 生前、大人というのは自分の都合で他者を戦わせそれを肩代わりすることもできない、金稼ぎだけが取り柄の存在だった。
 手を差し伸べてくれる大人なんてものは希少種で、自分はどこまでも女神として祀られるだけの存在で。

 だから、使命を果たす同胞としては頼りなくとも、真摯に子供を助けたいと願う大人としては及第点だ。

「石田虎侍、貴方をマスターとして認めます。私は女神ミト・ジュエリア。ですが私の真の名は別にあります。
真の名はメルパトラ・アーロ。我が使命を果たすまでの間、貴方の願いを叶えるサーヴァントでありましょう」

「お、おう、よろしく……あ、じゃあ俺のことはコジローでいいよ。生徒は皆そう呼ぶんだ」

「コジロー? ……ああ、トラジをコジって読むのね。では、コジロー。なかなか似合いの渾名じゃないですか。
では、貴方とマスターと見込み私のステータスを開示ます。これは今後の活動を左右するので、よく聞いてください――」


【クラス】
ライダー

【真名】
ミト・ジュエリア@マテリアル・パズル ゼロクロイツ

【パラメーター】
筋力C 耐久D 敏捷C 魔力EX 幸運B 宝具A

【属性】
混沌・善

【クラススキル】
対魔力:A+
Aランク以下の魔術を完全に無効化し、特に炎の力に対しては更に強力な守護を発揮する。
石の一族と火の一族の末裔であり炎の神獣王と魂レベルで融合するミトは炎属性への適性が極めて高い。

騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
存在変換によって神獣王と一体化する最高位のクロイツ融合者であるミトは文字通りの意味での規格外の騎乗スキルを保持する。
心拍数、脈拍、呼吸、魔力等あらゆるリズムを対象と同調し取り込むことによってあらゆる魔獣、幻獣を従える才能を持ち、条件をクリアすれば竜種さえも従える。
対象が既に深い絆を結んだ敵の乗騎であっても、その支配力をぶつけることによって絶大なプレッシャーを与え行動を制限する。

女神の神核:E
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。
Eランク程度だと精神と肉体の強度に神性による補正が掛かる程度。
ミトは神の血を引いてはいないが、『女神ミト』としてプロパガンダされ全世界から信仰されていた。

【保有スキル】
支魂の術:A
血縁者の力を引き継ぐ秘術。
ミトは戦死した父と兄の力を継承しており、規格外の魔力を持つ。
ランクに応じ継承した力をより多く強く発揮することができるが、Aランクでも力の大半は眠っている状態である。

仙里算総眼図:A
千里眼の亜種。分類的には現在視と過去視。
遠方で起こった出来事などを見聞することができる能力。大地に刻まれた過去の出来事の記憶を映像のように見ることもできる。
ミト曰く、「大地(星)は石と炎でできており、炎の一族と石の一族の子である自分は母なる大地の記憶を詠むことができる」とのこと。
過去視においては遠い過去の場合その時期を象徴する触媒に類するものが必要。
現在視においては精査することにより特定の位置での出来事を把握し、強力なサーヴァント同士の衝突などがあれば瞬時に認識することができる。

魔力放出:A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。
ミトは高ランクの魔力放出を持つが本分はあくまで後述の宝具『神獣王・炎ノ壱式』を使用した戦闘であり、人間体での戦闘はあまり慣れていない。
生前は全長数百mレベルの敵との戦いが当然だったため、人間同士で戦争をしている場合ではなかった。

【宝具】
『神獣王・炎ノ壱式(クロイツ・フラメアインス)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1 最大補足:1人
星のたまごから産まれた魔導生物。太古の昔、大地を守護するために生み出された30体の神獣のうちの1つ。
フラメアインスはその中でも最上位の6体、神獣王と呼ばれる個体であり、炎の力を操る獅子の如き獣。
ミトが宝具として所有しているのは生きている神獣王そのものではなくその化石、魔王の骨と呼ばれる残骸である。
骨となった神獣王に同調し、存在変換の力で自身そのものを神獣王の肉体とすることで一時的に大地の守護者を復活させる。
これがミトの生きていた時代に運用されていた魔導兵器『クロイツ』である。
その巨体は全長200mをゆうに超える余りにも強力な宝具であり、市街地で使用すればそれだけで壊滅的な被害を与えかねない。
状況によっては全く使う余地のない宝具ともなりうる。

『焦天回廊(しょうてんかいろう)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
フラメアインスに刻まれたマテリアル・パズル。『神獣王・炎ノ壱式』を起動中に重ねて発動する。
酒気を炎に変換する、破壊力に特化した強力な攻撃魔法。
その性質から使用者は事前に大量の酒気を帯びる必要があり、酒を飲めば飲むほど魔力が上昇していく。
宝具化した影響により人間体でも発動自体は可能だが、威力規模はクロイツ体の1%程度のものとなる。

『廻天の術(かいてんのじゅつ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
ウイルスを注入し細胞をつくりかえ、肉体の限界を引き出す術。
特殊な素材とミトの魔力を用いて使用する術だが、ミトは素材を一人分しか持ち込めていないため実質的に使用できるのは一度のみ。
対象者は『魂が記憶しているその者の最大の力』を引き出されるため、例えそれが一時のものだったとしてもすべての力が引き出される。
肉体が欠損している場合五体満足に回帰し、老齢で弱っている場合青年期に若返る。
誰にでも使用できるが、対象者は『数日』経ったのち魂が砕け散り必ず死ぬ。
が、聖杯戦争に参加するサーヴァントとして『数日』というのは短い内に入らないため抑止判断で劣化し『24時間』に短縮されている。

『マジック・パイル』
ランク:C+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大補足:1人
支魂の術の奥義であり、絶大なバックファイアと引き換えに受け継がれた力の全てを解き放つ。
父と兄の力を継いでいるミトの力は単純に3倍に跳ね上がる。
宝具『廻天の術』と併用した場合、バックファイアを無効化した上で廻天の術の効果時間中常にこの宝具を発動し続けることができる。
この宝具は抑止されており使用できない。

『ゼロクロイツ』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
『神獣王・炎ノ壱式』を起動中のみ発動できる、自身の存在エネルギーを全損させ敵を滅ぼす対消滅自爆特攻。
これは本来の使用法ではない暴走というべき使用法のため、その威力に反し宝具ランクは劣化している。
この宝具は抑止されており使用できない。

【weapon】
魔導兵器クロイツ、フラメアインス。
あまりに強力無比であるため、これを使うには市街地を巻き込まない特殊な異界であることが必須となる。

【人物背景】
本名はメルパトラ・アーロ。ミト・ジュエリアの名前は女神として象徴されるための名前。
マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~より1万年前に生きていた古代人。
この時代は宇宙から飛来した鋼鉄の侵略者『ロボット』により世界滅亡の危機にあった。
あまりに巨大なロボットと戦うためにはそれと同じ規模の兵器が必要であり、それが魔導兵器クロイツ。
親子三代に渡る生粋のクロイツ融合者であり公式の場では威厳高い『女神ミト』としての雰囲気を纏うが、本当は年相応にきゃぴきゃぴした15歳の少女。
本当は戦いも嫌いで女神として祭り上げられている自分を嫌悪していおり、休暇を得るために『もうクロイツで戦わないぞ』というブラックジョークをぶつけたこともある。
それはあくまで冗談では有るが、おそらく何割かは本気の言葉でもあり、彼女の属性が秩序ではなく混沌なのはそれ故。
心の比重として組織はあくまで手段でしかなく仲間を重んじ、それ故に好いていた男が死んだときは心底絶望し、終盤一時期は戦いを放棄していた。
苦節折々あり最終的には立ち直り、人類は殆どが死滅したものの戦いには勝利。享年15歳。
その後『守護神デュデュマ』に誘われ、戦死した魂たちと共に宇宙の彼方へと旅立ち、人の住める無人惑星、新天地を探している。

【サーヴァントとしての願い】
彼女は抑止力又は守護神デュデュマによって遣わされたサーヴァントである。
『自身が対峙するべき脅威』を発見し対処するのがサーヴァントとしての使命。
本音を言うと細やかな願いはあるがそれを口にはしない。


【マスター】
石田虎侍@バンブーブレード

【マスターとしての願い】
教師として、子供を守る。滅茶苦茶怖いけど。

【能力・技能】
教師としての基本的な能力。剣道部顧問としての運動能力。
ただし実力としては高校レベルトップと比較しても中堅どころ。

【人物背景】
バンブーブレードの裏の主人公。通称コジロー。
室江高校教師、政治経済担当であり剣道部顧問。担任は持ったことはない。
現在は別の高校で剣道部顧問をしている。
絵に描いたようなダメ教師だったが、剣道部の新入部員たちを通し、自分も大人として成長していく。
大人としての強さを見いだせず苦悩する中、ある少女を導き彼女の目標となれたことで、コジローははじめて大人としての自分を肯定することができた。
『俺……教師になって……剣道をやってて……本当によかった……』
積み重ねた全てが、過去の自分が、そしてただそこにいることが、誰かの救いとなることだって、ある。

【方針】
巻き込まれた子供がいれば助ける。
ライダーの使命を全うする。

【備考】
フラメアインスだけでも街がやべーのに更に自爆系統の宝具が3つとか許されるわけないだろ!!!
すべての宝具を実装してしまうと無茶苦茶扱いにくくなってしまうのでいくつかの宝具はロストしてもらったミト様。
ライダーが最適性で間違いないのだが宝具が怪獣大決戦用でとても市街地で使えるようなものではない。
人間体でも高位のマテリアル使いであり人外の身体能力を持つが、本職の戦士のサーヴァントに比較すれば流石に劣る。
魔力放出と焦天回廊を活用すればトントン、といったところか。
仙里算総眼図による情報収集に徹しているだけでもサポート面は優秀。
最高ランクの千里眼持ちは情報戦を制するということを体現するサーヴァントとなるだろう。
ライダーは抑止力又はそれに近似するものから使命を受けて召喚されていますが、その使命の行方は後続の書き手さんにお任せします。
またライダーは都合2つの宝具をロストしていますが『使命』と相対しロストした宝具を取り戻すかどうかもお任せします。

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最終更新:2022年08月06日 10:15