慧音 | はじめまして! 東方玉神楽の世界へようこそ! |
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慧音 | この物語の舞台、瓏界(ろうかい)には 人の姿をした小さな守り神『コダマ』が存在するんだ。 |
慧音 | 『コダマ』は幻想郷の住人を模したモノもいれば、 そうでないのもいる。 |
慧音 | そして人は『コダマ』と契約することで、 『コダマ』の力を借りることができるんだ。 |
慧音 | 『コダマ』は住人達の大切なパートナーであり、 この世界の守り神でもある。 |
慧音 | (主人公名)! 君はこの世界に住む、新米のコダマ使い。 |
慧音 | 能力でも弾幕でもなく、『コダマ』で戦う世界。 この世界でたくさんの人達と出会い、 成長した君に会える日を楽しみにしているよ! |
慧音 | では、またな! |
屋外 | |
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幽々子 (チルノの真似) |
大ちゃん聞いた!? 神社のそばの、光る洞窟の話! そこにすごいお宝があるんだって! |
幽々子 (大妖精の真似) |
聞いた聞いた! お宝ってなんだろうね!? |
幽々子 (チルノの真似) |
これから見に行ってみようよ! 早く行かないと、お宝とられちゃうかも! |
幽々子 (大妖精の真似) |
あ、チルノちゃん待って! 洞窟の場所ってどこー!? |
白玉楼 | |
幽々子 | ということがあって… 妖夢、どうしたの? |
妖夢 | けほ…っ。 幽々子様の声真似が妙に上手くて、 ツボに入りました…。 |
幽々子 | あら嬉しい。 練習した甲斐があったわ。 |
妖夢 | (練習したんだ…) |
妖夢 | ウワサはたまに聞きますが、 眉唾物だと思っていました。 気になるのですか? |
幽々子 | ちょっとね。 それで、その洞窟の様子を 見に行ってきて欲しいの。 |
妖夢 | はぁ、わかりました。 …でも、神社って博麗神社ですよね? |
妖夢 | この前通りかかった時には、 光っている場所なんてなかったですが。 |
幽々子 | 四六時中光っているわけではないそうよ。 あの辺りで洞窟なんてそうないから、 探して回ってみなさい。 |
妖夢 | …魔界に迷い込みそうで怖いです。 |
幽々子 | その洞窟はハズレよ。 気をつけて行ってらっしゃい。 |
上空 | |
妖夢 | と、軽い気持ちで出かけてみたけど。 幻想郷にこんな場所があるなんて、 ずっと知らなかったわ…。 |
妖夢 | さて、どの辺りから見てみよう… あれ、うまく飛べない? |
妖夢 | 風?違う、これは… ちょ、ちょっと危ない落ちる落ちちゃう! きゃーーーーーーーーーーーーーーー! |
こよみ亭 | |
杏珠 | (主人公名)ちゃん、どうしたの? 今日は妖精の森に遊びに行く約束でしょ。 準備できた? |
杏珠 | …え、流れ星?ホントに!? いいなー、私も見たかったなぁ。 もう消えちゃったよね? |
杏珠 | もしかして、誰かが落っこちてきてたりして。 そんなワケないよねー♪ ほらほら出かけよう、遊ぶ時間なくなっちゃうよ! |
暗転 | |
幻想郷の住人にそっくりな守り神、 「コダマ」が存在する世界、瓏界(ろうかい)。 | |
新米コダマ使いの(主人公名)が、 いつものように「コダマ遊び」に出かけるところから いつもと違う物語は始まります。 |