ことり |
…さっきぶり。 随分遅かったね。 |
杏珠 |
色々と寄り道してたから。 ことりちゃんはお疲れ気味だけど、どうしたの? |
ことり |
んー、宴会の準備とか 控え室の設置が大変で…。 |
杏珠 |
へー、今晩は宴会なんだ。 …控え室? |
ことり |
ま、すごい人に会えたし 新しいコダマとも契約できたから結果オーライだけど。 というわけで(主人公名)、コダマ遊びするよ! |
(戦闘終了) |
ことり |
うあー、疲れと痛みのダブルパンチ…! まだ契約したばかりだし、こんなもんかー。 |
妖夢 |
ところで、ここが姫灘村ですよね? 人の気配がほとんどないのですが…。 |
杏珠 |
あ、ごめん言ってなかった。 ここね、廃村なの。 |
ことり |
かなり前に崖崩れかなんかあって、 危ないって引っ越したんだよね。 |
杏珠 |
で、跡地をコダマ使いの修験所とか キャンプ場として使ってるの。 今は「姫灘キャンプ村」ってところかな。 |
妖夢 |
はぁ、なるほど。 |
ことり |
東区にはテントブースとかもあるよ。 あと川が綺麗でいいよね。 魚もたくさん釣れるし。 |
ことり |
それにしても疲れた。 私は一旦戻って休むよ、またねー。 |
杏珠 |
ばいばーい。 さて、それっぽい人を探してみるとしますか。 |
陽毬 |
やっほー。 川の水、涼しくて気持ちいいよ。 あんたらも混ざる? |
杏珠 |
ちょっ、陽毬さん! それよりも! |
妖夢 |
下、何かはいてください! |
杏珠 |
もしくは着物の裾をおろしてください! なんで腰まであげてるんですか!? |
陽毬 |
えー、だって濡れるじゃん。 |
妖夢 |
だってじゃなくてですね!? |
陽毬 |
いーじゃん別に。 周りは見知った人しかいないし、 減るもんでもないし。 |
杏珠 |
乙女のは色々と減るんです!!! |
陽毬 |
仕方ないなー。 まぁ、今晩のおかずは確保できてるし そろそろあがるとしますか。 |
陽毬 |
(主人公名)、コダマ遊びしよー! 私が勝ったらぱんつちょうだい! はくから! |
杏珠 |
…(主人公名)ちゃん、ちょっとこの変態さんに お灸を据えてあげて? キツめのやつを。 |
(戦闘終了) |
陽毬 |
ちぇー、(主人公名)のぱんつゲットのチャンスが。 |
杏珠 |
自分のをはいてください…。 |
陽毬 |
いやいや杏珠、 着物の下に下着なんて邪道だよ? |
陽毬 |
そうだ、下着と言えば。 杏珠ちゃん、さすがに2カップ分は パッド詰め過ぎじゃないかなー? |
妖夢 |
(あえて触れないのが優しさと思っていた) |
杏珠 |
こここれは出来心と言いますか!? …ことりちゃん、絶対バレないって言ってたのに! |
妖夢 |
いやまぁ膨らみは自然ですけど。 昨日の今日で、その成長っぷりはちょっと。 |
杏珠 |
いやなんか、鏡を見てたら 詰めるほどに楽しくて。 |
陽毬 |
確かにギリギリAAAの杏珠ちゃんには、 Aカップとか憧れだろうけどー。 大丈夫、どんなおっぱいにも夢は等しく…。 |
杏珠 |
ちょ、なんで私のサイズ把握してるんですか!? |
陽毬 |
ふっ。 椛様の千里眼をマスターしてる私にとって、 この程度は朝飯前よ…。 |
杏珠 |
そんなスキル、川に捨てちゃってください! あと、このことは内密に…。 |
陽毬 |
…祢々っちに貸しを作るチャンス♪ じゃ、またねー! |
杏珠 |
そ、それだけはやめてー! |
妖夢 |
まったく、変な見栄を張るから…。 あ、(主人公名)さん。 後でことりさんの住所を教えてください。 |
紗々羅 |
あ、杏珠ちゃん…。 もしかして、もう制服できたの? |
杏珠 |
えーと、それ大分先になりそうです。 ちょっと別のターゲットができたので。 |
紗々羅 |
…別のたーげっと? |
棗 |
紗々羅、準備はあれで十分かな。 結構人が集まるんでしょ? 足りなかったら胡蝶に手伝わせるけど。 |
杏珠 |
棗ちゃん発見! それゆけ(主人公名)ちゃん、ふん縛って更衣室に直行よ! |
棗 |
げ、杏珠達も来てたんだ。 その話はお断りだって言ったでしょ? ま、(主人公名)は返り討ちだけどね! |
(戦闘終了) |
棗 |
すごいコダマをもらったから、 今度こそと思ったのに…。 |
杏珠 |
さっすが(主人公名)ちゃん! じゃ、棗ちゃんは観念してお縄を頂戴してね!? |
棗 |
嫌だってば。 もうあんな恥ずかしい思いはしたくないの。 |
紗々羅 |
ターゲットって、棗のことですか…。 |
妖夢 |
…紗々羅さん、寂しそうですね? |
紗々羅 |
そ、そんなことはないわよ!? 杏珠ちゃん、そしたら この服は脱いじゃっていい? |
杏珠 |
ダメですってば。 美月堂の売り上げが下がっちゃう。 |
棗 |
紗々羅の普段着、すっごい地味だもんなぁ…。 スカートとか絶対はかなかったし。 |
紗々羅 |
ヒラヒラした服とか苦手で…。 可愛いって言われるのは嬉しいけど。 |
妖夢 |
(…確かに可愛いよね。 たまにはあんな服も着てみたいかな?) |
杏珠 |
…今度、妖夢さんの分も作っておくね? |
妖夢 |
こ、心の中を読まないでください! |
棗 |
思いっきり顔に出てたけどね? |
杏珠 |
こんにちはー。 今日は一人なの? |
葵 |
いえ、お姉ちゃんも来てますよ。 私はちょっと水を汲みに。 |
杏珠 |
そうなんだ。 そういえば、この井戸って 何か出るって話がなかったけ? |
葵 |
な、何かってなんです? |
妖夢 |
あー、出るでしょうね。 いますし。 |
葵 |
確定で何かいるんですか!? は、早くここから離れましょう! 水は川で汲んでこよう…。 |
揚羽 |
まぁまぁ、せっかくだから 一勝負していこうじゃないか。 負けた方は、今日の夜から朝までここで正座な? |
杏珠 |
あ、揚羽さんこんにちは。 そして葵ちゃんご愁傷様…。 |
葵 |
やだー! その罰ゲームは絶対やだー! |
(戦闘終了) |
揚羽 |
お疲れ、(主人公名)。 葵は肝試し耐久レース決定だな。 |
葵 |
絶対やだ、お化けこわい! とり憑かれちゃうよー! |
妖夢 |
大丈夫、そんなことしませんよ。 たまにしか。 |
葵 |
たまにはするんだ!? |
杏珠 |
葵ちゃん、何でこんなに お化けが苦手なんだっけ…。 |
揚羽 |
子供の頃、茄子みたいな化け傘に 驚かされ続けてからだったかな? |
妖夢 |
あのからかさお化けに 驚かされる人もいるんだ…。 |
妖夢 |
それはさておき、 今日の罰ゲームはやめておきませんか? 夜は危ないですし、今晩は宴会だそうですから。 |
揚羽 |
妖夢さんがそう言うなら。 よかったな、葵。 |
葵 |
あ…! ありがとうございます、妖夢様! |
妖夢 |
あの、恥ずかしいので その呼び方はやめて…。 |
葵 |
そうですか…。 それなら、お姉さまと呼ぶのはいいですか? |
杏珠 |
ちょ、葵ちゃん!? |
妖夢 |
な、何だか危険な気がするので その呼び方も無しの方向で! (主人公名)さん、杏珠さん行きましょうか! |
葵 |
あ、待ってくださいお姉さま! 私もご一緒しますー! |
杏珠 |
あらら、初音ちゃん2号が誕生しちゃった。 葵ちゃん、優しさに飢えてたんだね…。 |
揚羽 |
…杏珠、こっちを見ながら言うな。 さすがに反省してるから。 |
妖夢 |
…コタツですね。 |
杏珠 |
しかも誰か寝てるね。 |
妖夢 |
とりあえず、中を覗いてみましょうか… って、何で下がるんです? |
杏珠 |
…爆発してもいいように? |
妖夢 |
へ? |
杏珠 |
美月さんが作ったなら大丈夫だけど、 ことりちゃんが作ってたら、もしかすると。 いやでも大丈夫だよ。多分。 |
妖夢 |
過去に何があったんですか…。 (主人公名)さん、どうしましょうか。 |
|
・開ける ・開けない |
(「開ける」を選んだ場合) |
(「開けない」を選んだ場合) |
妖夢 |
そーっと… |
妖夢 |
え、もう一人寝てる? …橙、こんなところで何を。 |
妖夢 |
…紫様、こんなところで何を。 |
橙 |
すやすや。 |
紫 |
…くー。 |
杏珠 |
きゃー! 何この子、ちょーかわいい! |
杏珠 |
む、この服も妖艶な感じでなかなか…! |
妖夢 |
藍の式神、橙(チェン)です。 見ての通り、猫又の妖怪で… って杏珠さん、何をしてるんですか。 |
妖夢 |
最初に見るのはそこですか。 …んー、熟睡してますね。 しばらく起きそうにないなぁ。 |
杏珠 |
採寸♪ |
杏珠 |
チャーンス♪ 今のうちに…。 |
橙 |
うー、よく寝… にゃー!何で私、裸なの!? |
妖夢 |
一応この方は幻想郷最強の妖怪なので、 扱いには気をつけた方が…。 もう聞いてませんね。 |
杏珠 |
あ、起きちゃった。 寝ている間に洗濯しておきました! 服はそこに畳んでますよー。 |
妖夢 |
…あ、紫様。 おはようございます。 |
妖夢 |
(真顔でガラス張りの嘘をあっさりと…!) |
紫 |
…おはよう、妖夢も来てたのね。 あら、服が少しゆるい? |
橙 |
し、下着まで…! 人が寝てる間になんてことすんのよー! |
杏珠 |
すいません、暑そうにしてたので 勝手に緩めちゃいました。 |
紫 |
…人が気持ちよく寝てるのに、 横でうるさいわねぇ。 何事? |
橙 |
うー、よく寝た…。 |
妖夢 |
あ、紫様も起きられましたか。 |
妖夢 |
あ、橙もいたのですか。 |
橙 |
紫様…橙はもうお嫁に行けません…。 |
|
紫の衣装を手に入れました。 |
紫 |
あらあら。 あなたがお嫁にいくなんて言ったら、 藍がどうにかなってしまうわ。 |
|
|
紫 |
…面白そうね。 今度、橙に見合いの席でも 設けてみようかしら。 |
|
|
妖夢 |
後生ですから、やめてください。 藍が発狂して、幻想郷に血の雨が降りかねません。 |
|
|
|
橙の衣装を手に入れました。 |
紫 |
あなた達が(主人公名)と杏珠ね。 美月から聞いてるわ。 |
杏珠 |
あ、はじめまして。 |
妖夢 |
まさか紫様が出張っているとは。 藍はご一緒ではないのですか? |
紫 |
藍は瓏界の管理者を捜索中。 このままだと、瓏界が危ないからね。 |
紫 |
私は橙がドジを踏んだから、 わざわざ迎えに来たの。 |
橙 |
すみません…。 |
紫 |
瓏玉に異変が起きている、ということよ。 外から見れば一目瞭然だけど、 中からじゃ気付きにくいみたいね。 |
杏珠 |
外から見れば? 妖夢さん、何かわかります? |
妖夢 |
瓏玉って、あの大きい石のことですよね。 私もこの前初めて見たので…。 普段とどう違うのかは、ちょっと。 |
杏珠 |
そうだよね…。 お姉ちゃんは知ってるのかな。 |
妖夢 |
異変というと、 霊夢は動いているのですか? |
紫 |
動いてないわよ。 まだこれは幻想郷の異変じゃないから。 |
杏珠 |
すいません紫さん、もう少し詳しく…。 |
紫 |
その前に。 しばらく瓏界で暮らすのだし、 コダマ遊びの感覚も思い出しておかないと。 |
紫 |
(主人公名)は中々の腕前らしいわね。 少し相手をしてもらおうかしら。 |
妖夢 |
紫様がですか!? |
紫 |
あなたも体験したでしょう。 瓏界の中では、力が弱まる。 |
紫 |
あなたも体験したでしょう。 瓏界の中では、力が弱まる。 弾幕もうまく使えないし、空も飛びにくい。 |
紫 |
力を行使するには、 霊玉とコダマを使うのが一番よ。 |
妖夢 |
(橙を迎えに来れる時点で、 それなりに能力は残っているのでは…) |
紫 |
いいわね、(主人公名)? 遠慮なくかかってきなさい! |
(戦闘終了) |
橙 |
あー、紫様が負けちゃった。 |
紫 |
(なるほど、美月が 目をつけるだけあるわね) |
妖夢 |
…。 |
杏珠 |
コダマの強さは、自身の能力の大きさに 依存しないらしいですから。 玉望さんの受け売りですけど。 |
紫 |
…あなた、玉望を知っているの? |
杏珠 |
はい…。 それがどうかしました? |
橙 |
街の人に聞いても、 みんな知らないって言ってたのに…。 |
妖夢 |
どなたですか? |
杏珠 |
祢々ちゃんのお母さんですよ。 そういえば、名前を知ってる人は少ないかも。 滅多に街に来ないし。 |
紫 |
どこにいるかわかる? |
杏珠 |
家の場所ならわかります。 少し遠いですけど。 |
紫 |
そう、それでいいわ。 彼女が、藍が探している管理者よ。 |
杏珠 |
そうなんですか? すごい妖怪とは聞いてたけど、 そこまでは知らなかったです。 |
紫 |
悪いけど、彼女の家まで行って 伝言を伝えてきてちょうだい。 |
紫 |
「誰の仕業かわからないけど、瓏玉が埋められた。 まずは瓏樹を何とかして、結界を維持して。 玉神楽についてはその後で」 |
杏珠 |
埋められた? …埋まると何かあるんですか? |
紫 |
ちょっと説明が難しいけど…。 大丈夫よ、すぐに大事になる話じゃないわ。 玉望もずいぶん頑丈に拵えたみたい。 |
杏珠 |
わかりました、行ってきます。 玉望さんがいるかはわかりませんけど…。 |
紫 |
私は璃鈴のところにいるから。 ま、私と璃鈴でも対応しておくから そんなに慌てなくていいわよ。 |
紫 |
それと妖夢。 後であなたにも手伝ってもらうから、 (主人公名)達に同行して欲しいのだけど。 |
妖夢 |
手伝いですか? 長いこと白玉楼を離れていますから、 できれば一度帰りたいのですけど…。 |
紫 |
「はい」か「イエス」で答えてくれる? |
妖夢 |
…え、それどっちも…。 |
紫 |
…「はい」か「イエス」か 「喜んでお受け致します紫様」で答えてくれる? |
杏珠 |
(まさに有無を言わせぬ迫力…!) |
妖夢 |
…喜んでお受け致します紫様。 |
紫 |
ありがとう、助かるわ。 よろしく頼むわね。 |
|
「琴月街道」に移動可能になりました。 一度「ポータブルスキマ」などで脱出してから移動してください。 |
シナリオ#05終了 |