エルガーデン |
紫 |
本当にこれでよかったの? |
璃鈴 |
ええ、大丈夫です。 後は玉望ちゃんと勇那ちゃん、 それに(主人公名)ちゃんが何とかしてくれます。 |
紫 |
そう、それならいいの。 私としても助かるわ。 |
璃鈴 |
そんな、私達は何も。 それよりも紫ちゃんにはお世話になりっぱなしで。 |
璃鈴 |
そもそも、博麗大結界がなかったら…。 …私は、何も変えられませんでしたから。 |
紫 |
そんなことはないわよ。 それより、その「紫ちゃん」はそろそろ…。 |
璃鈴 |
いいじゃないですか、歳も近いですし。 そうだ、私のことも「璃鈴ちゃん」と呼んでみるとか! |
紫 |
何の解決にもなってないわよ。 |
勇那 |
お二人とも、こちらにいたのですか。 |
璃鈴 |
あ、勇那ちゃんやっほー。 ところで、夕飯の時の話は何? 特に杏珠ちゃんはすっかり信じてるわよ。 |
勇那 |
瓏界とコダマの話ですか? 9割は本当だから、いいじゃないですか。 |
璃鈴 |
1割は嘘じゃないの。 |
紫 |
玉望が気を使ったのでしょう? 璃鈴、あなたがまた恐れられたり 人を傷つけたりすることがないように。 |
勇那 |
…特に、(主人公名)がいましたからね。 |
璃鈴 |
それは嬉しいけど、(主人公名)ちゃんなら大丈夫よ。 私は信じてるから。 |
紫 |
あらあら、大した親バカっぷりね。 |
璃鈴 |
その方が幸せになれると、娘達に教わったの。 |
紫 |
今のあなたは、本当に幸せそうでいいわね。 まぁいいわ、そろそろ眠くなってきたし 先に休ませてもらうわよ。 |
勇那 |
はい、おやすみなさい。 |
璃鈴 |
おやすみなさい。 それじゃ、私も休もうかしら。 勇那ちゃん、明日はよろしくね。 |
勇那 |
はい、任せてください。 瓏脈の活性化だけですから、難しくはないでしょう。 |
勇那 |
それより、星霊玉のことは 誰にも言ってませんよね? |
璃鈴 |
ええ、大丈夫よ。 持ちだすことを知っているのは、 玉望ちゃんと美月ちゃん、紫ちゃん。 |
璃鈴 |
それに、あの時廊下にいた (主人公名)ちゃんと杏珠ちゃんに妖夢ちゃんだけ。 あ、晶ちゃんも知ってるかも。 |
勇那 |
それなら、杏珠以外は問題なさそうですね。 |
璃鈴 |
一応口止めしてるし、大丈夫じゃないの? |
勇那 |
そうだといいのですが。 それでは、私も失礼しますね。 |
璃鈴 |
おやすみなさい。 …私も(主人公名)ちゃんのところにいこうかな。 |
璃鈴 |
…(主人公名)ちゃん、ごめんね。 |
美苑 |
遅かったわね。 じゃ、星霊玉を渡してもらおうかしら。 |
勇那 |
…杏珠? |
杏珠 |
え、何事? そしてなんで私が悪い流れ? |
ルーベル |
美苑(みその)様、検知しました。 そこの狐が持っているのは 間違いないようです。 |
美苑 |
そう、ありがとう。 鎮佳(しずか)、やりなさい! |
鎮佳 |
はっ。 鎮符「難攻不落の堅城」! |
|
(ごごごごごご…) |
妖夢 |
道が埋まった…!? |
美苑 |
これで外には出られまい。 鎮佳、星霊玉を奪いなさい! |
鎮佳 |
貴方達に恨みはありませんが…。 まずは貴方からです、覚悟しなさい! |
(vs鎮佳戦終了) |
鎮佳 |
ぐ…強い! |
勇那 |
杏珠、星霊玉のことを誰かに話したか? |
杏珠 |
話してないですよ。 内緒って言われてましたから。 |
勇那 |
お前達、どうして星霊玉のことを知っている? 何が目的だ? |
美苑 |
教える義理はないね。 まぁ、そこのお嬢ちゃんは関係ないよ。 |
杏珠 |
ていうか、なんで私が疑われたの? |
勇那 |
日頃の行いだ。 しかし、お前が星霊玉を手に入れてどうする? |
ルーベル |
とぼけても無駄だよ。 それ、「星鏡」なんだろう? |
妖夢 |
…星鏡? |
勇那 |
(なぜその名前を…) 何を勘違いしているのか知らないが…。 |
ルーベル |
問答無用! その玉は私が有効活用してやるから安心しな! この宝石魔法使い、ルーベル様がね! |
(vsルーベル戦終了) |
ルーベル |
うぅ、スペルカードルールなら…! |
妖夢 |
それでしたら、私が相手になりますけどね。 |
美苑 |
ふん、これで取り上げられれば楽だったが。 関係ないさ。 鎮佳が術を解かない限り、お前達は出られない。 |
美苑 |
諦めて、さっさと星霊玉を渡すのだな。 |
妖夢 |
貴方達をひっ捕らえて、 斬ったり刺したりして ムリヤリ術を解かせるという手も…。 |
鎮佳 |
み、みみ美苑様! あれ本気と書いてマジと読む目ですよ!? |
美苑 |
慌てるな。 直接戦うなら、瓏界内ではこちらの方が強い。 |
勇那 |
どこでコダマ使いの修行を積んだかはしらないが…。 お前達、よそ者だろう? ここがどういう場所かわかっていない。 |
美苑 |
…? |
勇那 |
ここ、星斗風穴は瓏界の中心だ。 そして、瓏界の「本当の出口」でもあるんだよ。 空からも出られることは出られるのだが。 |
ルーベル |
え? |
勇那 |
そこの大穴から飛んで「外」に出て、 また瓏界に入り直せばいいだけだ。 母様なら、塞がれた道も何とかできる。 |
鎮佳 |
ま、まさか…。 |
勇那 |
私達は閉じ込められてすらいないんだよ。 それとも、この大穴全てを塞いでみるか? 見ての通り中々の大きさだが。 |
美苑 |
そ、そんなはったりを! |
勇那 |
はったりかどうかは、すぐにわかるさ。 お前を倒して、外に出るときにな。 |
美苑 |
…ふん、それなら私が力ずくで奪うまでだ! 後悔しても知らないよ! いでよ、天魔! |
(vs美苑戦終了) |
美苑 |
くっ、こんな子供に負けるなんて…! |
勇那 |
まったく、迷惑な奴らだ。 瓏玉を埋めたのもお前達か? |
美苑 |
瓏玉を? 何の話だ? |
妖夢 |
そこの黒帽子が埋めたんじゃないの? |
鎮佳 |
いえ、その話自体初耳ですが…。 |
勇那 |
まぁいい。 そもそもお前達の狙いはなんだ。 さっき言っていた「星鏡」と関係があるのか? |
美苑 |
…私は霊具技師だ。 元からその玉には興味があった。 |
美苑 |
もう一つ、以前に美月から聞いたことがあってな。 「星鏡」に巫女の涙を映せば、 どんな願いでも叶うという話を。 |
勇那 |
霊具技師で、美月さんの知り合い? お前は…。 |
美苑 |
私は美月の遠縁だよ。 あいつは人間で、私は人妖だが… まぁ、それはどうでもいい。 |
杏珠 |
ところで、どんな願いでも叶うって…。 本当なんですか? |
妖夢 |
ていうか、巫女の涙ってどういうこと? |
勇那 |
…そんな根も葉もないウワサに釣られて、 しかも関係ない星霊玉を奪いに来たのか。 |
ルーベル |
根も葉もないワケじゃない。 瓏界絡みで、星鏡に関係すると思われる伝説が残ってる。 |
ルーベル |
大昔に起きたらしいある奇跡と、一致する符号があるんだ。 調べてみる価値はあると思ってさ。 |
勇那 |
…詳しいことはわからないが、 星霊玉が別物なのは確かだ。 これが作られたのは、そんなに昔ではない。 |
美苑 |
なるほど、そっちは空振りか。 |
勇那 |
妖夢さん、すいませんが こいつらを白玉楼へ連行してください。 |
妖夢 |
え、なんでですか? しかも白玉楼? |
勇那 |
紫様に頼まれたからですよ。 (主人公名)、手伝いと道案内を頼む。 いいな、お前達? |
美苑 |
ふん、好きにしろ。 |
妖夢 |
(なるほど、紫様の言っていた「手伝い」って このことだったのですか) |
杏珠 |
ところで、私は飛べないんですけど…。 |
勇那 |
…そうだった。 連行する前に、まずはこの術を解いてもらおう。 |
勇那 |
私一人だと何かと大変だし、これは一旦出直しだな…。 また帰るのが遅くなりそうだ。 |
妖夢 |
(悪いけど、私はやっと白玉楼に帰れる。 幽々子様は元気かな) |
妖夢 |
(…で、巫女の涙ってなんだろう? 今、巫女と言ったら…) |
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「妖精の森(夜)」に移動可能になりました。 一度「ポータブルスキマ」などで脱出してから移動してください。 また一部の場所に移動できなくなりました。 |
シナリオ#10終了 |