アークスシップハガル
ここではたくさんのアークスや下の市街地エリアでは市民たちが楽しく生活している
そしてここアークス専用出発ロビーはいつもにぎやかだ
でも私にはここは任務に向かうための場所でしかない
そして私の目的のためにこの1年探してきたもの
それは・・・力だ
私だけの力・・・目的のために必要な・・・私の刃
そしてそれは鉱石系の資源の豊富な火山惑星アムドゥスキヤで
実習が終わって半年間探し続けた
そして見つけた・・・あの巨大な鉱石の塊を・・・
あんな希少な鉱石の塊を報告しないのは忍びなかったけど
私には必要なものだった・・・・
そろそろ完成しているはずだ・・・私の
復讐のための・・・刃が
5章 ドゥドゥとアークスと
船から降りたとたんイエッサ大佐は元気そうににぎやかなロビーに向かって呼びかける
「みんな!!踊ろうぜ!」
談笑していた2人の男女が真っ先に反応する
「おお!大佐!お帰りー」
「今回は早かったのね?大佐!」
大佐は手を振りながら答える
「おお!ageくんにぷにくんじゃないか!あの話は考えてくれたかい?」
「はい!考えたんですけどチームに入れていただきたいと思います」
「私もageがはいるなら・・・・・」
するといつの間にか近くに来ていた黒と赤のラインが特徴的なキャストの方も
「俺も入るぜ!大佐!あんたとなら面白そうだ!」
「おおMS18くん君まではいってくれるのかい?今日はいい日だ!さあ!みんな踊ろう!」
にぎやかなロビーが一層にぎやかになる
「君たち2人もどうかね?踊らないか?」
大佐に声をかけられ隣にいたカミヲに肩をたたかれる
「俺らも行こうぜ?貂火」
「いや・・・私用事があるから・・・・」
とりあえずここは断っておく
あんな風に目立つのはなんというか・・・好きじゃない
「なんだよ?用事って」
あきらめきれないのか食いついてくる
「ちょっとドゥドゥのおっさんに用事がね・・・」
ここは正直に答えることにする
「そか・・・・ついていこうか?メセタ使いすぎそうだし・・・」
心配そうに話しかけられる・・・おまえは私の保護者か!
「いいからいいから!あんたも踊ってきなさいよ!」
私は少しムッとして答えると
そか・・・・とつぶやいて踊りの中に入って行った
「さて・・・・いきますかあ」
そして私はエレベーターに乗る
一瞬視界が白く染まりわたしはアークスロビー2階ショップエリアへと足を踏み入れた
小走りで目的の店へと向かう・・・すると?
「HA!HA!HA!素晴らしく運がないな!君は!!!」
「ないのはてめえの腕だけだあああああああ!!!!!!!」
お馴染みのおっさんの決め台詞と叫ぶ女性のアークスの声が聞こえた
「またか・・・・」
ついついため息が漏れる・・・ここではこんなのは日常茶飯事だ
「でも今日は静かでいてほしかったなあ・・・」
ついつい言葉が漏れるがそんなこと言っても仕方がない
私は深呼吸をしてカウンターまでいくと
「すいませんちょっといいですか?」
と叫んでいた女性に話しかけた・・・すると・・・
「ああん!?」
すごい睨まれた
私はチーターに追われる鹿のような気持ちで
「お・・・おっさんに話があるので・・いいですか?」
と話しかけるするとさっきの女性の隣にいた髪の青い女の人がゆっくりと話しかけてきた
「ごめんね!すぐどかせるから!・・・ほら!ちょっと落ち着きなさい・・空!」
と叫んでいたすごく背の高い女性を羽交い絞めにする
「こいつは・・・こいつだけ殺らせて!!!きらあああああああああ!!!」
本気で叫んでいる
「私はこいつのせいで1M(100万)もレガリアちゃんの強化で使ったんだぁああああああ!!!!!」
ご愁傷さまとしか言いようがない
「さて・・・・姉ちゃんの用事はアレのことだろ?」
おっさんに話しかけられて私は用件を思い出した
「そうだよ・・・・・・出来てる?」
「うむ素晴らしく運がいいな!!!君は!!最近の中では良いものが作れた!」
おっさんは少し奥に引っ込むと布でまかれた1本の剣を差し出した
「これだ・・・・確認していくかい?」
そう聞かれたが私は首を振る
「いや・・・今日は忙しそうだから何かあったらまた来るよ」
青い髪の少女に関節技で押し込まれている女性をちらっと見ながら答える
「そうか・・・今できる最高の強化をサービスしておいた・・・また来たまえ!!!」
おっさんが営業スマイルをするのをみて
「ありがとう」
素直にお礼を言って渡されたものを手に取ると
ずっしりとした確かな重みを感じた・・・
使いこなせるかな?とドキドキしながら逃げるように立ち去ろうとしたとき・・・・・
「おいおい・・・待ちなドゥドゥさんよう!!!」
やっと拘束から抜け出した女性がおっさんに突っかかる
「なんでその娘には強化サービスで私は1mもかけて進歩どころか退化してんだよお!!!」
もっともな意見である・・・・だから逃げようとしたのに・・・・・
「HA!HA!HA!それはあんたの運が悪いからだ・・・・すばらしくな!!!!!」
おっさんはさらにたたみかける
もう・・・・なんでそんな挑発するかなあ・・・と頭を抱えたとき
「・・・・空はいつもうるさい」
「!?」
いつの間にか隣のイスに座っていた黒髪を横にアップでまとめた女の人が本を閉じながら答える
というか心臓が止まるかと思った・・・・・いつからいたんだろ?
「・・・ドゥドゥに巻き上げられるのはいつものこと・・・・それに周りの人が見てるし恥ずかしい・・・」
気がつけばちょっとした人だかりができていた
「まほ!!!あんた私の今月の給料がピンチになってきているのを知ってるでしょ!?」
「・・・・だけどうるさいのに変わりはない・・・」
「やめなよ!!2人とも!」
言い争いを髪の青い女性が止めるのを横目に見ながらそそくさと逃げ出す・・・
エレベーターに乗り視界が白く染まるのを感じてロビーに行くとまだ楽しそうに皆が踊っていてちょっとしたお祭り騒ぎになっていた
それを見ながらあいつや大佐に見つからないようにさらに奥のエレベーターに乗り自室を目指す
寮の廊下を少し歩くと私の部屋だ
「今日はなんだか疲れた・・・・」
でもまだやることがある・・・今日の報告書だ
私はめんどくさいと感じながらもどうせやらないといけないので
自室のベッドに飛び込んで上を向きパネルを呼び出して報告書を書き始めた・・・・・・
ここはどこかのチームルーム
その男は寝ていたソファで誰かが起こしているのを感じ目を開けた
「なんだ・・・・・クリスか・・・・せっかく気持ちよく寝てんのに・・・」
男はけだるそうに答える
「何が気持ちよく寝ているですか!!!うちのチームに本部から任務が来ましたよ!」
クリスと呼ばれた赤い髪を持つ少女が答える
「それに明日は報告会議の日です!報告書はまとめましたか?」
少し怒ったように少女は話しかける
「いや・・・まだだ・・というか任務って何が来たんだ?」
男は少女に尋ねる
「調査チームがヴォルドラゴンの妨害を受け調査が進まないそうです・・・だから討滅依頼ですよ!」
それを聞いた男はこう答える
「めんどくさいな・・・フィンガーズの3人に明日言っておこう・・・あいつら腕は確かだからな・・・」
「またそうやって・・・・・!」
少女はいつもの事すぎて怒る気にもなれないようだ
「あと新人候補をイエッサ大佐のほうから預かってきました・・・これが報告書です」
少女はパネルを操作し男の前に小型パネルを呼び出す
しばらく男は報告書を見て・・・1人の少女に目をとめた・・・
こいつは・・・・こいつの目は・・・・俺に似ているな・・・・と
その少女の名は・・・その男以外まだ誰も知らない
続
最終更新:2012年10月05日 05:11