暗く・・・・暗く
どこまでも暗い・・・闇の中
その中には少女が一人膝を抱えうずくまっている
その少女に『闇』は語りかけた
なぜ・・・・おまえは力を欲する?
それに少女は答える
「必要だから・・・・だから私は力が欲しいの」
何のために力が欲しい?どうしておまえは必要以上の力を求める?
おまえの『願い』はなんだ?
さらに尋ねられる
「父と母の仇を討つために」
その問いに少女は当たり前というように強く答えた
ならば今、おまえが手に入れた力は・・・・そのために使うのか?
その『願い』のためにあの力を振るうのか?
「私が手に入れた力・・・・・」
少女はあの剣のことを思い出す
そしてこたえる
「当たり前でしょ?そのために私は力を求めた!・・・・これでやっと・・・・」
少女が話し終えないうちに『闇』は語る
本当にそれだけか?
「え!?」
思いがけない問いに少女は驚く・・・そして・・・
ならばおまえは・・・その『願い』とやらが叶った時
その強すぎる力をどうする?何のために使う?
「私の・・・・願いが叶った時?・・・」
少女の問うそして『闇』は答える
仇とやらを討った後・・・おまえはどうするつもりだ?強き力とそして・・・おまえ自身を
少女はそんなこと1度も考えたことがなかった・・・
だって今まで・・・その仇を討つためだけに生きてきたのだから
それだけが・・・少女の『生きる意味』なのだから
おまえは本当の意味で『覚悟』ができているのか?
「そんな覚悟昔から・・・・・」
少女は答えるが『闇』は否定する
仇を討つための覚悟じゃないのだ・・・本当の覚悟というのは・・・・
そして言い放つ本当の覚悟の意味を
おまえは・・・強き力を手にする覚悟があるのか?
おまえの本当の願いは・・・・なんだ?
その問いに少女は・・・・答えられなかった
7章 夢と力と始まりと
・・・・すごい夢を見た気がする
そんなことを考えながら私はベッドから体を起こした
「私の本当の願いと・・・・力を持つ覚悟?」
そう口にしてみても・・・・
わからない・・・今の夢の意味が
私はベッドの隣の机の上に置いていた、昨日受け取った物のほうに目を向ける
まだ布でまかれ、まだ見さえしていない新しい力
私はそれをそっと引き寄せる
そして・・・ゆっくりと布を解いていく
そこから現れたのは美しくほのかな光を放つ希少鉱石で出来た刀身
峰は白やオレンジがあしらわれ柄を覆うようにして盾のようなものが付いていた
全体的にオレンジ色でできたその美しい剣を眺めながら・・・・わたしは思い・・・そして口にした
「これが・・・私の力・・・私の・・・・刃・・」
深呼吸をして今日の夢について考える
私は・・・力を使う覚悟が出来てるのだろうか?そして・・・本当の意味での覚悟とは・・・なんなのだろう?
そんなことを考えていると・・・部屋に来客を知らせるベルが鳴る
私は玄関まで行くとドアを開け・・・・
「はいはーい♪美少女キラさんが呼びに来たよー♪」
閉めた
「ちょっとぉおおおおおお!!!!このネタ多くなぁああああい!?」
玄関で騒がれても恥ずかしいのでまた開ける
「会議・・・22時からですよね?私寝てたんですけど・・・・」
そう言って抗議すると・・・
「でも早めに来てくれたほうが自己紹介もしやすいしまた君の髪ボザボザだろーなーと思ってさ!予想どおり!」
手で鉄砲を作るような感じで握り
私の髪に指をさしながらながら楽しげに笑う青い髪の女性
名前はキラというらしい
「さてじゃあ早速・・・部屋いこっか♪」
そう言ってせかすキラさんに無駄だとわかっていても一応抗議する
「あの・・・・髪とか本当にどうでもいいのですが・・・」
「だめだめ♪女の子はきちんとしないと♪」
そんなやり取りが1時間続いた
「さて・・・こんなもんかー・・・・ん♪いい感じ!」
「まさか1時間もかけるなんて・・・・・」
私の髪をまたツインテールにして満足そうに笑うキラさん
「さて・・・今7時かちょっと早いけど・・・いこっか♪」
そう言って私の手を引く彼女に従い私は彼女たちのチームルーム
そして・・・・私の居場所ともなる大切な場所へと足を踏み入れた
最終更新:2012年10月15日 04:52