貂火の章短編集(世界観は本編の進行の少し後です)
決戦!!!!ドゥドゥ!VS空豆!!!
「素晴らしく運がいいな君は!!!!」
待ちに待ったこの言葉・・・・・・
私はにこやかに笑いかけてくる目の前の少し老けてきたおじさんから長い歳月と(体感3年事実時間3日)200万メセタもの大金を使いようやく完成した杖を受け取った
「う・・・うう・・・・うわあああああん!」
この長い歳月(3日)の時を私は生き抜いたんだと思うと涙が止まらない
「よく頑張ったね・・・・空・・・」
私の親友、キラが私に笑いかけ隣では新しく入った新人貂火がつまらないものを見る目で私を見てくる
「・・・頑張った・・・・空は頑張った・・・・」
私のもう一人の親友でもあり戦友のまほもいつもより口数多く私をたたえてくれる
「いやあ・・・君は本当によく頑張ったね、私もどなられながら作ったかいがあるよ」
にこやかに笑いかけてくるドゥドゥのおじさん・・・・・その顔を見ていると涙が出てきた
でもその涙は・・・・血の涙だった
「キサマァ・・・・よくそんなことがいえたな・・・・・もとはと言えばおまえが・・・来る日も来る日も(3日間)・・・・・ミスばかりするからだろうが!!!!」
脳裏に浮かぶのは失敗したときのおっさんの口癖・・・・この長い歳月(3日)の間何100回と聞いてきた言葉だ
「なああああにが!!!!素晴らしく運がないなきみは!!!だ!てめえ・・・・!!ねえのはお前の腕だけだっつうの!!!!!」
そう叫ぶと後ろからたくさんの視線やヒソヒソという話が聞こえるがそんなことは関係ない・・・・いま大切なのはこいつの首をいかに残酷に取り、無惨に晒してやるかだ
「ちょ・・・あんたレガリアの強化終わって+10になったんでしょ!?もういいじゃない!!!ほら!そろそろ行くよ!!!」
「キラ!!!!あんたは分かってない・・・・我が愛しのレガリアちゃんがやっと完成したんだ・・・・・今こそこの杖の試し撃ちをこいつでしてやる・・・・」
そう言って腕を掴んできたキラを振り払い、私はドゥドゥに向かって指を突き付け高らかに宣言した!!!
「勝負だ!!!ドゥドゥ!!!!!今日が貴様の命日だ!!!!!」
そうして私の・・・・最終決戦が始まる!!!!!!!
「空豆さん、私帰ってもいいですか?」
隣の貂火がそういうがもちろん帰すわけがなかった・・・・・・・
~アークス専用第4トレーニングルーム~
そこに連れてきたクソ野郎と向き合いながら私の眼は殺意に燃えていた・・・・!
「まったく・・・・アークスである君とただの従業員である私とでは戦力差がはっきりと見えているだろうに」
「しるかぁ!!!!長年の恨み・・・・・今日こそ貴様の首で支払ってもらおう!!!!!!」
私はレガリアを構え戦闘態勢に入る
「さあ!!!おまえも武器を構えろ・・・・・丸腰の相手に攻撃するほど恥ずかしいことはしたくない・・・・」
私は奴と違って常識はわきまえている最大限の譲歩をしてやった・・・・大人だからな!!!
「いや・・恥ずかしいことの前にドゥドゥは武器の戦闘目的での使用および私たちと違ってフォトン使えないでしょうが!!」
「あの・・・キラさん、空豆さんってその・・・バカなんですか?」
「・・・・・貂火・・・それは今さらな質問・・・」
後ろのギャラリー共がうるさい&失礼なことを言っているが気にしない、小さいことにいちいち反応するほど私は子供じゃないのだ!!!!
「ふむ・・・まあこんなことは慣れっこだからね・・・・私は」
そう言って目の前のクソ野郎が取りだしたのは・・・・・ん?小さなハンマーが・・・一つ?
「これが君みたいな頭に血の上りやすいアークスに対抗する私の武器だ・・・さあかかってくるといい」
「どこまでもなめくさりおってからに・・・・!!!!!!」
私は容赦なくレガリアにフォトンを込め・・・・・
「燃えろ!!!!!!!!クソ野郎!!!」
フォトンで生み出した炎を奴に向かって射出する・・・中級炎属性テクニック・・・・・ラ・フォイエ
唸る炎が奴のほうへ飛び私の視界を赤く染めた・・・・だが
炎が消えた後のその空間には何もいない・・・
「まだまだ君は甘い・・・・」
「!?」
至近距離で囁かれた時にはもう遅く私は腕を掴まれたと思ったら・・・・宙を舞っていた
「うぐっ!!!」
地面にたたきつけられ視界が白く染まる
「くそっ!!」
急いで起き上がり次の技を繰り出そうとした私はたいへんなことに気がついた・・・持っていたはずの愛しのレガリアちゃんが…・消えている
「探し物はこれかな?」
ドゥドゥはいつの間にか私より10メートルもの距離を置いていた、その手には愛しのレガリアちゃんが!!!!!
「かえせ!!!!それをかえせええええええ!!」
叫びながら駆けよる私の目の前でカン!カン!カン!とドゥドゥが持ったハンマーがレガリアちゃんにたたきつけられる
「そんなこと言われなくてもこれは返してあげるよ・・・・そんなに怒ると老けるぞ?」
ポイッと私の後ろに投げられたレガリアちゃんを私はドゥドゥに駆け寄るのを一度やめ、拾う
「これを私に返したのは貴様の判断ミスだ!!!しねええええええ!!!!!」
もう一度フォトンを込め奴がいる場所に正確にラ・フォイエをたたき込もうとして・・・・・
パキャーーーン・・・・・・・
私のレガリアちゃんが手元で爆発した、込めていたフォトンが暴発し私は床に転がる
「が・・・・・カハッ!!!」
熱い空気を吐き出した私の視界に飛び込んできたのは・・・・長い年月(3日)と私の大事なボーナス200万メセタをつぎ込んだ・・・・相棒だった
「う・・・・うわあああああああああああああ!!!!!!!!!レガリアちゃあああああああああああああん!?」
破片を拾い集め何とか直そうとするがバラバラになった杖は治らなかった
涙が後から後から流れてくる
「なんでだよ・・・・・これから私と楽しい思い出を作るはずだっただろ!?なんでもうさよならなんだよおおおお!!!!!なんで・・・なんでこんなひどいことができるんだよぉぉおお!!!」
あまりの出来事に頭より心で信じたくない
涙を滝のように流し床にうずくまった私の肩にポンと置かれる・・・・手
顔を上げた私が見たのはドゥドゥの満面の笑顔だった
「またきたまえ!!!!!」
「2度と行くかああああああああああああああああああ!!!!!ばかあああああああああああ!!!!!!」
そこまで叫び私の意識は闇に包まれていった・・・・・・
その次の日のいつもの3人と貂火ちゃんとで行ったヴォル・ドラゴン討滅戦の後
私は自らのチームタナトスの指のチームルームで
私はドゥドゥの肩を一生懸命もんでいた
「ドゥドゥ様!!!!いかがでしょうか!!!!!」
「空豆くん、君は肩をもむのが上手だね」
「そりゃどーも!!!で・・・いつレガリアちゃんは直していただけるのでしょうか・・・?
なぜ私が今、こんなにも憎い相手の肩をもんでいるかというと、粉々になったレガリアちゃんを見たドゥドゥの一言のせいだった
「これは直せるよ、ただ君が今回の事の謝罪の意味を込めて私に尽くしてくれるならね?」
だから、どうしてもレガリアちゃんをあきらめられない私はこうしてヤケクソ気味にクソ野郎の肩をもんで機嫌を取っているわけだ
「あの・・・・空豆さんにアークスとしてのプライドってものはないんでしょうか?」
「こら貂火ちゃん!見ちゃダメ!バカがうつるよ?」
「キラ!!!!おまえ後で覚えてろ・・・・・・!!」
そんな様子を見たミケや幽さんまでもがやれやれといった様子で告げてくる
「まったく、この男は対人戦に適しているという情報を知らずに挑むからそうなるんだ・・・大体、この男がたくさんの恨みを買いながら今まで生きていられることを考慮すれば、簡単に推理できるはずだが?」
「それができなかったからこうしてるんだろ?まったく・・・・そうされてると、オトオチここで昼寝もできやしねえ・・・」
「なら幽さんは仕事してください!!!!!まだ上に報告しないといけない報告書の山が残ってるんですよ!!!」
クリスは相変わらず大変そうだ・・・・・・そんなことを感じながら肩をもんで行く
「マスター!私も手伝いますって!だから終わらせましょう!そしてまた手合わせしてください!!!」
「それだけは僕が終わらせるわけにもいかないからね・・・・あの調査をやるにもまずそれを片付けないといけないよ。どれ・・・手伝いくらいならば上も文句言わないだろう・・・」
「私も頑張る!!!だから終わらせよう!!!かっちゃん!」
「しょうがないですねえ・・・・・・・私もやりますよ・・・・」
貂火、ミケ、リリさんにクリスまでも幽さんを手伝おうとする、あれ?私の扱いひどくない?
「・・・・空のそれは自業自得・・・・・」
心を読まれたのかまほに鋭い突っ込みを受ける・・・・くそ・・・手伝ってくれたっていいじゃないか
「空豆くん、次は腰ももんでくれ」
「ちくしょおおおおおおおお!!!いつかおぼえてろおおおおおおおお!?」
そんなドタバタした日常が私たち・・・チームタナトスの指のある日の一コマだった
続き?もちろん!!!続かない☆
最終更新:2012年11月21日 14:22